【ゴルフ場レビュー】長太郎カントリークラブ(成田市)
ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県成田市の「長太郎カントリークラブ」からラウンドレポートをお届けしていきます。
「日本一感じの良いゴルフ場」を目指しているという同カントリークラブは、2020年12月にクラブハウスやエントランス、駐車場などのリニューアルを実施し、どこもかしこもモダンでクリーンな空間が広がっています。
コースは、ドッグレッグが多めな印象の18ホール。今回は同伴したお姉さまのたっての希望で「カート乗入」のオプションを追加したのですが、「+550円/人」の元は十分に取れましたよ。
ストレッチルームを備えたモダンなクラブハウス
エントランスにクルマを横付けしたら、キャディバッグは載せたまま、まずは同乗者やボストンバッグなどを降ろします。
キャディバッグは50m先のバッグスタンドまで運ぶスタイルなので、ジェントルマンぶりを発揮するチャンス(?)でもあるかもしれません。
リニューアル済みのロッカールームは、清潔感あふれる雰囲気。ロッカーの扉の内側に、スリッパ掛けを備えた仕様もグッドです。
靴棚にスリッパを置く仕様のロッカーは、履いてきた靴とスリッパを重ねて仕舞う感じになるのがやや不満なんです。
贅沢をいえば、靴棚が2段あると、ゴルフシューズと履いてきた靴を別々に置けるので、お風呂に行くときにも便利で◎なのですが。やはり贅沢でしょうか。
それはさておき、クラブハウス内には、鏡付きの「ストレッチルーム」もあるので、ストレッチがてらスイングチェックするのも悪くないでしょう。
屋根付きのドライビングレンジも備える
パッティンググリーンは、全3面(この日は1面がメンテンナンス中)。その奥には、立派なバンカー付きアプローチ練習場がありますが、こちらはメンバー専用とのこと。
ビジター向けには、ドライビングレンジの横のちょっとしたスペースに、バンカー付きアプローチ練習場を用意してくれています。
250ヤードのドライビングレンジは屋根付きなので、雨だとしてもグリップが濡れる心配をすることなく、みっちり打ち込むことができます。スタート準備が整ったところで、いざティーオフ!
「カート乗入」のオプションもオススメ
コースは全体的にメンテナンスが行き届いていて、2グリーン制を採用するグリーンのコンディションも良好。難点は、カートナビが年季が入っているのようで、画面が見づらいところ。
また、8番ホールのティーグランドだけは、日当たりのせいなのか芝生が成長しないそうで、人工芝が敷き詰められていました(ラウンドしたのは11月下旬です)。
コースレイアウトは戦略的ですが、見晴らしが良いのでトリッキーという印象はなく、アベレージゴルファーであれば、どのホールでもドライバーを握ることができるでしょう。気持ちよく振り抜いていけるかどうかは、その時の調子次第でしょうか。
この日のラウンドで印象に残ったのは、OUTの3番ショートと、INの14番ミドルホールです。
距離が短い3番ショートですが、グリーンのアンジュレーションが複雑で、なかなかに苦労させられました。
打ち下ろしとなる14番ミドルは、左右を林に挟まれたティーグランドからの眺めに癒されます。その一方、セカンドショットはグリーン面が見えない打ち上げとなるので、縦の距離感を合わせるのがスコアメイクのポイントとなります。
そうそう、「カート乗入」のオプションは、一緒に回るメンバーや季節によっては“超オススメ”で、楽チンなだけではなくスロープレー防止にも役立ちます。
とくに18番ロングのレディースティは、カート道路から遠く離れた、フェアウェイを挟んだ反対側に設置されているので、エスコートしてあげると喜ばれることでしょう。
最後に、お楽しみのランチについて。「長太郎カントリークラブのゴハンは美味しい!」という遠い昔の記憶がかすかに残っていたのですが、今回その記憶が、鮮やかにアップデートされたことを報告しておきます。