【ゴルフ場レビュー】市原京急カントリークラブ(市原市)
ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県市原市の「市原京急カントリークラブ」からラウンドレポートをお届けしていきます。
京急=京浜急行電鉄が運営する同クラブは、乗用カートやクラブバスなどに京急の「赤」を奢り、スタートホールのティーマークは、マスコットキャラクターの「けいきゅん」が務めています。
鉄道会社らしいホスピタリティの高さも印象的で、無料のモーニングサービスも実施しています。
朝ごはん抜きでも安心! 無料のモーニングサービスを実施中
館山自動車道「姉崎袖ヶ浦IC」ならびに「市原IC」から約20分の位置にある同クラブは、全長6,715yardの18ホールで構成され、ベント&高麗の2グリーン制を採用しています。
ゴルフ場へ向かうアプローチでは、「Welcome!」の看板がお出迎え。
その右側には、「KEIKYU C.C.」と刈り込まれた植栽もあります。車道からはよく見えませんが、最寄りにある「新東京ヘリポート」のヘリコプターを利用すれば、よく見えるかもしれません。
クラブハウスに横付けすると、スタッフさんが手早くゴルフバッグなどを預かってくれます。
チェックイン時は、「楽天GORA」のアプリを利用すると至極スムーズです。この日のラウンドフィーは、平日ランチ付きで11,980円でした。
無料のモーニングサービスを“全部盛り”にした図がこちらです。トーストやクロワッサンは、オーブントースターでこんがりと焼き上げることができます。
また、化粧室には歯ブラシも用意されているので、腹六分目&お口スッキリで練習に向かいましょう。
点在している練習施設を効率的に活用しよう
クラブハウスを出ると、レトロテイストの「けいきゅん」が出迎えてくれます。
パッティンググリーンは、右手からベント・ベント・高麗の全3面が用意されています。
グリーンはどれも小粒ですが、2グリーン制を採用している同クラブでは、途方もなく長いパットに直面する機会は無さそうです。
また、高麗グリーンは“高麗感”が控えめなので、芝目のチェックも神経質になる必要はありません。
この日の使用グリーンは「高麗のAグリーン」で、グリーンスピードは「8.5ft」でした。
マスター室には、再生素材で作られたボールマーカーが用意されていました。他の京急グループと同様、サステナブルな活動にも取り組んでいるようです。
駐車場側にあるドライビングレンジは、全8打席&奥のネットまでは47yard(と、公式サイトに書いてありました)。
貸出ボールは、30球400円。マスター室にある用紙にロッカーナンバーと名前を記入の上、専用のコインを受け取ります。
ドライビングレンジへと向かう道すがらには、バンカー練習場も用意されています。
INコースのスタートホール脇にはアプローチ練習場もあり、貸出ボールが無数に転がっていました。
こちらはOUTコースのスタートホールからも程近いので、アプローチのフィーリングを確かめておきたい方は、スタート時間ギリギリではなく、早めに立ち寄っておくといいかもしれません。
ビギナーはもちろん、“鉄ちゃん”や食いしん坊さんにもオススメ
それではティーオフ! この日はINコース、短めの10番ロング(レギュラーティの高麗グリーンで465yard)からスタートです。
スタートホールのティーマークは、バック・レギュラー・レディースを問わず、すべて「けいきゅん」が務めています。
前組の位置を確認しつつ、出発進行!
乗用カートはリモコン式。いきなりの注意アナウンスなのですが、乗用カートは旧タイプなので、前方の障害物に反応しません。
一方、カートナビは最新式で、後席モニターからもグリーンの傾斜やピン位置を確認できます。
あえて例えるなら、衝突被害軽減ブレーキが搭載されていないクルマに、最新のサイバーナビが装着されているような状態(!?)です。
11番ショート(同150yard)には、ホールインワン賞の看板が!
が、やはりというか、“キャディ付きで達成”した時のみに適用されます。
ちなみにホールインワン賞は、OUT/INのショートホール、全4ホールに設けられています。
12番ミドル(同350yard)は、フェアウェイも広く、気持ちよく打ち下ろしていけるホールです。
15番ショート(同150yard)では、キャディ風のスタッフさんが忽然と姿を現しました。まさかのホールインワン・チャレンジとも思ったのですが、単なる進行サポートの方でした。
とはいえ、「わっ、ホールインワンしちゃうかも!」と驚かせたくなるのがゴルファーの性(さが)ってもの。いつもならグリーンセンターを狙うのですが、ピンをデッドに狙ったところ……、見事にグリーンすら外しました(涙)。
さてさて、チェッカーズの名曲『ジュリアに傷心』が頭に浮かんできたところで(古っ)、お楽しみのランチです。
この日は「盛りもり野菜カレー(追加料金ナシ)」と悩みつつ、色々とオマケが付いた「ボロネーゼ(同)」をセレクトしました。
ちなみにランチでは、どのメニューを選んでもサラダバーが付いてきます。これは嬉しい!
OUTコースの1番ミドル(同350yard)では、またもや「けいきゅん」がゴルファーの旅立ちを見送ります。
通勤快速のごとく一気にホールを飛ばして、7番ミドル(同370yard)のティーグラウンドに。
通過駅(!?)となった4番ミドル(同370yard)は、バンカーがひとつも無い、珍しいレイアウトになっています。
9番ミドル(同330yard)は、2本の立木がセカンドショットの難易度を高めています。
というわけで、本日も無事にラウンド終了。この日はエアガンで芝や土を吹き飛ばしつつ、用意されていたシューズクリーナーでお手入れしておきました。
フラットで広々、メンテナンスもホスピタリティも行き届いた「市原京急カントリークラブ」は、ビギナーはもちろん、“鉄ちゃん”や食いしん坊さんにもオススメです。