ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県市原市の「富士市原ゴルフクラブ」からラウンドレポートをお届けしていきます。
かつては「名門」として名を馳せ、接待ゴルフでも頻繁に利用されていた同クラブは、今ではアコーディア系列のゴルフ場になっています。
ちなみに「富士」という名称は、コースから富士山が見えるとかではなく、2022年に創業100周年を迎えた「フジパン」系列だった頃の名残だそうです。

かつての名門を想わせる雰囲気にあふれている
18ホール・6,837yardで構成される同クラブは、世界的な設計家であるロバート・トレント・ジョーンズJr氏が監修しています。

圏央道「市原鶴舞IC」を降り、約7分ほどクルマを走らせると、アコーディアの見慣れた看板が見えてきます。

少し長めのアプローチには、美しい木々が立ち並び、目や心を癒してくれるでしょう。

クラブハウスの佇まいは、かつての名門を想わせる雰囲気にあふれています。

まずはクルマを横付けして、ゴルフバッグなどを降ろします。ちなみにこの場所は、クラブハウスの2Fになります。

ゴルフバッグの積み下ろしはかつてとは異なり、もちろんオールセルフ。ゴルファー以外の人影もまったくありません。

クルマを駐車場に停めた後は、クラブハウスの1Fから入場します。

レセプションやレストラン、ゴルフショップなどは、階段を上がった先の2Fに設置されています。

開放的なレセプションは、上質な雰囲気も印象的です。

チェックインは、アコーディアカードを持っていると、至極スムーズです。ちなみに楽天GORAから予約したとしても、アプリでチェックインすることはできません。

1Fにあるロッカールームは、小部屋がいくつもある贅沢な仕様です。

今回は、平日&遅めスタートということで、総額5,990円。ロッカーを利用する際は、+440円となります。
230yardのドライビングレンジをはじめとした充実の練習施設
身支度を整えたら、まずは練習です。

同クラブは、2面の練習グリーンに加え、230yardのドライビングレンジや、アプローチ&バンカー練習場を備えています。

グリーンはベントのみで、この日は「9.0」と一般的な速さでした。

こちらはOUT側の練習グリーンで、その奥にドライビングレンジをはじめとした練習施設があります。

ドライビングレンジは全19打席。貸出ボールは、500円で25球という設定です。

緑が美しいドライビングレンジは、奥に向かって狭くなるので、実戦をイメージした練習ができそうです。

アプローチ&バンカー練習場は、例によって自分のボールで練習します。ただし、グリーンの奥はドライビングレンジなので、万が一、バンカーから“ホームラン”した際はいさぎよく諦めましょう。

こちらはIN側の練習グリーン。最終調整を終えて、ティーイングエリアへと向かいます。
「距離が短いミドルには罠がある」という“あるある”を体現
それではティーオフ!

10番ロング(青493yard、白462yard)には、7つのバンカーが効果的に配置されています。

なかでも、サードショット付近からグリーンの脇まで、左サイドには長~いバンカーが広がっています。

続く11番ショート(青176yard、白152yard)も、同じく左サイドがNGエリアになっています。

14番ミドル(青347yard、白309yard)は、左ドッグレッグの打ち上げで、窪地になっている左サイドがNGエリア。コース全体に共通しているのは、「距離が短いミドルホールには罠がある」という“ゴルフあるある”です。

16番ショート(青189yard、白167yard)は、奥にクラブハウスを望む、見晴らしのいい打ち下ろし。風がある日には、慎重な攻め方が要求されそうです。

17番ロング(青480yard、白452yard)は、池越えのショートカットも狙っていけるホール。

最終の18番ミドル(青383yard、白335yard)は、正面の“突き抜け”や、セカンドショット以降の右側に広がっている池に、要注意となっています。

あっという間にランチタイム。レストランは、実に落ち着ける雰囲気です。

「フジパン」だけに、この日は珍しくパンメニューの「ハムカツサンド(追加料金ナシ)」をセレクト。ハムカツというと薄っぺらいイメージですが、これは厚みがあり、なかなか美味でした(もっと分かりやすく撮れば良かったですね。。)

それでは後半へ。1番ミドル(青361yard、白337yard)はスタートホールらしく、フラットかつ真っすぐ。

続く2番ショート(青160yard、白139yard)は、高低差こそ無いものの、大きな池がプレッシャーをかけてきます。

6番ロング(青509yard、白484yard)はやや打ち下ろしで、左右の木々が気になるホール。このあたりで、アドレスを再確認するといいかもしれません。

7番ミドル(青・白307yard)は、「罠」がてんこ盛りです。ティーショットの落としどころは狭く、左サイドは絶対NG。グリーンは、左右に分かれた2段グリーンになっています。

カートナビに明示されているように、グリーンは右側が高く、左側が低くなっています。ちなみに、乗用カートはリモコン式でした。

写真だと起伏がいまいち分かりづらいですが、ピンと同じ段をしっかり狙っていきたいところです。

9番ミドル(青388yard、白350yard)は、左サイドに池が潜んでいます。ホールアウトまで気を抜かずにいきましょう。

心地よいクラブハウスや美しくも戦略的なコースを備える同クラブは、名門として面影を今でも残していて、ゴルフの醍醐味を満喫することができます。

ただし、どうしても目をつぶれなかったのが、バンカーやグリーンの状態です。プレイヤーのマナーの問題が大きいのですが、バンカーはどこも足跡だらけで、グリーンも穴ぼこだらけ。。
同伴したベテランゴルファー曰く、「バンカーやグリーンがまともになったら、今の値段では回れないよ(笑)」とのことでしたが、なんとか改善の方向を模索してほしいところです。
ちなみに同クラブでは、女子のステップアップツアーが毎年開催(2024年は7月24日~26日に開催済み)されているので、「その前後が一番コンディションが良いかも」とのことでした。