こんにちは、ゴルフライターのとやです!
ゴルフでスコアを作っていく上で非常に大切なウェッジ。ショートゲームで信頼のできるウェッジに出会えるかどうかは、今後のゴルフ人生が大きく変わるといっても過言ではありません。
より進化したおすすめのウェッジ10選を紹介していきますので、ウェッジを新調したい!という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
タイトリスト Vokey SM10

引用:https://www.titleist.co.jp/product/vokey-sm10/852C-J%3ACA-RH%3ACBW-4610.html
ボーケイSMシリーズ10代目となったSM10。これまでツアープロから高い支持を受け続けているウェッジにはやはり理由があります。
これまでのボーケイを超えるウェッジたる所以は、構えたときの見た目とショットイメージがピタリと合致すること。
繊細なフィーリングが求められるウェッジでは、イメージと弾道のわずかなズレがスコアに直結する可能性があります。重心位置の進化やミーリング、溝のグレードアップなどはもちろんありますが、こうした数字に表れない完成度の高さが多くのゴルファーに選ばれ続けている理由でしょう。
やや低めの弾道を思うままにコントロールできる性能を持っているため、長めのピッチ&ランもイメージを出していきやすくなっています。
モデル名 | タイトリスト ボーケイSM10 |
ロフト角 | 46~62度(2度刻み) |
ソール形状 | Fグラインド:バンスをしっかり効かせられる万能型 Mグラインド:トゥ、ソールのバンスが削られフェースを開きやすい Sグラインド:トレーリングエッジを削りバンスが効き過ぎなず抜けが良くなる Dグラインド:トゥ、ソール、トレーリングエッジを削りバンス効果を確保しつつ操作性が高い Tグラインド:Dグラインドよりもさらに大きくトゥ、ソール、トレーリングエッジを削ったローバンスモデル Kグラインド:幅広ソールでバンカーに真価を発揮 |
その他の特徴 | ハイバウンス~ローバウンスまで揃っている |
発売年月 | 2024年3月 |
クリーブランド RTX ツアーサテン ウェッジ

引用:https://sports.dunlop.co.jp/golf/products/wedge/rtzts.html
新素材であるZ-ALLOYにより余剰重量をトゥ側に配置。さらにネック付近にも軽比重のセラミックピンを採用してこちらも余剰重量をトゥ側へ。
余剰重量をコントロールすることでより打点付近に重心位置がくるように設計されているウェッジがRTXツアーサテンウェッジです。
これによって飛距離と方向性を安定させることに成功しており、ウェッジに必要なコントロールショットの成功率を上げてくれます。
またラフやウェットの場面でも効果を発揮する深い溝と、表面の微細なミーリングで安定したスピン量をも確保。これまでのモデルよりも33%以上スピン量のバラツキを抑制してくれるデータも出ているので、スピンコントロールも思いのままです。
モデル名 | クリーブランド RTX ツアーサテンウェッジ |
ロフト角 | 46~64度 |
ソール形状 | LOW:トゥ、ヒール、トレーリングエッジを削り、高い操作性を備えたモデル MID:操作性を許容性を兼ね備えた中間モデル FULL:許容性の高いスタンダードな形状 ADAPT:トゥ、ヒール、トレーリングエッジに加え、リーディングエッジに面取りを加えて寛容性を高めたモデル |
その他の特徴 | トゥ側に重心を寄せて打点付近に重心を配分 |
発売年月 | 2025年2月 |
キャロウェイ OPUSウェッジクロム

引用:https://www.callawaygolf.jp/jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B8/OPUS%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B8-%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%A0%E3%80%90%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%A052W-56W%E3%81%AF%E7%B4%8D%E6%9C%9F%E6%9C%AA%E5%AE%9A%E3%80%91/p/BP_010087/configuratorPage/CPQCONFIGURATOR
キャロウェイの高い完成度を誇ったJAWSウェッジの基本性能をさらに高めたのがOPUSウェッジクロム。
溝の幅を狭くすることで、スコアラインを2本増やしておりウェットやラフの中など、悪コンディションからのショットでも安定したスピン量を確保しているのが特徴です。
またウェッジの溝そのものにも角を鋭くして、よりボールに食いつくよう「37Vグルーヴ」は継続して採用しています。そのためスピン量が前作よりも大幅に向上しています。
また打ち出し角は少し低めに出るように設計されておりコントロール性を向上させています。
モデル名 | キャロウェイ OPUSウェッジクロム |
ロフト角 | 48~60度(2度刻み) |
ソール形状 | S:スクエアに構えてもソールがしっかり機能してくれる W:最もソール幅が広い寛容性の高いモデル T:ローバンスモデルで構えたときにバンスが邪魔しない C:トゥ~ヒールのトレーリングエッジ側を大きく削りあらゆる打ち方に対応できるモデル |
その他の特徴 | 悪コンディション下でも安定したスピン量を確保 |
発売年月 | 2024年9月 |
PING BunkeR

