ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県千葉市の「北谷津ゴルフガーデン」から練習場レポートをお届けしていきます。
池田勇太プロや稲見萌寧プロらを輩出した同ガーデンは、全長230yardのドライビングレンジや、関東圏では珍しい18ホール構成のショートコースなどを完備。昨年4月には、そのショートコースを舞台に、尾崎直道プロや丸山茂樹プロといった15人のシニアプロが競い合った『第1回 レジェンドカップ ゴルフトーナメント』が開催されています。

クラブハウス内には「萌寧ちゃん推しコーナー」も
千葉東金道路「大宮IC」」から約8分、京葉道路「貝塚IC」からは約15分でアクセスできる同ガーデンは、冬期は8:00~21:00まで、夏季は8:00~22:00まで営業中。

ショートコースは基本的に日没とともにクローズですが、金曜と土日祝は、西コースでナイター営業を行っています。

歴史の重みを感じさせるドライビングレンジは、2階建て・全80打席が用意されています。

クラブハウスも同様のデザインなのですが、こちらの壁は不思議なほどキレイです。

クラブハウス内には、萌寧ちゃん推しコーナーが設置されていて、ジュニア時代のキュートな写真も飾られています。ここ最近は腰痛の影響もあって低迷していますが、銀メダルを獲得した時の輝きを取り戻してほしいところです。

料金システムは、球貸し(入場料440円+50球495円)、打ち放題(90分1,680円~)などを設定。毎週木曜と金曜は、女性のお財布にやさしいレディースデーとなります。
この日は、ショートコース回り放題のパスポート(平日3,600円/土日祝4,700円)に、+700円で終日打ち放題を組み合わせてみました。

ドライビングレンジやショートコースを利用すれば、高麗グリーンも無料で利用できます(この日はレッスンをやっていました)。

一方、600円で利用できるベントグリーンは、芝を張り替えるようで使用不可になっていました。
全18ホールのショートコースは、本格派の「東」と箱庭風の「西」
それでは練習スタート! 早速ショートコースからティーオフです。

レセプションでは、コースレイアウト図とスコアカードを手渡してくれます。

東コースは最長127yardで、アップダウンが激しい本格仕様となります。

筆者はPW以下の5本で挑んでみました。

ティーイングエリアは人工芝マットとなるので、ティーの類は不要です。

高麗グリーンは“グリーン”ではありませんが、芝の状態は上々でした。

東コースで注意したいのは、上空に張り出している「木の枝」です。ショットの落としどころもさることながら、打ち出し方向や角度もしっかり考慮する必要があります。
ご想像のとおり、筆者はさっそく2番ホールで木の枝にブロックされました。。

7番ホール(112yard)は、グリーン面が見えない打ち上げです。前組がいる場合は、打ち込まないように余裕をもってティーショットの準備をしましょう。

8番ホール(92yard)は、大きな植栽の間を抜けた先にティーイングエリアがあります。

9番ホール(108yard)は、グリーン面の起伏がなかなか強烈です。

写真でどこまで伝わるか不明ですが、このウネウネ感はなかなかお目にかかることはないでしょう。

9ホール終了後は、一旦レセプションに戻り、その後の希望を伝えます。

西コースへと向かう道すがらには、10・20・30・40・50yardの看板が立てられているので、歩測の確認ができます。

西コースは比較的フラットで、箱庭風のテイストです。

こちらは最長103yardなので、筆者は54度以下の3本で挑みました。

箱庭風とは言いつつも、3番ホール(103yard)の景色はなかなか本格的で、左に引っ掛けたら完全にアウトです。

5番ホール(83yard)のティーイングエリアは、安全のために鳥かご内に設置されています。

8番ホール(74yard)は、狭いエリアに様々な種類の木が立っていることが、妙に気になりました(汗)。

クラブハウスへと戻る際にも、50yardまでの歩測ができます。
今回は、東/西コースをそれぞれ2周ずつ回ったのですが、ちょっとした足腰のトレーニングにもなります。
受け皿が無いのは不便だけど、練習に打ち込める雰囲気
セットの打ち放題は、レセプションで好きな打席を選ぶシステムになります。

打席はすべて南向きなので、冬でも比較的暖かく、夏でも西日が気になることはなさそうです。

この日は、省エネも兼ねて、ショートコースから一番近い、右端の打席を選びました。

打席に向かう際には、打ち放題のボール貸出カードが手渡されます。

一度に出すボールは、50球/100球/200球の3種類から選択します。

200球でちょうどカゴが満杯になる感じです。

ティーアップ機はセミオートなのですが、ボールの受け皿が無い点がやや不便かもしれません。

多数の有名プロを輩出した練習場だと思うと、練習にも自然と力が入ってきます。

この日は、ショートコース36ホール+400球の猛練習を敢行。疲労によって余計な力みが取れたり、疲れた時に出る悪いクセを自覚できたりするかもしれないので、たまには身体にムチを打ってみるのも悪くないでしょう。

レッスンやジュニアの育成にも力を入れている「北谷津ゴルフガーデン」は、上達を諦めないベテランゴルファーにもオススメです。