ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は埼玉県さいたま市の「武蔵野グリーンゴルフ」から練習場レポートをお届けしていきます。
最長130yardのドライビングレンジを備える同練習場は、昭和レトロな銭湯を想わせる外観や、そこかしこに設置された数多くの「鏡」をアイデンティティとしています。

実にユニーク! 昭和レトロな銭湯を想わせる外観
首都高速「戸田南IC」から約10分の位置にある同練習場は、夏季(4月~10月)は6:00~20:30、冬季(11月~3月)は6:30~20:30まで営業中。

外観は昭和レトロな銭湯を想わせますが、裏に見えているネットやグリーンの“のぼり”が、紛うことなき打ちっぱなしであることを示しています。

武蔵野線の高架を挟んだ反対側には、43台分の駐車スペースを確保しています。

駐車スペースは高架をくぐった右手側の方が奥まで広く、

左手側の方がこじんまりとしています。

打席料が無料となる早朝は、クラブハウス右手のゲートから入場するようですが、

朝7:00ぐらいに来場した今回は、正面のゲートもすでに開放されていました。聞くところによると、同練習場はもともと農家の家だったらしく、早起きは得意なのかもしれません。
ピッカピカに磨かれた床が、清々しい時間を演出

ロビーはピッカピカに磨かれた床が印象的で、この日はどんよりとした曇り空ながら、清々しい朝の時間を演出していました。
同練習場は、毎日オープンから8:30までの早朝は入場料が無料。1F打席は500円で50球、2F打席は同じく500円で55球を打つことができます。
早朝は「現金精算のみ」となるので、500円硬貨や1,000円札などの準備をお忘れなく。

一方、通常の時間帯は「プリペイドカード方式のみ」となり、券種は2,000円/3,000円/5,000円/10,000円の4種類を用意。
“オマケ”が付くのは最高額のプリペイドカードだけで、10,000円で11,000円分の利用が可能となります。
また、平日の8:00~18:00限定ですが、打ち放題メニュー(入場料込みで60分1,300円~)も設定しています。

ちなみに券売機の奥には、ちょっとした古民家カフェ風のスペースがありましたが、現在は使用不可とのこと。こちらの床も、驚くほどピッカピカでした。
打席後方の「鏡」の数は、おそらく全国でもトップレベル!
銭湯にいるようなリラックスした気分で、ドライビングレンジへと向かいます。

その道すがらには、箱庭みたいな和風のスペースと、

無料で利用できる屋根付きのパッティンググリーンが設置されています。

早朝の時間帯は、右手にある現金投入ボックスを利用して、貸出ボールをゲットします。

案内表示には、ご覧のとおり「1,000円分についてはおつりが出ませんので、御注意下さい」と明記されていましたが、実際には1,000円札を投入した場合でも、500円のおつりを出すことができます。
少しばかり「??」ですが、とくに利用上の不便はありません。

打席数は、1F/2Fにそれぞれ16打席。各打席では、昔ながらの見慣れた風景が広がっています。

貸出ボールを流し込んだら、練習スタートです!

同練習場は最長130yardしかありませんが、徐々に狭まっていくネットが、ターゲット意識を高めてくれます。

また、80yard付近までは天然芝が敷かれているので、アプローチの練習も存分にこなすことができます。

ちなみに金曜の早朝に訪れた今回は、1F打席がほぼ満席だった一方、2F打席は貸切状態でした。

特筆すべきは、そこかしこに設置された「鏡」です。同練習場では、右端打席の正面だけでなく、ほとんどの打席の「後方」に鏡が設置されているのです。

キャディーバッグが映っている後方の鏡は、打席から見るとちょうど真後ろの位置です。

場内をぐるりと一周してみると、より大きな鏡が設置されている打席や、

後方の窓に鏡をはめた打席などがあり、とにかく鏡だらけです。

もしも「打席後方の鏡の数ランキング」があれば、全国でも上位に入りそうな「武蔵野グリーンゴルフ」は、より美しいスイングを手に入れたいゴルファーにうってつけかもしれません。