ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は茨城県稲敷郡美浦村の「美浦ゴルフ練習場(打ちっぱ)」から練習場レポートをお届けしていきます。
“コソ練の聖地”を名乗る同練習場は、現金のみというシンプルなシステムを採用し、早朝でも真夜中でも利用できる、コンビニエンスな24時間営業(月・水・金のみ)を実施しています。

月・水・金は、日の出から翌日の21:00までぶっ通しで営業中!
圏央道「阿見東IC」から約13分、同じく「稲敷IC」から約17分の位置にある同練習場は、年中無休で日の出から21:00まで営業中。

さらに月・水・金は、日付をまたいだ翌日の21:00まで、休むことなくぶっ通しで営業しています。

霞ヶ浦にほど近い同練習場の周辺には、ドライビングレンジが無い「桜ゴルフ倶楽部」をはじめ、多くのゴルフ場が点在しているので、ラウンド直前に利用するのも大アリです。

田園風景が広がる脇道を走り、急坂を上がっていくと、

練習場の全景が見えてきます。

早朝ならびに夜間は、左手の専用ゲートから入場します。同練習場は、すべての時間帯で“フロントスルー”かつ“現金のみ”となります。

毎日8:00~21:00は、フロントも営業中とのことですが、ゲスト対応の主な業務は「両替」になりそうです。

その一方、自宅に「シミュレーターを設置したい」「より実戦的なパターマットが欲しい」といった、ガチなゴルファーの要望に応えるサービスも展開しているようです。

入場ゲート脇の壁には、インドアゴルフの製作実績がずらりと掲示されていました。
無人営業時には、100円硬貨or500円硬貨or1,000円札を用意
この日はラウンド直前に立ち寄ったので、急ぎ足で練習を始めます。

ドライビングレンジは全28打席で、奥のネットまでは約230yard。

ドライバーで300yard超えというパワーヒッターの方は、15番よりも右サイドの打席を利用すると“三方よし”になるようです。

ボール貸出機は“現金のみ”に対応。料金システムは、10球100円/70球500円/160球1,000円の3種類で、まとめ買いするほどお得になる設定です。

ちなみに「おつりは出ません」のでご注意を。また、70球500円を利用したい時には、「500円硬貨」のワンコインが必要になるので、無人営業時には事前の準備をお忘れなく。

この日は、ミスタープロ野球こと長嶋茂雄さんを偲び、栄光の「3」番打席をセレクトしました(合掌)。

とはいえ、右サイドの打席はかなり日差しが眩しかったので(汗)、晴れた日の早朝は、中央や左サイドの打席を選んだ方が快適です。
早起きが得意なオヤジから夜型の若手まで“こっそり”サポート
練習を早々に終わらせて、その他の設備もチェックしていきます。

入場ゲートの目の前には、ウォーミングアップや体幹トレーニング用の「TRX」がぶら下がっていました。
TRXは、米国海軍特殊部隊の元司令官が開発したトレーニングシステムです。興味がある方は、ググってみてください(ググるはもはや、オヤジ用語でしょうか……)。

右奥の1番打席には、レッスン用なのか、弾道計測器が設置されていました。
ちなみに「1」は、ON砲の相棒・王貞治さんの背番号ですが、1番打席は左打ちではなく右打ちとなります。

パターマットは2か所に設置されていたものの、利用する人は少ない雰囲気です。

もしかしたら、販売しているパターマットの展示を兼ねているのかもしれません。

施設内の所々には、ちょっと怖い感じの張り紙が掲示されていました。とはいえ、安全運転中に覆面パトカーを発見した時のような感じ(!?)なので、常識的に利用する方にはまったく関係ありません。

一方では、傷付いたボールを効率的に回収しながらユーザーに還元する、一石二鳥な「Thank you 3球」というサービスも展開しています。
そういえば、入口の看板には「コソ練の聖地へヨウコソ」という看板がありました。もしや運営スタッフの中に、ダジャレ好きがいるのかもしれません。

コンビニエンスな営業スタイルを特徴とする「美浦ゴルフ練習場」は、早起きが得意なオヤジからYouTubeのゴルフ動画を夜な夜なチェックしている若手まで、様々なゴルファーの“コソ練”をこっそりとサポートしてくれそうです。