【ゴルフ場レビュー】四街道ゴルフ倶楽部(四街道市)
ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県四街道市の「四街道ゴルフ倶楽部」からラウンドレポートをお届けしていきます。
「日本一女性にやさしいゴルフ場」を目指しているという同ゴルフ倶楽部は、樹齢70年ほどの木々でセパレートされた、街中にたたずむ林間コース。コースレイアウトは、18ホール・5,675yardの「パー70」で構成されています。
夏季は早朝6:00スタートのスループレーも
東関道「四街道IC」から約10分、京葉道路「貝塚IC」から約15分の位置にある同ゴルフ倶楽部は、都心からのアクセス性もバツグンです。
今回は残暑が厳しい9月上旬ということで、早朝スルー(ランチ無し)を選んでラウンドしてきました。プレーフィーは、総額6,490円でした。
クラブハウスは、早朝5:30にオープン。オープン前の駐車場では、カラダをほぐし始めているゴルファーの姿がちらほら見受けられました。
チェックインは、アコーディアカードを持っていると至極スムーズです。ロッカーを利用する場合は、別途440円が必要になります。
ロッカールームは、シンプルかつ機能的な雰囲気でまとめられています。
もろもろの準備を済ませたら、「カート番号」を確認し、ゴルフバッグを指定のカートに積み込みます。
カートへの積み込みは“完全セルフ”になっていて、ゴルフバッグを固定するベルト掛けも自分たちで行います。
ちなみに併設されているゴルフショップも、早朝5:30からオープンしています。
早朝スルーの場合は「素振り専用エリア」を活用すべし
早朝ゴルフでは、カラダを少しでも目覚めさせることが重要です。
同ゴルフ倶楽部には、ひとつひとつは小粒ながらも、全4面のパッティンググリーンがあります(この日は1面がクローズ)。
こちらはOUT/INのスタートホールに挟まれた、中央のパッティンググリーンになります。
グリーンの速さは「9.5ft」とやや速めで、酷暑によって芝がハゲてしまった影響もあるようです。
約30yardのドライビングレンジ(25球440円)もありますが、こちらは6:00オープンのため、スタート時間によっては利用することができません。
少しでもカラダをほぐしたい方は、「素振り専用エリア」を活用するといいでしょう。
素振り専用エリアは、OUTコース寄りに4打席、INコース寄りに2打席が設置されています。
女性やビギナーのデビュー戦の場としても悪くなさそう
それではティーオフ! この日は10番ロングからスタートです。
同ゴルフ倶楽部は青ティからでも全長5,675yardしかないため、ある程度の飛距離をもつ男性の場合、ドライバーを握れる機会は数えるほど。筆者の場合は3回でした。
また、急激なドッグレッグが多く、ティーショットよりセカンドショットの方が長いクラブを選択するケースもあります。
12番ミドルは、ドライバーを使える数少ないホールのひとつ。早朝は逆光がまぶしいのですが、健康的な“朝活気分”が高まります。
13番ショートは、女性にやさしくない、谷越えのショートホールになっています。
15番ロングは、左サイドの林の奥が広いため、もっとも気持ちよくドライバーを振り抜けるホールになるかもしれません。
パー70となる同ゴルフ倶楽部は、全部で6つのショートホールが設定されているので、仲間内での「ニアピン選手権」とかも面白いかもしれません。
ちなみにOUT/INのどちらからスタートしたとしても、スタートホールはパー5、最終ホールは距離の短いパー3となります。
乗用カートはリモコン式。後席モニターでも、ピン位置や傾斜などが確認できます。
コースのあちこちには鉄橋が架けられているので、移動の際はご注意ください。
今回はタイミングが良かったのか、2時間15分という模範的なハーフラウンドが評価されたのか(違)、待ち時間もなく、すんなりと後半ハーフに突入です。
ティーイングエリアは、天然芝のエリアがあったとしても、人工芝のエリアにティーマークが挿されているケースが多かったです。
ちなみに2番ショートは、女性へのやさしさの一環(!?)なのか、レディースティのみ天然芝になっていました。
続く3番ミドルは、すべてのティが天然芝でした。人工芝にはダフった時のお助け効果があるかもしれませんが、やはり天然芝は気持ちいですね。
あっという間に、上がり3ホールの7番ミドルへ。ここでは奥に見えるバンカーに注目です。
バンカーをよくよく見ると、“ハート型”になっていることに気が付くでしょう。しかも、砂はややピンクがかっています。
たとえば彼女や意中の女性と2サムで回る機会には、あえてバンカーを狙って、想いを表してみてはいかがでしょうか……!? いや、バンカーの手前を狙っていきましょう(笑)。
ちなみにOUTコースの方がより民家に隣接しているのか、打ち込み注意の看板が散見されました。
ショートカットするメリットも無いので、一般的な男性の場合は、“アイアン&ウェッジショットを磨く場”と捉えた方が良さそうです。
女性用のアメニティやランチメニューにも力を入れているという同ゴルフ倶楽部は、女性やビギナーのデビュー戦の場としても悪くなさそうです。