ゴルフはチノパンでも大丈夫!ゴルフウェアとの違いや活用のコツ
ゴルフはチノパンを履いてプレーしてもいいの? チノパンを履いているとゴルフ場で浮かないか気になる。
ゴルフウェアの定義が曖昧なため、 初心者ゴルファーにとってラウンド時の服装は悩みの種。 結論からいうと、チノパンはゴルフウェアとして代用しても大丈夫です!
ただし、チノパンはゴルフウェアのパンツと比べると3つの欠点があります。 マイナスポイントを押さえた上で、チノパンでのプレーに挑みましょう。
チノパンの欠点を補い、快適にプレーするためのコツも合わせて紹介します。
結論:チノパンはゴルフウェアとして使えます!
チノパンはゴルフウェアとして使用することができます。 チノパンはゴルフウェアではないものの、 コースで履いてプレーをしてもマナー違反にはなりません。 (側から見てゴルフフェアでないことを判別できる人は多くありません。)
そもそもゴルフウェアに明確な定義はなく、ゴルフ場によっても「服装規定」が異なります。 多くのゴルフ場が禁止にしているパンツ(ズボン)は、デニムやスウェットです。 それ以外のパンツであれば入場拒否をされたり、注意されることは基本的にありません。
また、チノパン風のゴルフウェアも各メーカーから販売されています。 そのため、ゴルフ場でチノパンを履いていても誰も気づくことはないでしょう。
ゴルフウェアは意外と高価です。 初めて間もない頃や、今後ゴルフを続けるかわからない段階での出費は避けたいですよね。 基本的にはユニクロなどで売っている数千円のチノパンを履いていっても問題ないので安心してください。
ハーフパンツのチノパンも原則OK
ハーフパンツ(半ズボン)のチノパンを履いてプレーするのも原則問題ありません。
ただし、メンバーさんの同伴が必須となるような超名門ゴルフ場ではハーフパンツを着用する際、ロングソックスを履かなければならない場合があります。 さらに、ハーフパンツでクラブハウスへの入場が禁止されているケースもあります。
一般の方々が上記のような名門ゴルフ場に行くことはほとんどないため、 チノパンのままゴルフ場に行って、そのままプレーしてもなんら問題はありません。
【検証】チノパンとゴルフウェアを3つのポイントで比較!
一般的なチノパンとゴルフウェアを実際にゴルフのラウンドで履いて実証実験を行いました。実証実験によるチノパンとゴルフフェアの違いをまとめます。
伸縮性 チノパン:良くない(ユニクロのストレッチパンツは良い) ゴルフウェア:良い
通気性 チノパン:悪い ゴルフウェア:良い
収納の利便性 チノパン:ポケットが小さい ゴルフウェア:ポケットが大きく、数も多い
チノパンとゴルフウェアの比較を詳しく解説します。
比較検証①:チノパンは伸縮性が低く可動域に支障がでた
チノパンはゴルフウェアのように伸縮性の高い素材で作られていません。 そのため、スイングするときにパンツのストレッチ性が低く、可動域が狭まるような感覚がありました。また動きが窮屈になり少しストレスを感じました。
ただ最近ではユニクロなどストレッチ素材を使ったチノパンも販売されています。 今回履いたチノパンは一般的なチノパンなのでストレッチ素材ではありませんでした。 ストレッチ素材で作られたチノパンを使ったり、ワンサイズ大きめのチノパンを履くことで、ゴルフフェアに劣っている伸縮性の部分をカバーできるでしょう。
また、チノパンで十分動けるかどうかは、実際にウォーキングをしてみたり、打ちっぱなしでボールを打ってみるといいでしょう。
比較検証②:チノパンは通気性、速乾性が低くムレが気になった
ゴルフウェアは伸縮性、通気性、速乾性が優れた素材で作られています。 最近のチノパンは伸縮性がかなり向上し優れていますが、通気性や速乾性まで兼ね備えているチノパンはなかなかありません。
ゴルフ中は汗をかくため、ゴルフウェアはムレを防いで快適にプレーできるように、通気性・速乾性の高い素材が採用されています。
