ゴルフのラウンドに必要な持ち物リスト!【初心者ゴルファー向け】
コースデビューの方やラウンドに慣れていない方は「持ち物は何を持っていけばいいんだろう?」「忘れ物はないかな?」と不安になるかもしれません。
この記事では、ゴルフのラウンドに必須の持ち物からあると便利な物までご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
ゴルフのラウンドで絶対に必要な持ち物
ゴルフのラウンドで、かならず必要になる持ち物をご紹介します。
「ないとプレーできない!」というものばかりなので、忘れないようにチェックしてくださいね。
キャディバッグ
キャディバッグとは、ゴルフクラブを収納・運搬するためのバッグのことです。
キャディバッグには次の2種類があります。
・カート型:頑丈でカートに乗せやすい
・スタンド型:自立式。軽く持ち運びしやすい
ラウンドではどちらを選んでも大丈夫です。
自分のお気に入りのキャディバッグを見つけましょう。
ゴルフクラブ
ゴルフクラブは14本までが、ラウンドに持ち込める数の上限です。
ドライバー、アイアン、パターの3種類があれば最低限のプレーはできますが、これら以外にもフェアウェイウッドやユーティリティ、ウェッジがあると、プレーの幅が広がります。
たとえば、下記はゴルフクラブのセッティングの一例です。
・ドライバー:1本
・フェアウェイウッド:2本
・ユーティリティ:2本
・アイアン:5本
・ウェッジ:3本
・パター:1本
それぞれ、組み合わせは自由です。
ゴルフボール
ゴルフボールは紛失するおそれがあるため、多めに持っていくとよいでしょう。
初心者の方の場合は、2ダース(24個)は最低でもバッグに入れておくのがおすすめです。
新品だと1ダース2,000円~7,000円ほどですが、ロストボールなら1球あたり100円以下で手に入ります。
ゴルフグローブ
ゴルフグローブは、グリップが滑るのを防ぐための手袋です。
利き手とは反対の手に片方だけ着けるのが一般的で、たとえば右打ちなら左手にグローブを着けます。
素材は大きく分けて「天然皮革」と「人工皮革」の2種類です。
それぞれにメリットやデメリットがあるので、わからなければお店の人に相談してくださいね。
ゴルフウェア
ラウンドにはゴルフウェアが必要です。
ゴルフ場には「ドレスコード」と呼ばれる「服装に関する決まり」があるからです。
違反すると、最悪の場合プレーを断られる場合があるので気をつけてくださいね。
一般的なプレー時の服装は次の通りです。
・襟付き、袖付きのシャツ
・ベルトを着用
・ロングパンツ(男性)、パンツ・短すぎないスカート(女性)
ちなみに、近年の猛暑の影響で、男性でも短パン着用が認められつつあります。
一方、次の服装はNGなので注意してください。
・Tシャツ
・タンクトップ
・キャミソール
・ジーパン
・カーゴパンツ
ゴルフ場ごとにドレスコードが違うため、事前にゴルフ場の公式サイトでチェックしておきましょう。
帽子
「帽子をかぶらなければプレーしてはならない」という規定はありませんが、ほとんどのゴルフ場で帽子の着用を推奨しています。
理由は、次の2つです。
・打球事故から頭を守るため
・直射日光から頭を守るため
ゴルフボールは硬いため、頭部に当たると危険です。
熱中症を防ぐためにも、帽子はかならずかぶるようにしてください。
ゴルフシューズ
芝生の上は滑りやすいため、ゴルフシューズをかならず履いてプレーしましょう。
ゴルフシューズは、大きく次の2つに分かれます。
・スパイクレスシューズ
・スパイクシューズ
スパイクとは、ゴルフシューズの裏面に取り付けられた「滑り止め」のこと。
滑りにくさの点ではスパイクシューズが勝りますが、スパイクレスシューズでもプレーに大きな支障はありません。
メンテナンス性の良さから、初心者の方の場合はスパイクレスシューズがおすすめです。
なお、スニーカーやサンダルはNGです。
ティー
ティーとは、ティーショットを打つときにボールを乗せる台座のことです。
ティーには「木製」と「プラスチック製」があります。
価格は木製の方が安いですが、折れやすい点がデメリットかもしれません。
途中で折れたりなくなったりする可能性があるため、少なくとも2~30本は携帯しておきましょう。
マーカー
マーカーとは、グリーン上のボールをマークするためのものです。
ゴルフでは、同伴競技者がパッティングをする際はマーカーでマークするのがマナーです。
忘れずに携帯しておきましょう。
ちなみに、ゴルフ場のマスター室にはプラスチック製の差し込むタイプが置いてあるので、忘れた場合は活用してくださいね(無料です)。
グリーンフォーク
グリーンフォークとは、グリーン上にできた凹み(ピッチマーク)を修復するための道具です。
ゴルフでは、自分の付けたピッチマークは自分で直すのが最低限のマナーです。
放置すると「あの人はマナーが悪い人」とレッテルを貼られる可能性があるため注意してください。
グリーンフォークの使い方は、下の記事で詳しく解説しています。
目土袋
目土袋とは、ショットしたあと、芝を削った箇所に砂を戻すための袋のことです。
袋とスコップがセットになっています。
多くのゴルフ場ではカートにセッティングしてあるため、ほとんどの場合、自分で購入する必要はありません。
ですが、数に限りがあるため、自分用を持っておくとよいでしょう。
ゴルフのラウンドであると便利な持ち物
ラウンドで「あると便利な持ち物」をご紹介します。
