【練習場レビュー】光風台ゴルフガーデン(市原市)
ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県市原市の「光風台ゴルフガーデン」から練習場レポートをお届けしていきます。
最長300yardの開放的なドライビングレンジを備える同練習場では、全61打席のうち12打席が、芝生の上から直接打てる“外打席”となります。しかも、公式サイトではとくにアピールしていないものの、通常打席と同じ料金で利用することができるのです。
練習場らしからぬボタニカルな雰囲気が印象的
館山自動車道「市原IC」から約5分の位置にある同練習場は、1年を通して8:00~21:00まで営業中。
すぐ側には、ナイターゴルフも楽しめる「ムーンレイクゴルフクラブ 市原コース」や、筆者もたびたび立ち寄る「道の駅 あずの里・いちはら」があります。
脇道にそれて敷地内に入ると、欧州などで見られる“ラウンドアバウト”風の駐車スペースが用意されています。
クラブハウスはログハウス調で、雪景色にもマッチしそうな佇まいです。
自動ドアをくぐった先は、練習場らしからぬボタニカルな雰囲気に溢れ、この日はハロウィン仕様にアレンジされていました。
自家焙煎のコーヒーでも淹れて、ゆっくりと寛ぎたくなる雰囲気ですね。
そうはいっても、まずは練習です。同練習場は、打席料220円+1コイン50球・440円が基本。ちなみに3コイン以上利用すれば、打席料が無料になります。
また、平日8:00~12:00の間に入場すると、1,100円ぽっきりで200球を打ち込むことができます。
本コースのような雰囲気を醸し出す300yardのドライビングレンジ
打席はレセプションにて、空いている打席から自由に選ぶことができます。
この日は、大谷さんが所属するロサンゼルス・ドジャースがワールドシリーズ優勝を決めた日だったので、祝福と感謝の意味を込めて、17番打席を選びました。
打席の真後ろには、ボール貸出機が設置されていました。大谷さんの後を打つ、ベッツ選手やフリーマン選手のような頼もしさ(!?)を感じます。
ティーアップはセルフ式で、打席前方にはコンパクトな謎のマットも設置されていました。交換用(!?)なのでしょうか。
打席から見える景色は実に爽快で、本コースのような雰囲気を醸し出しています。
はるか遠くには「300」の看板も掲げられていますが、当然ながら、まったく届く気がしません。
15球ほど打ったところで、ふと右奥の芝生エリアが目に入ってきました。そう、筆者はこの時点でようやく、“外打席”の存在に気が付いたのです。
追加料金ナシで利用できる“外打席”にテンションアップ!
打席を移動できるか、レセプションの方にダメ元で確認したところ、嫌な顔ひとつせずに快諾してくれました。また、追加料金ナシという良心的な設定にも驚かされました。
“外打席”はクラブハウスを出て目の前、姿見がある壁の先を右に曲がった先にあります。
こちら側からもあちら側からも完璧なまでの死角になっているので、人の気配をかぎ取りながら、慎重に歩みを進めます。
“外打席”側から見ると、こんな景色が広がっています。
ところどころ剥がれてはいるものの、追加料金ナシと思えば、十二分すぎる“芝”。これはテンション上がります!
自前のティーでティーアップすれば、より実戦感覚でティーショットの練習ができます。
もしもティーが前方に飛んでしまった際には、周囲に気を付けながら&気を遣いながら拾いに行きましょう。
アイアンショットでは、四角いグリーンが絶好のターゲットになります。
打席後方には目土も用意されているので、練習後にざっと撒いて、軽く踏みならしておきましょう。
クラブのお掃除コーナーも用意してくれています。
その他、クラブハウスを挟んだ駐車場側には、バンカー練習場も備えています。
アプローチもできそうというか、ちょっとしたショートホールのような雰囲気なのですが、あくまでもバンカー専用です。
料金は、ドライビングレンジを利用した場合は無料、利用していない場合は220円となります。
この日は雨上がりの湿った状態でしたが、砂もしっかり入っているようです。
通常料金で芝の上から打てる「光風台ゴルフガーデン」は、コースで結果を出したい&ライバルを出し抜きたいゴルファーにうってつけと言えそうです。