ゴルフの始め方完全マニュアル!前準備からコースデビューまで徹底解説
「ゴルフを始めたいけど何から手をつければいいかわからない」
「ゴルフを始めるのにどれくらい費用がかかるんだろう?」
ゴルフに興味が湧いてきても、いざ始めようとすると躊躇してしまうかもしれません。
何事でも、はじめての経験は不安ですよね。
そこで今回は、初心者の方向けにゴルフの始め方を徹底解説します!
前準備からコースデビューまでの流れのほか、必要な費用まで紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
ゴルフを始める流れ
まずは、ゴルフを始めるにあたって、大まかな流れをおさえておきましょう。
1 . 最低限の道具を揃える 2. 練習場に通うorレッスンに通う 3. コースデビューする
ゴルフを始めるには、順序があります。
ゴルフを始めるからといって、いきなり道具一式すべてを揃える必要はありませんし、明日からすぐにゴルフコースデビューできるわけでもありません。
慌てずに、1つずつ始めていきましょう。
【ゴルフの始め方①】最低限の道具を揃える
まずは、ゴルフを始めるにあたって、最低限必要な道具を揃えましょう。
ゴルフコースに行くわけではないので、とりあえず下記の道具があればOKです。
・ゴルフクラブ2~3本
・ゴルフグローブ
それぞれ、詳しく解説します。
最初はドライバーとアイアン2本あれば十分
念のために説明すると、ゴルフクラブとはボールを打つための道具です。
コースデビューするまで、当面は次の2種類(合計3本)あれば十分でしょう。
・ドライバー ・アイアン(7番と9番)
ドライバーは、ゴルフクラブの中でもっとも飛ばせるクラブです。
ラウンドではほぼ毎ホール使うことになりますので、用意しておきましょう。
アイアンは、7番アイアンが1本あればOKですが、個人的に9番アイアンも持っておくことをおすすめします。
なぜなら、7番アイアンはボールが上がりにくく、下手をすると挫折しかねないからです。
9番アイアンなら、短くてボールが上がりやすいため、初心者の方でも比較的簡単に打つことができますよ。
そして、9番アイアンに慣れてきたら7番アイアンにシフトチェンジする、といった形が理想的な流れです。
なお、これらのクラブは、なにも新品を何万円も出して購入する必要はありません。
途中でゴルフが嫌になって辞めてしまう可能性も考慮して、中古ショップで安いクラブを買い揃えるといいでしょう。
中古ショップなら、1本数千円から手に入りますよ。
ゴルフグローブ
ゴルフグローブは、ゴルフクラブが滑って飛んでいかないようにするための手袋です。
滑り止め加工が施されていて、万が一の事故を防げますので、最初にかならず購入しておきましょう。
ゴルフグローブは、利き手とは反対の手に、片方だけ着けるのが一般的です。
たとえば右打ちの方なら、左手だけに装着するということですね。
それに合わせて、ゴルフショップでは「左手用」「右手用」と分けて売られていますので、間違えないようにしてください。
また、サイズも「22cm」や「23cm」などたくさんあります。
かならずお店で試着してから購入しましょう。
なお、色やメーカーは、お好みで大丈夫です。
ゴルフシューズはコースデビューの前に買えばOK
「ゴルフシューズはいらないの?」と思うかもしれませんが、最初は必要ないかなと思います。
というのも、ゴルフシューズは芝の上で滑らないように加工された靴で、ゴルフコース以外ではあまり必要ないからです。
人工マットが敷かれた打ちっぱなし練習場であれば、スニーカーなど動きやすいスニーカーで十分です。
ただし、お気に入りのおしゃれなスニーカーは避けましょう。
靴底がすり減ったりつま先部分に汚れがついたりして、後悔する可能性があります。
【ゴルフの始め方②】練習場に通う or レッスンに通う
必要な道具を一式そろえたら、打ちっぱなし練習場またはレッスンに通いましょう。
このステップで、コースデビューに必要となる最低限の技術を身につけます。
打ちっぱなし練習場に通う
打ちっぱなし練習場とは、打席料とボール代を支払って、ゴルフの練習をする施設のことです。
街中を歩いていると、緑色のネットが張られた施設をご覧になったことがある人も多いのではないでしょうか。
打ちっぱなし練習場の料金体系は、大きく分けて次の2種類です。
・ボール単価制(例:1球あたり10円) ・時間制(例:1時間あたり1,000円)
都市部に行くほど、1球あたりの単価は高くなる傾向があります。
また、時間制のほうが、ボール単価が安くなるところが多いです。
