ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は神奈川県川崎市の「久地ゴルフガーデン」から練習場レポートをお届けしていきます。
地域に愛されるアットホームな同練習場は、無料で利用できる弾道測定器の「TRACKMAN(トラックマン)」を全32打席に導入。入場料はいつでも無料で“ボール代のみ”というシンプルな料金システムを採用しています。

リニューアルオープンを控える老舗の打ちっぱなし
田園都市線の「二子玉川駅」からクルマで約5分の位置にある同練習場は、年中無休で早朝5:00~22:00まで営業中。

入口付近の電柱には、イエロー×ブルーが映えるゴルフバッグのオブジェが吊るされ、ちょっとした目印になっています。

同練習場のエリア内には、バッティングセンターとクライミングジムも併設されていて、駐車スペースは共用となります。

昭和49年に開業したクラブハウスは現在改装中で、2025年の12月に竣工予定になっています。

「安全作業の鉄則」は、ラウンド中の心構えに通ずるものがありますね。

フロントの受付開始は、平日10:00~、土日祝9:00~。早朝の時間帯は、フロントをスルーして直接ドライビングレンジに向かいます。
「TRACKMAN」レンジで効率的な練習をサポート中
各打席には、「TRACKMAN」用の大きなモニターやスマホスタンドが設置されています。

早朝の時間帯は、空いている打席から自由に選ぶスタイルです。

貸出ボールの料金は、平日の昼間(5:00~16:00)/夜間(16:00~22:00)/土日祝の終日(5:00~22:00)という3つの時間帯で区分けされています。
平日の昼間がもっともコスパが良く、それぞれ800円で50球/45球/43球、1,500円なら100球/95球/90球、2,300円なら160球/150球/140球といった具合に設定。また、全時間帯で共通の100円で5球という設定もあります。

貸出ボールのマシンは、現金・電子マネー・QR決済の利用が可能です。

打席の「TRACKMAN」は、スマホアプリをダウンロードして利用します。

各種設定や操作方法は、最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば、それほどの手間ではありません。
併設のバッティングセンターで“振る力”を強化!
それでは、練習スタート! とはいえ、この日は時間の都合上“5球入魂”を選択。1球20円と考えると、集中力が増す気がしないでもありません。

全長130yardのドライビングレンジは、100yard以降がちょっと狭い、いびつな形になっています。

天井のネットはやや低いので、ウェッジを中心に練習する場合は、1F打席を選んだ方が良いでしょう。

打席のマットは昔ながらのシンプルタイプで、ティーアップは手動式となります。

打席間隔はやや狭めですが、安全に配慮した気遣いが感じられます。

筆者が大好きな「鏡」は1F打席には無く、2F打席の右端にのみ設置されていました。

各打席には、「エアカーテン」なるものが設置されています。

見た目はちょっと不安になりますが(汗)、涼やかな風を打席まで届けてくれました。

その他、左右兼用のワイドスペースを確保した、予約優先のVIPルームも設置されています。

ちなみに入魂の5球は、58°/ドライバー/5U/8I/58°の順番で打ち尽くしました。

ドライビングレンジは小ぶりながら、より集中して練習できそうな「久地ゴルフガーデン」。
時には併設のバッティングセンターに立ち寄って“振る力”を強化するのも悪くなさそうです。