【ゴルフ場レビュー】潮来カントリー倶楽部(潮来市)
ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は茨城県潮来市の「潮来カントリー倶楽部」からラウンドレポートをお届けしていきます。
「平坦の中に変幻」と銘打たれた同カントリー倶楽部は、豊かな樹木で完全にセパレートされた27ホール(OUT/IN/SOUTH)で構成されています。
クラブハウスは、バブル時代の面影を感じさせる贅沢な造り。私はここ数年、打ち納めの年末コンペで必ず訪れているのですが、ゴルフ場全体に漂う優雅な雰囲気が、フェスティブムードを高めてくれます!
紳士の嗜みとしてゴルフを楽しむ人にぴったり
豪華なシャンデリアが出迎えてくれるクラブハウスは、レセプションも通路も広々としていて、豊かなゴルフライフを連想させます。
メンバー数も少ないようなので、競技志向ではなく、紳士の嗜みとしてゴルフを楽しみたい人にぴったりかもしれません。
いつもであれば一目散に練習場へと向かうのですが、今回は早めに到着したこともあり、2Fのラウンジでゆったりとした時間を過ごしてみました。
クラブハウスからティーイングエリアへと向かう風景も、優雅かつエキサイティングな1日を予感させてくれます。
一方で、練習環境もなかなか整っています。ドライビングレンジは10打席と少な目ながら、距離は250yardを確保。150yard付近に配置されたグリーンや、本コースを想わせる眺めも、ラウンドを想定した調整にぴったりです。
パッティンググリーンは、ドライビングレンジのすぐ側に1面と、
OUTコースへと向かうルートに1面。こちら側には、バンカー&アプローチ練習場も隣接されています。
水と樹木が美しい、多彩なコースレイアウト
それではティーオフ! OUTの1番ロングと2番ミドルは、比較的プレッシャーが少ないので、その日のドライバーの調子を確かめながら、ギアを少しずつ上げていきたいところ。
プレッシャーがかかるのは、4番ショート。ダイナミックな谷越えかつ池越え、さらにはグリーン周りのバンカーが大きな口を開けているので、番手選びにも悩まされそうです。
チャンスホールは、白ティから334yardという距離の短い6番ミドルになるでしょう。
左には池、右には打ち込むとやっかいな林がありますが、景観を楽しむ余裕を持ちながら正確なショットを放っていきたいところです。
9番ロングは、打ち下ろしからの打ち上げ。お楽しみのランチタイムに向けて、気持ちよくスイングしていきましょう。ちなみに乗用カートは、自走式です。
贅沢に味わってみたいランチメニュー
豪華なソファが並ぶ、2Fラウンジの横がレストラン。
ランチメニューは多彩で、お値段こそやや高めの設定ですが、お味の方はメンバーさんのお墨付きです。
今回は「美明豚ポークソテー膳」や「海老フライ&牡蠣フライ膳」にも目移りしながら、ヘルシーな「寒ぶり丼」をセレクトしてみました。
食欲が勝りすぎて、寒ぶり丼の写真を撮り忘れてしまったのですが(汗)、隣のテーブルに到着した「五目塩あんかけかた焼きそば」も、めちゃくちゃ美味しそうでした!
グリーンの状態も、自分の技術&メンタルの向上も望む
INコースのハイライトは、ハンデキャップ1の難関ホールである12番ミドルと、距離が短い打ち下ろしの14番ショートになるでしょう。
12番ミドルは、右サイドが修理中。狙い目は左サイドのカート道路のやや右ですが、カート道路の“左”に打ち込んでしまっても、土手の傾斜で転がり落ちてくることが多いようです。
実際、私は木のあたりまで左に大きく打ち込んでしまったのですが、ワンテンポ遅れて、フェアウェイにボールが転がり落ちてきました。
そのタイミングは、まるで誰かが投げて戻してくれたんじゃないかと思うぐらいでした(笑)
14番ショートは、白ティから131yardですが、かなりの打ち下ろしなので、実際に打つ距離は100yardほど。誰にでもチャンスがあるニアピンホールにうってつけです。
ちなみにグリーン奥の地下では、東関道・水戸線が走っているそうですが、走行音などは聞こえてきません。
コース全体で気になったのは、グリーンの状態が悪かったこと。芝は薄く、一部では土が見えるほどで、ややテンションが下がる感じ。
コンパクションも硬めで、タッチが合わせにくいのなんの。自分の技術が低いことを棚に上げて、ついついグリーンに八つ当たりしそうなほど。まだまだ修行が足りませんね。
2024年の年末コンペで、再び訪れる予定の「潮来カントリー倶楽部」。その時までにはグリーンの状態もさることながら、技術とメンタルも向上しているといいなと思う今日この頃です。