ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は静岡県伊東市の「伊東カントリークラブ」からラウンドレポートをお届けしていきます。
伊東の市街地から一番近くに位置するという同カントリークラブは、富士山や相模湾、初島を望む、風光明媚な丘陵コース。
その一方、全体的にトリッキーなホールが多く、グリーンの芝目も強め。飛距離よりも、ショットの正確性と“安全第一”な戦略性が求められます。

100円玉を握りしめてドライビングレンジへ
随所に敷き詰められた赤いカーペットが、昔ながらのゴルフ場を想わせる同カントリークラブ。

レセプションはやや煩雑な印象ですが、ロッカールームは簡素ですっきり。バスルームも清潔感があって、気を遣うことなく寛げる雰囲気です。

ドライビングレンジは大きな鳥かご風で、ウェッジのフルショットでは、奥のネットに届く前に、上部にボールが当たってしまいます。
あくまでも身体をほぐすことと、ショットの感触を確かめることがメインになるでしょう。

事前に用意しておくとスムーズなのが、100円玉です。練習用ボールの貸出は、サインやカードホルダーでは不可で、100円玉のみ使用可能になっています。

ドライビングレンジの横には、バンカー付きのアプローチ練習場もありましたが、使われている雰囲気はあまり感じませんでした。

パッティンググリーンは、ひとつひとつは小さいながらも全4面が用意されています(この日は2面がクローズ)。

INコース・10番ミドルのティーグラウンド横には、パッティンググリーンに加えて、あまり見たことのない「素振り練習場」が! 周囲に注意しながら、スイングのリズムを整えておきましょう。

雄大なINコース⇔変化に富むOUTコース
それではティーオフ! 今回は雄大なINコースから、変化に富むOUTコースをラウンドしてきました。

2グリーン制のグリーンは、ティーイングエリアからの距離が長くなる「A」を使用。グリーンスピードは遅めの「8.0フィート」。
この遅いグリーンが、私を含めたプレイヤーを悩ませることとなりました。ちなみに乗用カートは、リモコン式です。

INコースのハイライトは、同カントリークラブ最長となる14番ロングになるでしょう。青ティから567yard、白ティからでも550yardとなるロングは、サードショット地点も打ち上げとなっています。

タフな14番ロングに続く15番ショートは、平坦な風景に心が緩みますが、スイングまで緩まないように注意が必要です。

ランチは、スペース的なゆとりを感じさせる2Fレストランにて。
オーダーはタブレットから行うのですが、スタッフの方が懇切丁寧に操作方法を説明してくれるので、「これなら口頭でオーダーを聞いてくれた方がぜんぜん早い……」と思わずにはいられませんでした。
そんなこんなで空腹に耐えられず、写真を撮り忘れたことに気付かないまま、「チキンソテー ~香味パン粉焼き~」を完食してしまいました。
ビギナー向けではない、眺望とチャレンジ精神を満たすコース
後半は、トリッキーなOUTコースへ。ティーショットのプレッシャーがかかるホールも少なくないですが、そんな時こそ、周囲の眺望を楽しむ余裕が欲しいところです。


5番ミドルのティーショットは、ボールの落ち際が見えない、極端な打ち下ろし。170yardを飛ばすクラブ選択が必要になります。

続く6番ミドルは、ティーショットがワイルドな谷越え。距離的にはまったく問題ないのですが、ゴルフがメンタルのスポーツであることを痛感させられるかもしれません。

8番ショートも、地味に痺れます。青ティからでも128yardと、距離はかなり短いのですが、目に飛び込んでくる風景が嫌な予感をふくらませます。

そうそう、グリーンは芝目が強いので、順目と逆目をいつもより意識した方が良さそうです。
グリーンスピードは8.0フィートと遅めですが、下りは傾斜と芝目によって、8.0フィートとは思えないほど転がっていってしまいます。
いかにタッチを掴むかも、このコースを攻略する鍵になりそうです。

そもそもハーフ2時間30分と、のんびりペースで設定されている同カントリークラブですが、この日は平日にもかかわらず、ハーフ3時間ペース。。。
カートナビが“プレーファースト”をしつこいぐらいに喚起してきますが、どうにもこうにも進みようがありません。
正直ビギナーにオススメできるコースとは言えず、眺望とチャレンジ精神を満たすコースなので、利用の際はご留意ください。