【練習場レビュー】パワーゴルフレンジ（市原市）
ゴルフを愛する皆さん、練習してますか？
今回は千葉県市原市の「パワーゴルフレンジ」から練習場レポートをお届けしていきます。
最長150yardというコンパクトな同レンジは、“パワー”感には欠けるものの、アットホームな雰囲気が印象的。料金設定は50球500円～が基本となり、以前までの18球100円という駄菓子屋のような設定はありません。
価格表記のマジックはあるものの、基本的にはリーズナブル！
館山自動車道「市原IC」から約18分の位置にある同レンジは、ほぼ1年を通して6:00～21:00（日曜は20:00）まで営業中。
最寄りには、30yardの鳥カゴしかない「本千葉カントリークラブ」があり、ラウンド前に立ち寄る人も少なくないようです。
40台を収容する駐車場はドライビングレンジのすぐ横にあり、150yardの全景を視野に入れることができます。
ゴルフバッグを降ろした後は、小ぶりなヤシの木を含む、様々なグリーンに囲まれた通路からフロントへと向かいます。
フロントで「初めてなんですけど……」と伝えると、日本とフランスのハーフ風な女性が、利用方法を丁寧に説明してくれました。純粋な日本人とのことでしたが、非常にフランクで感じの良い方でしたー。
基本料金は330円の入場料を含め、50球500円、100球840円、150球1,000円の3種類が用意されています。
入場料を差し引くと50球170円（！）となり、かなりオトクな感じも受けますが、つまりは1球10円です。
ちなみに同レンジに関するウェブ上の情報は古いものが多く、以前までの「18球100円」というお気軽な設定はありません。
また、アプローチ練習場も、現在は利用不可となっています。パター練習は、フロント脇のパターマットでやろうと思えばやれる程度です。
1,000円札を投入する際には、よくよくご確認を……
2階建てとなる同レンジは、1F／2Fにそれぞれ18打席を備えています。打席番号は無く、空いている打席を自由に選べるスタイルになっています。
料金は1F／2F共通なので、やはりというか2F打席はガラガラでした。
ちなみに1F打席の真ん中あたりを分岐点に、左側と右側の打席が少し段違いになっていて、床の色も異なっています。
ほんのわずかの違いですが、フェアウェイとのつながり感や“本番感”を意識するなら、低い方のグリーンの打席を選ぶとベターかもしれません。
この日はグリーンの打席から埋まっていましたが、人気の理由はそれらではなく、「入り口から近い」ことだと思われます。
ボール貸出機は、入り口から近い方に「現金／電子マネー」に対応する最新式が設置されていて、他は「現金のみ」となります。
ただし、電子マネーを利用する場合は、5％の決済手数料がユーザー負担となります。
カゴはよく見かける緑のスタンダードタイプと、洗濯カゴのような大型タイプの2種類が用意されていました。
今回はラウンド後ということもあって、50球500円でさくっと練習しようと、1,000円札を投入しました。
が、しかし、貸出機から吐き出されるボールがなかなか止まらず、カゴいっぱいになってようやく止まりました。これは一体どういうことなのか……
貸出機をもう一度チェックしてみましょう。お気づきになりましたでしょうか。
そう、「おつりは出ません」……。
また、時間帯によって貸出ボールの数は異なり、筆者が訪れた平日の15時頃は、1,000円で160球というサービス設定でした。
50球だけ打つつもりが、3倍以上の160球……。残された選択肢はひとつ、ひたすら打ち続けるだけです（泣）。
“パワー”を使い切ったときには、マッサージ機に癒されるのもアリ
気を取り直して、、張りきって練習です！
奥のネットまでは150yardほどしかありませんが、ドライバーの弾道もある程度までは確認できます。
もちろん、ヤーデージの看板も各所に配置されています。
打席のマットは厚手のタイプで、どっしりとした安定感がありました。
ただし、ボールの品質はあまり良くない印象で、普段の練習場よりも飛距離が10～15yard落ちている感じがしました。それが品質の問題なのか、それとも筆者の疲労と調子の悪さからくるものなのかは定かではありません。
フロントの裏手には、大型テレビを備えた憩いのスペースが用意されています。
片隅に置かれていたマッサージ機は、30分200円というリーズナブルな設定。“パワー”を使い切っただけに、時間さえ許せば利用していたことでしょう。
土日祝の早朝～9:00は、55球500円で練習できる同レンジ。ただし、1,000円札を投入すると、もれなく160球が吐き出されます。。ラウンド前の練習で利用する場合は、くれぐれもご注意ください。