引用:https://clubping.jp/product/product2025_bunkr.html
とにかくバンカーから脱出すること、この1点にのみ性能を追求したPINGのBunkeR。
14度のハイバンス設計かつ、砂にヘッドが潜らないワイドソールを採用して、どんなバンカーでもクラブを信じてスイングするだけで大丈夫。
バンカーの砂を滑るように抜けて行く専用のソール設計は、汎用性の高いウェッジでは実現不可能なほどやさしさを感じられるでしょう。
バンカーショットでの打ち方はスクエアに構えて、フェースもスクエアにして振り抜くだけ。バンカーに苦手意識を持っているゴルファーのキャディバッグに1本は忍ばせておきたいモデルです。
モデル名 | PING BunkeR |
ロフト角 | 64度 |
ソール形状 | ハイバウンス&ワイドソール |
その他の特徴 | バンカーに特化したウェッジ |
発売年月 | 2025年4月 |
PING S159

引用:https://clubping.jp/product/product2024_s159.html
PINGのS159は多くのソールラインナップから自分にぴったり合った1本を選びたいゴルファーにおすすめです。
グリーンを狙うショットやピンを狙うアプローチなど、多くの場面でウェッジに求められる性能は変わってきます。そのシチュエーションごとのショットをクラブがサポートしてくれるため、ゴルフが「よりやさしく」感じられます。
あらゆるライを1つのソールで済ませたいゴルファー。より寛容性の高い楽に打ちたいゴルファー。硬いライでもバンスに邪魔されたくないゴルファー。それぞれのシチュエーションで最適な1本を選んでいきましょう。
さらに溝が番手に応じて設計されているのも特徴で、あらゆる場面で求められる最適なスピン量がクラブによってオートマチックに出せるようになっています。
モデル名 | PING S159 |
ロフト角 | 46~60度(2度刻み) |
ソール形状 | Sグラインド:シチュエーションを選ばないオールラウンド Wグラインド:ワイドソールで高い寛容性 Bグラインド:ローバンスモデルで硬いライでもソールが跳ねにくい Hグラインド:トゥとヒールを削りマニュアル操作でウェッジを操る Tグラインド:Hグラインドよりもさらにトレーリングエッジを削りウェッジを自在に操れる Eグラインド:バンカーに特化したソール |
その他の特徴 | 溝を番手ごとに設計して最適なスピンコントロールを実現 |
発売年月 | 2024年3月 |
フォーティーン FR5

引用:https://www.fourteen.jp/products/club/wedge/detail.php?id=354
ウェッジのザ・スタンダードと言っても差し支えない高い完成度を誇るフォーティーンFR-5。
ウェッジはバンスを大きく作りミスに対して寛容性の高いモデルか、トゥやヒール、トレーリングエッジなどを削って操作性を高めつつ寛容性を犠牲にしたモデルとウェッジ独自の”色”を出したモデルが多くあります。
しかしFR-5はユニバーサルソールと呼ばれるソールでウェッジの持つバンスの寛容性は最大限に活かしつつ、あらゆる場面に対応できる操作性が魅力。
とにかくどんな場面でもこれさえあれば大丈夫と思わせてくれる汎用性の高さで、全幅の信頼を置ける1本になってくれるでしょう。
モデル名 | フォーティーン FR-5 |
ロフト角 | 46~60度(2度刻み) |
ソール形状 | ユニバーサルソールと呼ばれるソールで操作性と寛容性を両立 |
その他の特徴 | 全てのゴルファーのニーズに対応するスタンダードの新定番 |
発売年月 | 2025年5月 |
ブリヂストン BITING SPIN ウェッジ

