ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県市原市の「浜野ゴルフクラブ」からラウンドレポートをお届けしていきます。
名匠・井上誠一氏が手掛けた同クラブは、“永久不滅”のフェニックスをシンボルマークに、名門としての輝きを放ち続けています。ラウンドスタイルは、ゴルフの醍醐味を堪能できる歩き+キャディ付きが基本となります。

モダンかつ格調高い雰囲気をかもし出すクラブハウス
京葉道路の「蘇我IC」から約18分の位置にある同クラブは、雄大な大地に抱かれた、全長7,217yard(Aグリーン)/同7,209yard(Bグリーン)の美しい18ホールで構成されています。
近年では、JLPGAツアーの「パナソニックオープンレディース」も開催されています。

エントランスの左コーナーを駆け上ると……

一流としての風格を漂わせる、モダンなクラブハウスが見えてきます。そして、お揃いのユニフォームを着たスタッフが、ゲストを温かく出迎えます。

チェックインは、すべて手書きの昔ながらのスタイルを継続。普段はついつい殴り書きしてしまうのですが、格調高い雰囲気が、丁寧に書き記したい気持ちにさせます。
この日は、メンバーさんのご厚意に預かり、ランチ付きの総額17,400円(平日)でラウンドできました。

当然ながら、ゴルフショップも併設されています。

ロッカールームは意外と普通ですが、すべてが整然としている印象です。

カードホルダーには、事前にスコアカードとクリップペンがセットされていました。かゆいところに手が届く、細やかなおもてなしも一流の証です。

ちなみにこの日は、霧雨のラウンドとなったのですが、靴乾燥機や丸めた新聞紙、消臭スプレーがしっかりと用意されていました。
練習施設にも妥協なし。「王道之橋」を渡って本コースへ
身支度を整えたら、さっそく練習です。同クラブは、練習施設のクオリティにも妥協はありません。

この日は、パッティンググリーンとチッピンググリーンが、それぞれ1面ずつ用意されていました。

酷暑にも負けず、手入れが行き届いたグリーンは、9.0ftという速さ以上に、転がりの良さが印象的でした。もちろん、本コースのグリーンも同様です。

ドライビングレンジへと向かう道すがらには、広々としたバンカー付きのアプローチ練習場がありました。

他のゴルフ場とひと味違うのは、アプローチ用のボールや回収用の器具を用意している点にあります。時間が許せば、がっつり練習してみたかったところです。

200yard超のドライビングレンジは、ゆったりとした設計や凛とした雰囲気が印象に残りました。

貸出ボールは、1コイン25球で350円という設定です。

クラブハウスと本コースは、「王道之橋」と名付けられた厳かな橋で結ばれています。

橋の先には、OUT/INそれぞれのスタートホールが左右に見えてきます。「王道之橋」を渡るときには、なんとも言えない高揚感が沸き上がってくることでしょう。
ゴルフの本質や醍醐味を堪能できる、雄大かつ繊細な名門コース
それではティーオフ! この日は3組12名のミニコンペということで、和やかな雰囲気に包まれながらスタートです。

同クラブでは、ホール表記のプレートやヤーデージ杭などの人工物を極力排し、美しい景観をより際立たせています。

ホール表記のプレートは、ティーイングエリア周辺の地中に埋め込まれていました。

また、残り距離を表すヤーデージも、フェアウェイのところどころに配されています。
一方、“浜野攻略”の鍵となるのは、豊富な知識と経験をもつキャディーさんをフル活用させていただくことでしょう。

11番ミドル(Aグリーン・レギュラーティから381yard)は、フェアウェイにも匹敵する大きな池が広がっています。
筆者のティーショットは正面の木にヒットし、ベテランのキャディさんには「あの木に当たるのを初めて見ました」と褒められた(!?)ものの、あえなく池に跳ね落ちていきました。。

折り返しとなる12番ロング(同524yard)は、豪快なティショットが楽しめます。
実は同クラブにはOBがほとんどないため、飛ぶけれど曲がるというゴルファーは、気持ち的にゆとりが出るかもしれません。

13番ショート(同167yard)は、グリーンを囲むように池が広がる美しいホール。池に視線を奪われそうになりますが、実は4つあるショートの中で、もっともやさしいホールになります。

16番ミドル(同331yard)は、戦略性とドラマを秘めたレイアウト。ティーショットのクラブ選択が、ひとつの鍵になるでしょう。

18番ロング(同498yard)を含む一部のホールには、見映えを重視した、白い砂のバンカーが配置されています。

目も喜んだハーフを終え、お楽しみのランチタイムです。幅広の大階段を上がった先に、全面ガラス張りのレストランがあります。

レストランやテラスからは、2つのスタートホールと2つの最終グリーンを見渡すこともできます。

この日は「浜野定食」や「本マグロの鉄火丼」、「手伸ばしピッツァ」などと悩みつつ、「和牛グリルハンバーグ(+400円)」をセレクトしました。オススメです。

それでは後半スタート。キャディさんはゴルフクラブを積んだ電動カートを操り、フェアウェイを縦横無尽に移動します。
カートはグリーン周りを迂回するので、グリーンを外した場合はアプローチ用のウエッジを手にして歩いていきます。パターは基本的に、キャディーさんが持ってきてくれるのでお任せしましょう。

5番ショート(同137yard)は、全体的にフラットな同クラブとしては珍しく、やや高低差のあるホールになっています。春には、満開の桜が咲き乱れるそうです。

後半はカメラを置いて、コースや自然との対話をじっくりと楽しませていただきました。
本コースを“歩き”でラウンドするのはかなり久しぶりでしたが、芝の状態などの情報がダイレクトに伝わってきて、ゆったりとしたリズムや間も作りやすいので、スコアアップにもつながりそうです。
ゴルフの本質や醍醐味を堪能できる「浜野ゴルフクラブ」は、これまでもこれからも、多くのプレーヤーを魅了することでしょう。