なくても大丈夫ですが、持っているとより快適にプレーが楽しめますよ。
カートバッグ
カートバッグとは、カートの後ろかごにも入るような小型のカバンです。
サングラスや日焼け止め、予備のボールなど、ラウンドで使う小物を入れておくのに便利です。
サングラス
日差しが強い日には、サングラスがあると役に立ちます。
とくに早朝や夕暮れなど日が傾いているときは、逆光がキツいのでサングラスは必需品かもしれません。
スポーツ用の偏光サングラスを購入すると、芝目などが見やすいですよ。
距離測定器
レーザーやGPSを使って距離を測定できる機械のことです。
グリーンまでの距離だけでなく、池やバンカーなどハザードまでの距離を表示してくれるため、スコアアップにつながります。
ボールケース
ポケットにボールを何個も入れるとかさばるため、ボールケースがあると便利です。
2~3個入るタイプが一般的で、700円から3,000円ほどで手に入ります。
ズボンのベルト通しに引っ掛けられ、すぐにボールを取り出せます。
スコアカウンター
初心者ゴルファーににおすすめなのが、スコアカウンターです。
ゴルフは自分でスコアを付けなければいけません。
ですが、最初のうちは何打かわからなくなることが多くあります。
スコアカウンターを持っていると、ボタンを押すたびに1打ずつ記録してくれるため、カウント漏れの心配がありません。
雨の日のラウンドに便利な持ち物
ゴルフは晴天だけでなく、雨の日のラウンドもあります。
そんなときに役立つ持ち物をご紹介します。
レインウェア
急な雨に備えて、レインウェアをキャディバッグの中に常備しておきましょう。
レインウェアはゴルフ用がおすすめです。
動きやすさやムレにくさが、普通の雨ガッパと違うからです。
機能やメーカーによりますが、5,000円~20,000円ほどで手に入ります。
着替えのウェア
雨予報の日は、着替えのウェアを準備しておくと役立ちます。
レインウェアを着ていても、濡れてしまう可能性があるからです。
午前中のプレーが終わったあとに着替えておくと、午後から気持ちよくプレーができますよ。
替えのグローブ
雨に濡れるとグリップ力が弱くなり、滑る可能性があるため、替えのグローブをいくつか用意しておきましょう。
ちなみに「全天候型」グローブは、雨に濡れてもグリップ力が落ちにくくおすすめです。
夏のラウンドに便利な持ち物
夏のラウンドでは、通常のラウンドとは違う持ち物が必要です。
塩飴
夏のラウンドでは塩飴を忘れずに携帯しておきましょう。
熱中症予防だけでなく、ミネラルの補給、疲労回復にも役立ちます。
同伴競技者に「おひとつどうですか?」と塩飴を配ると、コミュニケーションのきっかけになりますよ。
氷嚢
氷嚢とは、氷を入れて体を冷やすための袋のことです。
「アイシングバッグ」とも呼ばれます。
酷暑の中のラウンドは体力的にこたえるため、首筋や額を冷やすと熱中症予防ができます。
虫除けスプレー
夏のラウンドでは、虫除けスプレーを携行しておきましょう。
蚊や蜂、マダニなどの虫がたくさんいるからです。
とくにマダニは、感染症にかかると死にいたる可能性がある危険な虫なので注意しましょう。
虫除けスプレーはドラッグストアやホームセンターなどで手に入ります。
日焼け止め
真夏の炎天下で日光にさらされると、肌トラブルが起きてしまいます。
今後シミやそばかすが増えないよう、日焼け止めを持参して紫外線から身を守りましょう。
なお、日焼け止めは汗で落ちてしまうので、何度も塗り直してくださいね。
冬のラウンドに便利な持ち物
「寒くてもゴルフがしたい!」という人も多いでしょう。
冬のラウンドでも、通常とは違った持ち物が必要になります。
防寒ウェア
防寒ウェアは、冬のゴルフの必需品です。
アウターだけでなく、機能性に優れた防寒インナーもたくさん販売されているので、活用してください。
ポイントは、できるだけインナーで防寒対策をし、アウターを薄めにすることです。
厚手のアウターは動きにくく、スイングが小さくなりがちになるからです。
パンツは防風タイプを選ぶと、寒さをしのげます。
ネックウォーマー
ネックウォーマーを首に巻いておくだけで、体感温度はかなり変わります。
上からすっぽりかぶるものやボタンで止めるタイプなどがありますが、髪型やメイクの崩れを気にする人はボタンタイプがよいでしょう。
ニット帽
ゴルフでは帽子をかぶることが推奨されていますが、冬はニット帽がおすすめです。
耳まで隠れるタイプを選べば、寒さがマシになります。
ちなみに、ニット帽には「ツバあり」と「ツバなし」がありますが、マナー的にはどちらでもかまいません。
ゴルフ用ミトン
ミトンとは、手を保温するための大きな手袋のことです。
ホール間の移動などにミトンをはめておくと、冷えから手を守ることができます。
手がかじかまないので、ショットへの影響も少なくなります。
カイロ
カイロを体に貼っておくと、着込まなくても温かいためおすすめです。
カイロを貼るおすすめの場所は次のとおりです。
・首筋
・背中(左右の肩甲骨まわり)
・腰(左右2箇所)
ズボンのポケットに貼らないタイプを入れておくと、手を温めるのに便利ですよ。
なお、カイロでボールを温めるとルール違反になるので気をつけましょう。
まとめ
ゴルフのラウンドに必要な持ち物をご紹介しました。
すべてが必要というわけではありませんが、あるとより快適にプレーができると思います。
必要なものは、事前にチェックリストを作っておくと、忘れ物を防止できますよ。