1回の練習にかかる費用相場は、だいたい2,000円から3,000円といったところでしょうか。
詳しくは、下の記事で解説しています。
ちなみに、ゴルフクラブがなくてもレンタル可能です(有料)。
なお、打ちっぱなし練習場に初心者がいきなり1人で行くのは危険なのでやめておきましょう。
思わぬ方向にボールが飛んで事故になる可能性があるほか、打ちっぱなし練習場には「暗黙のルールやマナー」があるからです。
はじめのうちは、ゴルフ経験者に付き添ってもらうようにしましょう。
服装は、下の記事で説明している通り、動きやすい格好であれば大丈夫です。
ゴルフレッスンに通う
ゴルフ初心者の方は、次の理由から、ゴルフレッスンに通うのがおすすめです。
・スイングの正しい「型」が学べる ・変な癖がつかない ・打球事故など練習場のトラブルを回避できる
レッスンの形態は「マンツーマン(1対1)」と「グループ(集団)」の2種類です。
マンツーマンレッスンは、生徒1人にレッスンプロ1人が専属でつくため、細かく指導を受けられます。
一方のグループレッスンは、1人のレッスンプロが複数の生徒を見るため、1人あたりの指導時間が短くなる傾向があります。
このため、マンツーマンレッスンのほうがグループレッスンより割高です。
施設によりますが、マンツーマンレッスンだと月2万円くらいから。グループレッスンだと月8,000円程度から受けられます。
金銭的な余裕があれば、個人別に細かく指導を受けられるマンツーマンレッスンがおすすめです。
【ゴルフの始め方③】コースデビューする
ボールを打つ技術をある程度身につけたら、いよいよコースデビューです。
まずは、ラウンドに必要な持ち物を揃えましょう。
ラウンドに必要な持ち物
ラウンドに必要なおもな持ち物は、次の通りです。
コースに行く前に、かならず揃えておいてください。
・ゴルフクラブ一式 ・ゴルフシューズ ・ゴルフグローブ ・ボール ・ティー ・帽子 ・ゴルフウェア
下の記事では、上記以外にも必要なものや、あると便利なものを一挙に紹介しています。
参考にしてください。
ゴルフコースでの流れ
ゴルフコースでの大まかな流れは次の通りです。
・フロントで受付する
・ロッカーで着替える
・事前練習をする(打球練習、パター練習など)
・10分前になったらスタートホールに集合する
・前半ホールをプレーする
・昼食・休憩
・後半ホールをプレーする
・帰宅する
慣れれば勝手に覚えるので、今の段階で流れを記憶する必要はありません。
「ゴルフはこんな流れでやるんだな」程度に、軽く読んでもらえれば大丈夫です。
ラウンド時のマナー
ゴルフのラウンド時にはルールやマナーが厳しく定められています。
具体的には、次の内容です。
・人が打つときは静かにする
・打つ人の視界に入らない
・グリーン上は走らない
・ディボット(ピッチマーク)はかならず直す
とはいえ、初心者の方が見てもイメージが湧きにくいと思います。
経験を重ねて覚えるしかないので、はじめのうちは上級者に連れて行ってもらい、実際にプレーしながら少しずつルールやマナーを学んでいきましょう。
ゴルフを始めるのに必要な費用
ここまでの内容を踏まえて、ゴルフを始めるのに必要な費用をまとめてみました。
・ゴルフ道具一式:5万円~20万円ほど
・打ちっぱなし練習場:1回2000円~3000円
・レッスン:1回2000円~
・ラウンド費用:1万円~
最初にゴルフ道具一式を揃えるのにまとまった費用がかかりますが、あとは1か月あたり2万円ほどでゴルフを楽しめます。
ゴルフを始めるのに適した年齢
ゴルフは始める年齢が早ければ早いほど、上達スピードが速いのは間違いないでしょう(スポーツ経験にもよりますが)。
ですが、ゴルフを「楽しむ」ということだけを考えれば、年齢は関係ありません。
40代や50代から始めても、頑張り次第でそれなりに上達しますし、十分に楽しめます。
実際に、僕の知り合いには50代からゴルフをはじめてシングルになった人もいます。
ゴルフを始めるのに、年齢は関係ありません。
もし年齢が原因でゴルフを始めようか悩んでいる人は、中古の安いクラブを購入するか知り合いから譲り受けるなどして、とりあえず始めてみてください。
きっとゴルフの楽しさや奥深さが理解できますよ!
まとめ
今回は、ゴルフの始め方についてお話をさせていただきました。
ゴルフを始めるには順序があります。
あせらずに道具を揃えたり打ち方を覚えたりしながら、ゆっくりとコースデビューに備えましょう。
コースデビューをしてしまえば、あとは経験を重ねていくうちにルールやマナーが勝手に身についていきます。
その段階になれば「脱初心者」ができて、ますますゴルフを楽しめるようになりますよ!