【ゴルフ場レビュー】東我孫子カントリークラブ(我孫子市)
ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県我孫子市の「東我孫子カントリークラブ」からラウンドレポートをお届けしていきます。
同カントリークラブは、利根川に面した、いわゆる河川敷コースなのですが、「河川敷はちょっとなぁ、、」と毛嫌いしてしまうのは、あまりにももったいない。
初心者のデビュー戦からシングルプレーヤーの調整まで、様々なレベルのゴルファーにとって“使える”コースになっているんです。
河川敷へ向かう前に「クラブハウス」でチェックイン
まずは受付時の注意点から。
同カントリークラブは、「クラブハウス」と「コース&練習場」が土手を挟んで分かれているので、ラウンドする際は、国道170号からちょいと脇道に入ったクラブハウスでチェックインを済ませましょう。
直接コースに行っても、クラブハウスの場所を案内されるだけです。
もしも「練習だけ」であれば、河川敷へ直接向かって大丈夫です。
そう、250ヤード・85打席を備えたドライビングレンジやパッティンググリーンは、コースを回らなくても利用できるのです。
ドライビングレンジに「打ち放題」の設定はなく、50球~300球(!)までの料金表が掲げられていました。
行き届いたコースメンテナンスが大きな魅力!
早速ティーオフ!
コースの総ヤード数は、レギュラーティは短めの5,991ヤード。
バックティなら6,477ヤード。
変則的な18ホールではなく、OUT&INコースともに、ショートとロングを2ホールずつ、ミドル5ホールのパー72で設定されています。
特筆したいのは、行き届いたコースメンテナンスです。
河川敷という不利な条件ながら、フェアウェイもグリーンも驚くほどにキレイ。
フェアウェイには芝が薄い箇所もありますが、そこまで贅沢を言うのは酷でしょう。
高麗グリーンは2グリーン制を採用していて、うまくローテーションして管理しているようです。
ただし、グリーンは小さく硬いので、乗せるまでが一苦労。
乗せてからも、カップ際の芝目で苦労させられるかもしれません。
自走式のカート(ナビ無し)は、天候やコースコンディションにもよりますが、基本的には「フェアウェイへの乗り入れ」が可能!
多くのゴルファーに愛されている理由のひとつがこれです。
ランチは1,320円~と、特段リーズナブルではないのですが、和洋中の多彩なメニューを揃えています。
この日は、名物だという「栃尾の油揚げと平打ちうどんのキノコのつけ汁きつねうどん(やたら長い……)」を美味しくいただきました。
INコースは左サイド、OUTコースは右サイドが危険
最後に攻略法を少々。
INコースは、11番~15番ホールが利根川沿いなので、左サイドが危険地帯。
チーピンや引っ掛けは禁物です。
OUTコースは反対に、2番を除く1番~5番ホールが土手沿いなので、右サイドが危険地帯。
スライス癖のある人は、少しプレッシャーがかかるかもしれません。
土手の下半分ほどは、ローカルルールでフェアウェイに戻してから打つことになります。
上半分のOBエリアは、牧草のような草がもしゃもしゃしているので、目視でボールを見つけることは不可能に近いぐらい困難。
もしもOBエリアに入ってしまったら、ロストボールを覚悟しておいた方がいいでしょう。
また、行って戻っての河川敷コースという特性上、ホールとホールが隣接している場所が多いので、ボールを曲げた際には、「ファー!」の掛け声をいつもより大きめの声でお願いします。
東我孫子カントリークラブは、起伏やドッグレッグといった技術や戦略が求められるシチュエーションこそ少ないですが、ラウンド経験の浅いビギナーを気楽に誘えるゴルフ場としても重宝するはずです。