ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県香取市の「佐原カントリークラブ」からラウンドレポートをお届けしていきます。
現在はアコーディア系列に属する同クラブは、全長6,463yardのパー72・ベントの1グリーンで構成。コース内の各所では、ユーモラスor少し怖い表情を浮かべた石像がプレーヤーを見守っています。
名物ホールは9番&18番ロングで、大きな池を挟んで構成された“佐原クロス”の景観美と遊び心あふれる仕掛けが、多くのゴルファーを魅了しています。両ホールのティーショットは、“ぱっと見”のイメージとは反対側、池越えとなる左から右、右から左へと打ち出していきます。

少しでも楽をしたいなら「301~444」のホルダーを選ぶべし
東関東自動車道「佐原香取IC」から約7分の位置にある同クラブは、高低差15mというフラットな林間コースながら、フェアウェイもグリーンもかなり起伏が効いています。

エントランスを抜けた先の導線では、ドライビングレンジに向かうゴルファーが横断する可能性があるため、スピードは控えめでお願いします。

バブル期に建設されたクラブハウスは、かつての栄華をほのかに漂わせる趣きです。

キャディバッグはセルフで降ろし、クラブハウス内のバッグスタンドまで運んでいきます。ちなみにプレー後のクラブ清掃も、セルフで行います。

たまたまタイミングが合えば、バッグスタンドのほんの少し手前で預かってもらえます。

まずは受付です。チェックインの手続きは、アコーディアのアプリorカードがあると至極スムーズ。プレー後の精算は、セルフレジスタイルで完結します。

この日のプレーフィは、平日ランチ付きで7,400円+ゴルフ場利用税350円に、その場でロッカーフィ(450円)を追加した8,200円でした。
そうそう、併設のゴルフショップはわりと品揃え豊富で、とくに50%オフのウェア類はチェックしがいがあると思われます。

男性用のロッカールームは、1Fと2Fに分かれて配置。バスルームは1Fにあるため、少しでも楽をしたい方は「301~444」のカードホルダーを選ぶことをオススメします。

外れ(?)のカードホルダーを引いた筆者は、2Fのロッカーを利用しました。

ちなみに「そりゃそうだろ!」と突っ込みたくなる掲示がいくつもあったので、過去にクレームやトラブルがあったのかもしれません(もしやカスハラ!?)。

それはさておき、豪華なシャンデリアで目を喜ばせつつ、最終調整へと向かいます。
じっくり調整したくなる充実の練習施設。到着は余裕をもって!
充実の練習施設は、OUTコース側に全長230yardのドライビングレンジ/アプローチ練習場/バンカー練習場/パッティンググリーン×2面、INコース側にもアプローチ練習場/パッティンググリーン×2面が用意されています。

ドライビングレンジ(指定練習場)を利用する場合は、事前にマスター室に立ち寄って、貸出ボールのコインをゲットしておきます。料金は、30球550円という設定です。

OUTコース側には、手前からパッティンググリーン×2面(この日は1面がクローズ)と

アプローチ練習場、

その奥にバンカー練習場が用意されています。

ドライビングレンジはそのさらに奥。道路を横断する際は、左右の安全確認をお忘れなく。

貸出ボールを吐き出すマシンは、小屋の中に設置されています。

かつてのドライビングレンジは“上段”にあったようですが、

現在はスロープを下った“下段”に設置されています。

一方のINコース側にも、パッティンググリーン×2面(この日は1面がクローズ)と、

整備が行き届いたアプローチ練習場が用意されています。
駆け足でのご紹介となったのは、到着が遅れたことも一因(汗)。せっかく練習施設が揃っているのに、筆者はロングパット2発とショートパット2発だけでスタートを迎えることになりました……。

この日のグリーンスピードは、ごく一般的な「9.0ft」。コンパクションは掲示されていませんが、固く止まらないグリーンが大部分で、稀に柔らかめのグリーンが混在している印象でした。
“佐原クロス”の景観美とユニークな石像が記憶に残る1日を演出
それではティーオフ! この日は総勢12人のミニコンペで、OUTの1番ミドル(レギュラーティから353yard)からスタートです。

