ゴルフの誤球で慌てない!正しい処置とルールをわかりやすく解説
ゴルフ中に「このボール、私のじゃない」と気づいたり、同伴者から「そのボール、僕のだよ」と指摘されたことはありませんか? 誤球は、プレイの進行中に気がつくミスのため動揺してしまいますが、正しい対処法を知っていれば慌てずに対応できます。
この記事では、誤球とは何か、誤球が発覚したときの対処方法、そして誤球を防ぐためのポイントをわかりやすく解説します。
誤球ってなに?まずは基礎から確認しよう
まずは、誤球とはどんな状況のことなのか、誤球をしてしまうとペナルティがあるのを確認しておきましょう。
友達同士や知り合いとのラウンドでは、厳しい処置はしなくてもいいと思いますが、正式なルールを知っておくと一目置かれるかもしれませんよ。
誤球とは?
誤球とは、自分のボールではないものを間違って打ってしまうことです。
たとえば、ラフで他のプレイヤーのボールを自分のものと勘違いして打ってしまうケースがあります。
初心者の方は「そんなミス、私はしない」と思うかもしれませんが、同伴者が同じメーカーのボールを使っている場合もあるため、経験者でも間違えてしまうケースがあります。
こうしたトラブルを防ぐために、ショットを打つ前にボールをしっかり確認する習慣をつけておきましょう。
誤球をしてしまったときの公式ルール
誤球が発覚した場合は、ルールに従って適切に対処しましょう。
ストロークプレーの場合、誤球には「2打罰」を受け、正しいボールを使って元の位置からプレーを再開してください。
マッチプレーでは、そのホールは負けとなりますが、次のホールからは通常通りプレーを続けられます。
また、誤球に気づかないまま次のホールに進んでしまうと、競技失格となる場合があるためショットを打つ前には、自分のボールを確認する習慣をつけましょう。
誤球したときの基本ステップ
誤球が発覚したとき、どう行動すればいいのか迷う方もいるでしょう。そんなときは、慌てず冷静に対応することが大切です。このセクションでは、誤球が発覚した際の基本的な対処手順をわかりやすく説明します。
気づいたらまず確認する
誤球だと気づいた場合プレーを中断し、打とうとしていたボールが自分のものかどうかを確認します。
まず、ボールに印字されているメーカー名や、番号をチェックします。
また、あらかじめマジックペンでつけた、ラインやマークを確認するのもいいでしょう。
特に誤球が起きやすいのは、ラフや木陰など確認がしにくい場所です。
これらのエリアでは、他人のボールと間違えやすいため確認するようにしましょう。
他のプレイヤーへの配慮
誤球が発覚した場合、同伴プレイヤーに速やかに報告するようにしましょう。
「すみません、このボールは私のではありませんでした」と伝えるだけで十分です。
気がついた時点で正直に申告をして、誤解やトラブルが起こらないようにします。
ゴルフは自己責任で行うスポーツですから、正直に申告することがマナーです。
状況に応じた対処法
プレー中に他人のボールを誤って打ってしまう「誤球」は、公式ルールでは2打罰が科され、元の位置から正しいボールでプレーを再開する必要があります。
しかし、元の位置に戻ることが難しい場合も多いでしょう。
そのような状況では、各ゴルフ場が定めるローカルルールを適応するようにしてください。
例えば、前進2打罰のルールを採用しているコースでは、誤球に気づいた地点から2打罰を加えてプレーを再開します。
こういった対応をするとプレーの進行がスムーズになり、後続の組にも迷惑がかかりません。
誤球を防ぐためのポイント
ゴルフのラウンド中、「あれ、このボール、私のかな?」と迷う瞬間は誰にでもあります。
しかし、少し工夫するだけで誤球は簡単に防げます。
ここでは、初心者の方にも実践しやすい誤球防止のポイントをご紹介します。
自分だけの目印をつける
まずは、自分のボールに目印をつけてみましょう。
ボールにはメーカー名や番号が印字してありますが、間違えやすいためマジックで線を引いたり、イニシャルやハートを描いたりするのがおすすめです。
たとえば、赤や青のカラフルなラインを引くと、パッティングのときに方向を合わせる目安にもなるので一石二鳥です。
「星マークを描いてみたらかわいくてテンションが上がった!」なんて声もよく聞きますよ。
ショットの前に確認する
ボールを打つ前に、自分のものかどうかを確認する習慣をつけましょう。
「毎回確認するのが面倒…」と思うかもしれませんが、慣れてしまえば2〜3秒でできます。
特にラフでは、自分のボールと他の人のボールを間違えてしまう可能性が高くなります。
そういうときこそ、少ししゃがんでメーカー名や自分がつけたマークを確認するだけで誤球を防げます。
グリーン上でも、自分のボールを拾い上げる前に必ずマークを置くことを忘れないでくださいね。
同伴者と声を掛け合う
誤球を防ぐためには、一緒にラウンドする仲間との連携も大事です。
たとえば、ショット前に「ボール確認しました?」と軽く声を掛け合うだけで、お互いに安心してプレーできます。
また、同じメーカーのボールを使っている同伴者がいたら、最初に「私はこの目印をつけてます」と共有しておくとさらに安心です。
ちょっとしたコミュニケーションで、ラウンドの雰囲気もより良くなりますよ。
誤球を防いで、もっとゴルフを楽しもう!
「誤球」は誰にでも起こり得るトラブルの一つですが、ちょっとした工夫でそんな誤球は防げます。
たとえば、イニシャルや目印をボールに書いておくと、他の人のボールと間違える確率がぐっと減りますよ。
また、打つ前に「自分のボールだよね?」と確認する癖をつけるようにしましょう。
同伴プレーヤーとお互いのボール位置を確認し合うのも、誤球防止のポイントになります。
こうした工夫を取り入れて、ミスを気にせずのびのびとプレーを楽しみましょう!