【ゴルフ場レビュー】ムーンレイクゴルフクラブ 市原コース(市原市)
ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県市原市の「ムーンレイクゴルフクラブ 市原コース」からラウンドレポートをお届けしていきます。
PGMグループに属する同コースは、18ホールすべてにLED照明を備え、幻想的かつ快適なナイタープレーを楽しむことができます。夏場であれば、強烈な日差しや暑さを避けられるので、「絶対に日焼けしたくない」という女性とのラウンドデートにもうってつけです。
今回は残念ながらデートではなく、学生時代からの悪友とのマッチプレーでラウンドしてきました。
漆黒の空に映える“光るボール”が欲しくなる
館山自動車道の「市原IC」から約7分という好アクセスも魅力とする同コースは、午後半休や仕事帰りでもラウンドできる、18ホールスルーのナイタープランを最大の特色としています。
もちろん、ごく一般的な時間帯にスタートしてハーフターンする、通常プランも用意されています。
エントランスゲートをくぐり、意外と長いアプローチを上っていくと、左手にフットサルコート、正面にクラブハウスが見えてきます。
ゴルフバッグの積み下ろしなどはセルフで、自動ドアの右手にある茶色の棚に立て掛けます。
ナイタープランの場合、チェックインとともに会計を済ませ、すっきりした状態でティーイングエリアへと向かいます。
ドライビングレンジで練習する場合は、チェックイン時に申請して、1コイン(25球で500円)をゲットしておきます。
今回は17時台スタートのスループレーで、7,500円+別途のロッカー代が330円でした。
併設されているゴルフショップでは、7色に変化するという“光るボール”を探してみたのですが、どうしても見つけることができません。。
スタッフの方に尋ねてみると、「いまは品切れ中で、入荷の予定も無いんです……」とのことでした(涙)。光るボールを使いたい方は、事前にネットショップなどで入手しておく必要があります。
ちなみにレストランは、15:00でクローズとなります。ナイタープレーの際は、軽食やお菓子などを用意しておくとベターでしょう。
ドライビングレンジは日没まで。スタート時間はフレキシブル
身支度を整えたら、さっそく練習です。……と思ったのですが、スタート時間はフレキシブルに対応してくれるようで、予約時間より前の時間帯に空きがあれば、その場で組み直してくれます。
というわけで、今回はスタート時間を早めつつ、大急ぎで練習施設をチェックしていきます。
パッティンググリーンは全2面。写真手前のグリーンは広大なので、超ロングパットを練習してみるのも悪くないでしょう。
少し歩いた先には、打ち下ろしの250yardを確保した、全14打席のドライビングレンジを備えています。
ドライビングレンジにLED照明は無いため、練習できるのは「日没まで」となります。
快適なだけではなく、集中力が増す効果もある!?
それではティーオフ! 市原コースは、レギュラーティから6,108yard、レディースティからは4,797yardで、ビギナーや女性にやさしい設定となっています。
乗用カートは自走式。薄暮&ナイタープレーの場合、カートナビにスコア入力できないため、各種アプリや手書きのスコアカードを利用することになります。
フェアウェイへの乗り入れは、通常の時間帯であれば770円/人で可能となります。一方、薄暮&ナイタープレーの場合は乗り入れ不可で、カート道のみを走行します。暗くて危ないですもんね。
OUTの2番ミドル(レギュラーティから310yard)は、少しばかりプレッシャーのかかる景色ですが、レディースティはかなり前方に設定されているので、彼女とのラウンドデートでも安心です。
5番ショート(同157yard)を通過する頃、LED照明に火が灯りました。この時点ではまだ“ナイター感”はあまりなく、「日没了承」のラウンドと同じような雰囲気です。
6番ミドル(同486yard)に差し掛かる頃には、空が美しいマジックアワーを楽しむことできました。
後半のINコースに入ると、すっかり夜の帳が下りてきました。
ちなみにナイタープレーを特色としている同コースでは、ボールを見つけやすいよう、夏場でもラフを短く刈り込んでくれています。
実は日中に、夏ラフが深い「千葉新日本ゴルフ倶楽部」でラウンドしたのですが、その時よりもボールを見つけやすかった印象です(ショットが安定してきたのも要因のひとつかもしれません)。
こちらは11番ショート(同152yard)。ショートホールでは、ナイターゴルフ特有の不便さはなく、むしろグリーンが浮かび上がって見えるので、より集中力が高まっていきます。
13番ミドル(同388yard)は、ティーショット&セカンドショットともに池越えで、フェアウェイ左サイドに沿ってクリークまであります。とはいえ、暗くてまったく見えないので(笑)、必要以上にプレッシャーを感じることもありません。
ただただ素直に雑念なく、LED照明が照らしているエリアを狙っていくだけです。
グリーンの起伏やラインも、普段よりも見やすくなっているような気がしてきました。幻想的かつ静寂に包まれたラウンドで、感覚が研ぎ澄まされているのでしょうか。
写真を撮ることもいつしか忘れてしまい、プレーに集中してしまった初めてのナイターゴルフ。次回は“光るボール”を事前に用意して、できれば女性とラウンドデートしてみたいとも思った夜でした。
ちなみにクラブハウスのお風呂は、日付が変わる時間帯まで利用できるそうです。