実際にチノパンでプレーしてみると通気性や速乾性の劣りはかなり感じました。 ゴルフフェアを履いている時は汗によるムレをほとんど感じたことはありませんが、 実際にチノパンでプレーをしてみるとムレによるベタつき、ベタつきによるスイング中の引っ掛かりなどストレスを感じる場面が度々ありました。 対策としてはチノパンの中でも通気性がいい夏用のチノパンを履く。ワンサイズ大き目を履き、体とズボンの間に空気の隙間を作るとムレのストレスが軽減できるはずです。
比較検証③:チノパンはポケット収納の利便性が低かった
ゴルフウェアのパンツはポケット機能性も重要視してつくられています。 ゴルフ場でのラウンド中は、スコアカード、ティー、ボール、グリーンフォークなどをポケットから出し入れし、それぞれのタイミングで使用します。
そのためゴルフウェアのパンツはポケットの位置、ポケットの数、ポケット周りの伸縮性、ポケットの大きさなどをラウンド中のストレスが最小限になるよう設計されています。
今回履いたような普段着用のチノパンのポケットはスマートフォンや財布、ハンカチを入れることぐらいしか想定されていないので、ポケットの口が小さくティーやボールを出し入れしづらかったり、収納に関する機能性がゴルフウェアに劣っているように感じました。
もし自分のチノパンのポケットがゴルフ中使いづらい場合は、 ゴルフ用のポーチを購入するのがおすすめです。 ベルトを通して腰部分に取り付けることもできます。 そこにティーやボールなどをしまっておけば、チノパンのポケットは使わずにラウンドすることができます。
ゴルフでチノパンを着用する際によくある質問
ここでは、ゴルフでチノパンを使ってもいいか迷っている方から たびたび相談されることについてまとめておきます。 以下の3つの質問をQ&A形式でまとめました。
ベージュと黒はどちらがおすすめ
おすすめのチノパンコーデ
チノパンは何色でもいいのか
それぞれの項目の答えを以下で確認していきましょう。
Q. ベージュと黒のチノパンはどっちがいいの?
A.何色でも大丈夫です。
ベルトが通せるパンツであればとくにルールはないので、黒やベージュ、白などの自分好みの色のチノパンで構いません。 ただし、あまりにサイズ感が大きすぎてダボダボな着こなしはチノパンであっても避けたほうが無難です。
Q. チノパンに合う上着は?
A.袖付きのポロシャツがおすすめです。
ゴルフをプレーする際は袖付きシャツまたは、モックネックシャツであることがマナーの1つです。
初心者の場合は無難に襟付きのポロシャツを選びましょう。 上着もゴルフウェアである必要はありません。スイングに支障が出ない程度の伸縮性があれば普段着のポロシャツでも構いません。
また、熱中症や日焼け対策、頭部の保護の意味で帽子または、サンバイザーを着用しましょう。帽子もゴルフ専用ではなく一般的なキャップで問題ありません。
Q. チノパンでクラブハウスに入ってもいいの?
A.問題ありません。
ゴルファーの中には、ゴルフウェアのままゴルフ場にきて、着替えずそのままラウンド、そのゴルフウェアのまま帰宅という人もいます。 チノパンのままクラブハウスに行ってもなんら問題はありません。 ただし、ジーンズやスウェット、サンダル、タンクトップでの来場はほとんどのゴルフ場で禁止されているので覚えておきましょう。
まとめ:チノパンはゴルフウェアとして使用できる!
チノパンは、ゴルフウェアとして使用できます。 チノパンだからといって、マナー違反になることもないので安心してプレーを楽しんでください。
しかし、チノパンはゴルフウェアと違い以下のような欠点を持っています。
伸縮性がなく可動域が狭くなる
通気性、速乾性が低くムレやすくなる
ポケット収納の便利さに劣る
3つの欠点を知り、対策した上でチノパンを履いてラウンドや練習を行いましょう。