ちなみに翌日に上陸することになる台風6号の影響を受け、時間の経過とともに風速が強まっていきました。

乗用カートは自走式。カートナビは前席に1台のみですが、最新型が搭載されています。

ひとつ飛んで3番ショート(同149yard)は、視界を埋め尽くす大きな池がプレッシャーをかけてきます。
普段ならグリーンセンターを狙うかもしれませんが、ニアピンがあるコンペの場合、手前ピンであろうとデッドに狙いたくなります。結果はアゲインストの風を読み切れず、手前にショートして“権利ナシ”でした……。

気を取り直して挑んだ4番ミドル(同341yard)は、セカンド地点の杉がスタイミーになりがち。しかも、グリーンの難易度は「佐原CCの中でNo.1」と紹介されていました。

むむむ、やはり縦に3本並んだ杉の木が、かなり効いているようです。

木の左サイドは思ったよりはスペースがありましたが、緑が生い茂っている季節は、高さを抑えたショットが求められます。

難易度No.1と言われるグリーンは、奥がポコッと盛り上がり、かなりの下り傾斜になっています。

続く5番ミドル(同341yard)は、視覚的な圧迫感こそあるものの、右の林の奥はかなり広くなっています。

ひとつ飛んで7番ミドル(同345yard)は、案内看板が必要なぐらいにややこしい構成。距離は短め&右サイドの池には230yardで届いてしまうので、レイアップも選択肢になります。

ティーグラウンドの眺めは、まさに“ビギナー殺し”。自分を信じて&神に祈りつつ、ためらうことなく振りきっていきましょう。

名物ホールの9番ロング(同476yard)では、池/左右のフェアウェイ/奥のクラブハウスが織りなす、圧倒的な景観美に気分がアガるはずです。晴れの日ならもっと映えていたのに……と思わずにはいられません。

ティーショットは、“ぱっと見”のイメージとは反対側、池越えとなる右サイドへと打ち出していきます。

こっちです。

そうそう、こっち!

池に向かって傾斜しているフェアウェイは、想像以上に“持っていかれる”ので、右サイドから安全に攻めていきます。

というわけで、お楽しみのランチタイムです。「スカイレストラン」からは、9番&18番の絶景を見下ろすことができます。

この日は「鶏の唐揚げセット(+580円)」と迷いつつ、「五目あんかけご飯(+700円)」をチョイス。

あんかけご飯は、見た目どおりの味濃いめ。付け合わせのスープはなぜか「コンソメスープ」で、アンバランスな“中洋折衷(!?)”となりました。

微妙にモヤッとしながら後半のINコースへ。スタートホールの10番ロング(同492yard)は無理をせず、「フェアウェイキープ」と念じながら丁寧につないでいきます。

ひとつ飛んで12番ミドル(同336yard)は距離が短いため、左右のクロスバンカーまでの距離を計算に入れつつ、適切なクラブを選んでいきます。

続く13番ショート(同149yard)は、グリーンセンターから右サイド狙いが鉄則です。

そっぽを向いているフクロウは、ゴルファーを応援するつもりはないようです。

ひとつ飛んで15番ミドル(同351yard)では、左サイドに連なるグラスバンカーが、見た目以上にやっかいです。

上がりの3ホール、16番ショート(同158yard)からは、至るところに散りばめられた石像が睨みを利かせています。

グリーンサイドには、ぐるっと回った奥の階段からアプローチしていきます。

めっちゃ見られてる感じがしますね。

続く17番ミドル(同336yard)は、右の林を越えていくショートカットも視野に入りますが、ハイリスク&ローリターンという感じです。

「いやいや、それはヤバイっしょー」とでも言いたげな顔にも見えます。

グリーン奥の石壁をよくよく見ると、いくつかの“顔”が埋められていることに気が付くはずです。

名物ホールの一角、18番ロング(同509yard)では、“ぱっと見”のイメージとは反対側、池越えとなる左サイドへと打ち出していきます。

そう、こっちです。2周目の“佐原クロス”は、送る目線も脳内の変換もスムーズになっているかもしれません。

反対側の9番と同じく、フェアウェイは池に向かって傾斜しているので、今度は左サイドから安全に攻めていきます。

クラブハウスならびに観客席を想わせる階段状の植え込みは、トーナメントの風景を呼び起こします。

かつては敷居が高かったであろう「佐原カントリークラブ」ですが、今では敷居が無いと言ってもいいほどカジュアル化。とはいえ、“佐原クロス”をはじめとした美しく戦略的なコースは、ゴルファーの挑戦意欲を大いにくすぐるはずです。














