引用:https://jp.golf.bridgestone/bs-products/bsg/b_series/wedge/bitingspin
モデル名 | ブリヂストン BITING SPIN ウェッジ |
ロフト角 | 48~60度(2度刻み) |
ソール形状 | Fソール:バンス効果を最大限に発揮できるモデル Mソール:トゥとソールのバンスを削り操作性を高めたモデル Aソール:FとMの中間で操作性と寛容性を両立したモデル |
その他の特徴 | 縦溝と斜溝を組み合わせて排水性を高めているためウェットでもフェースを開いても高いスピン量を確保 |
発売年月 | 2024年9月 |
キャスコ ドルフィンウェッジ DW-125G(セミグースネック)

引用:https://kascogolf.com/jp/dw125g/
ドルフィンウェッジと言えば圧倒的にバンカーに強いウェッジとして知られるモデルですが、待望のセミグースモデルがイチオシです。
前作まではストレートネックで操作性には優れるものの人によってはザックリしやすいイメージを持ってしまうことも。ややグースが入ることによって構えたときの安心感が増して、より多くのゴルファーが手に取りやすくなりました。
もちろん前作までのバンカー対応能力をそのまま踏襲。ドルフィンウェッジ独自のクアッドソールXで砂の抵抗を極限にまで軽減。苦手なバンカーも自信を持って挑める名作です。
モデル名 | キャスコ ドルフィンウェッジDW-125G |
ロフト角 | 46~64度(2度刻み) |
ソール形状 | QUAD SOLE X |
その他の特徴 | バンカーに強いと定評のあったドルフィンウェッジがセミグースになって出球が低くスピンが入りやすくなったモデル |
発売年月 | 2025年2月 |
ホンマ TW-W 2024 Chrome

引用:https://honmagolf.com/jp/product-details/10800#overview-section
HONMA契約プロの要望を形にしたモデルではあるものの、ヘッドを大型化して見た目にも安心して使えるような設計になっているのがTW-W 2024 Chromeです。
フェース面のミーリングをクロスに入れており、フルショットに限らずコントロールショットでもしっかりとスピンが入るように設計されています。
打ち方やフェース操作によってゴルファーの思いのままにボールを操ることができるのがTW-W 2024 Chromeの特徴です。
モデル名 | HONMA TW-W 2024 Chrome |
ロフト角 | 48~60度(2度刻み) |
ソール形状 | Iソール:トレーリングエッジを削りフルショットでも抜けが良いモデル Cソール:開いても使いやすいトゥとソールのバンスを落とした操作性の高いモデル Sソール:ソール全体でバンス効果を発揮するオートマチックなモデル |
その他の特徴 | 操作性に優れる独自のクロスミーリング加工をフェースに施している |
発売年月 | 2024年3月 |
ホンマ TW-W 2024 Copper

引用:https://honmagolf.com/jp/product-details/10802#overview-section
TW-W Chromeと双璧のウェッジで、Chromeはどちらかと言えばマニュアル操作。ゴルファーがフェースを開閉したり打ち込んだりと操作性を高めているのが特徴的でしたが、こちらのCopperは対照的にオートマチックなウェッジに仕上がっています。
特徴的なのはフェース面のバイトリブラインです。溝の間に凸状のラインを配置して、さらには56~60度のモデルではフルフェーススコアライン(全面にスコアラインが入る)を採用しています。
これによってあらゆるショットやアプローチでスピンが入るように設計されており、安定したスピンを計算できるオートマチックさに振ったモデルです。
モデル名 | HONMA TW-W 2024 Chrome |
ロフト角 | 48~60度(2度刻み) |
ソール形状 | Iソール:トレーリングエッジを削りフルショットでも抜けが良いモデル Cソール:開いても使いやすいトゥとソールのバンスを落とした操作性の高いモデル Sソール:ソール全体でバンス効果を発揮するオートマチックなモデル |
その他の特徴 | スコアライン上に凸型のリブラインを配置してより高いスピン性能を実現 |
発売年月 | 2024年3月 |
数多くのウェッジの中から至高の1本を

ウェッジは各社からたくさんの種類が出ており、それぞれ性能に違いがあります。
より特定のシチュエーションに特化したモデルもあれば、あらゆる場面で使いやすいオールラウンドなモデルまで、あなたにぴったりのウェッジをぜひ選び出してみてください。