【ゴルフ場レビュー】イーグルレイクゴルフクラブ(山武郡芝山町)
ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県山武郡芝山町の「イーグルレイクゴルフクラブ」からラウンドレポートをお届けしていきます。
PGM系列となる同ゴルフクラブは、‟レイク”という名が表すとおり、湖畔をイメージさせる美しいレイアウトを特徴としています。
コースガイドには、「アベレージゴルファーには優しく、アスリートゴルファーには厳しい」との説明書きがあり、正直「?」だったのですが、実際にラウンドして、その意味するところを理解しました。
オールセルフのアメリカンスタイルを採用
今回は13人ほどのミニコンペです。好天に恵まれたこの日は、カントリー調デザインのクラブハウスが青空によく映え、楽しいラウンドを予感させてくれました。
ちなみにプレーフィーは、平日ランチ付きで7,000円+ゴルフ場利用税600円という設定でした。
ゴルフバッグはセルフで降ろして、ラックの好きな場所に立て掛けます。
クラブハウス内は、高級感とカジュアル感がほどよくバランスされていて、リラックスできる雰囲気。
ロッカールームやお風呂が2階にあるのは、わりと珍しいスタイルです。トイレは狭くて個室も2つしかないので、1階のトイレを利用した方がスムーズかもしれません。
1階にあるレストランは、赤じゅうたんや赤茶色の調度品が、落ち着きのある雰囲気を作り出しています。
いつもはランチタイムのタイミングでご紹介するレストランですが、なぜこのタイミングかというと……
実は同ゴルフクラブでは、レストラン奥のテラスに、ドライビングレンジを配置しているのです。駐車場に面しているので景色はぱっとしませんが、コーヒーでも飲みながら、ゆったりとした気分で練習するのも悪くなさそうです。
プリペイドカード方式の貸出ボールは、40球で550円という設定。メンバーさんは、240球で1,650円というお得な価格で購入できるようです。
グリーンの速度は9.0ftと、ごくごく一般的。少しばかり驚いたのはその横の看板で、ゴルフバッグは「カートへの積み込みもセルフ」でした(後から気付きましたが、エントランスの看板にもその旨が明記されていました)。
アプローチ練習場は有料&パッティンググリーンはスタートホール横
同ゴルフクラブには、立派なアプローチ練習場も設置されているのですが、30分で550円という悩ましい設定でした。
ちなみにロッカーフィーも別途330円で、何かと小さな金額が積み重なっていく感じです。
気を取り直して、パット練習へと向かいます。パッティンググリーンは、OUT/INのスタートホールに、それぞれ1面ずつ用意されています。
とはいえ、10番ホールは約150メートル先、1番ホールはなんと1キロ先なので、歩いていくのは難儀。カートで向かうしかなく、一度行ったらクラブハウスに戻ってくることは考えられません。
となると、前述のアプローチ練習場は、無料で開放してくれてもいいような気にもなってきます。
こちらは、1番ミドルのティーイングエリアのすぐ横にあるパッティンググリーンになります。
起伏と‟レイク”が効いたチャレンジしがいのあるコース
それではティーオフ! OUTコースは「戦略性の高い林間コース」と紹介されています。
1番ミドルは視覚的に狭く感じますが、18ホール回った後から思い返すと、それほど狭くありません。逆にいうと、もっと狭い&狭く感じるホールがたくさんあったということです。
カートナビは見慣れたタイプで、カートは自走式となります。
こちらは3番ミドルのティーイングエリア。ご覧のように、いくつかのホールで人工芝が敷かれていました。
OUTコースで‟レイク”が初登場するのは、4番ミドルです。写真では分かりづらいですが、右側に大きな池が広がっています。
その次に‟レイク”が存在感をアピールしてくるのは、8番ミドルです。写真は、セカンドショット付近からの眺めになります。
よくよくカートナビを見ると、各ホールに「ニックネーム」が付けられているようなので、興味のある方はチェックしてみてください。
ランチは、ガッツリ系の「鉄板ガーリックライス(+530円)」にもそそられましたが、
無難に「そばとミニネギトロ丼(追加料金ナシ)」をチョイスしました。味はごくごく普通です。
後半のINコースは、「湖畔をイメージさせるレイクサイドコース」と紹介されていました。パッティンググリーンは、10番ミドルのすぐ傍にあります。
OUT/INコースともに、フェアウェイやラフの起伏が大きく、ボールの止まりどころによって、次のショットの難易度がかなり変わります。
この日は風はそれなりにあったものの、写真映えする日でもありました。
12番ショートでは、代名詞の‟レイク”がプレッシャーをかけてきます。
‟レイク”のハイライトは、13番ミドルになるでしょう。コースガイドの「アスリートゴルファーには厳しい」という説明書きの理由は、とくにレギュラーティからだとドライバーをすんなりと握れるホールが少なく、ティーショットの狙い目がタイトなホールが多いためです。普段よりも数倍、頭を使うことでしょう。
14番ミドルは、13番ミドルと同じ‟レイク”を反対側から眺めることになります。
右ドッグレッグとなる15番ロングも、右側の‟レイク”がかなり効いています。
16番ミドルは視界が開けているので、伸び伸びとスイングできるホールになっています。
ですが、右方向に14番ミドルのティーイングエリアがあるので、スライスにはご注意を。この看板、とても分かりやすくてGOODです。
17番ショートも‟レイク”越え。最終の18番ロングも右サイドに、長~い‟レイク”が続いています。
コースガイドの「アベレージゴルファーには優しく」という説明書きには、やや疑問符が付きますが、チャレンジしがいのあるコースであることは間違いないでしょう。