ゴルフが上手くならない!上達しない人の特徴とは?
「ゴルフが全然上手くならない!」「スコアが全然上がらない!」とストレスを感じている方も多いでしょう。
本記事では、上達するためのコツや練習方法を紹介していきます。
この記事を参考に、楽しいゴルフライフを手に入れましょう。
ゴルフが上手くならない人の特徴
練習をしても、なかなか上手くならないと悩んでいる人には、いくつかの特徴があります。
ゴルフの上達を目指すためには、上手くならない原因を知らないと改善はできません。
自分が上手くならない人の特徴に当てはまっていないか?を確認し、改善ポイントを探していきましょう。
1.自分流すぎる人
まずは、自分流すぎるスイングが癖になっている人は、なかなか上手くなりません。
なぜなら、自分流の打ち方をしていると、再現性のある打ち方ができないからです。
ゴルフスイングは、生活の中で自然と行う動作ではありません。そのため、まずは正しいフォームを誰かに習ってクラブを振り始めることがとても重要です。
誰にも教わらず、自分流のスイングをしていると、間違いなく変なフォームになってしまいます。
ゴルフは止まっているボールを打つスポーツなので、ヘッドをボールに当てるだけなら簡単にできてしまう人も多いでしょう。
しかし、遠くに飛ばそうと思った時に、自分流の変なスイングだとボールがまっすぐに飛ばず、右左に曲がってしまったり、ダフリやトップが連発するといったミスに繋がります。
この時、右に曲がったから曲がらないように違う打ち方をしよう!と考えてスイングを変えていくうちに、何が正しいフォームなのかが分からなくなってしまい、再現性の無い打ち方になってしまうのです。
本気で上達したいと思っているならば、まずは自己流をやめてレッスンプロに習うことが懸命です。
2.知識ばかり詰め込んでいる人
次に、ゴルフ雑誌やYouTubeのレッスンを細かくチェックし、知識だけ詰め込んでしまっている人もなかなか上手くなりません。
最近は、無料でゴルフを学べる環境が整っているため、このタイプの人がとても多いです。
しかし、本や動画を参考にして、1人で練習していても上達は難しいでしょう。
なぜなら、学んだ内容を再現するためには、反復練習とそれに対する適切なアドバイスが必要だからです。
どんなに優秀なレッスン動画を見ても、「自分に合った練習法なのか」「動画どおりのスイングができているのか」は、1人で練習していても分かりません。
そのため、客観的に見てくれる人が必要なのです。
また、知識ばかり詰め込んでいる人の中には、動画だけ見て上手くなった気になっている人も多くいます。
見るだけで上達は絶対にできません。反復練習と客観的な適切なアドバイスをもらえる環境を設定することが、上達への近道と言えます。
3.いろんな人にアドバイスをもらっている人
いろんな人からアドバイスをもらっている人も、なかなか上手くならないです。
初心者のうちは、身近のゴルフ経験者からアドバイスを受けて練習をしている人も多いでしょう。
しかし、アドバイスの良し悪しを判断できない初心者にとって、複数の人からアドバイスをもらうことは、上達を妨げる原因となってしまう可能性があります。
なぜなら、教える人によって言うことが違うケースが多々あるからです。
素人のアドバイスは、あくまでも自分が良いと思って取り入れていることが、そのままアドバイスとなる傾向があります。
ゴルフのスイングは、その人の体格や体の癖などによって、異なります。
プロの試合を見てみると、選手によってスイングが違うことが分かるでしょう。
つまり、アドバイスをもらった内容が必ずしも自分に合っているとは限らないのです。
さらに、いろんな人からアドバイスをもらうことによって、アドバイスが違うので自分にはどれが合っているのかの判断が難しいだけでなく、何を信じてどう打てば正解なのかが分からなくなってしまいます。
そのため、自分にあった方法を教えてくれる1人に絞ることが大切です。
練習に迷いがなくなり、上達へと近づいていきます。
4.自分のフォームを確認していない人
自分のフォームを確認せず、もくもくと1人で練習を続けている場合も、なかなか上手くならない人が多いです。
ゴルフは再現性のスポーツです。
アドレスからバックスイング、フォロースルーまで、どんな場面でも再現性高くスイングができれば必ず上達します。
しかし、人には必ず体の癖があります。
そのため、正しいアドレスやスイングを学んで、上手く打てるようになった!と思っても、体の癖によってアドレスやスイングが崩れてしまいます。
これを、客観的に確認することなく、練習を続けていても間違ったフォームを体に染み込ませてしまうこととなってしまうのです。
そのため、上達を目指すのであれば、自分のフォームを動画で撮影し、アドレスやスイングが崩れていないか確認しながら練習をすることが大切なのです。
5.間違った練習方法を繰り返している人
間違った練習方法を繰り返して練習している人も、なかなか上手くなりにくいでしょう。
それだけでなく、間違ったスイングやフォームを修正するのに多くの時間と手間がかかってしまう恐れがあります。
間違った練習方法を続けていると、手間と時間のロスが大きい上に、身についた技術は悪い癖となって体に染み込んでしまいます。
それにより、正しい技術を身につける機会を拒んでしまうのです。
そのため、上達を目指すのであれば、自分にあった正しい練習方法を身につけることがまずは重要と言えます。
ゴルフを上達させるためにやるべき3つのこと
ゴルフが上手くならない人の特徴に当てはまるところがあった人でも、上達をする方法はあります。
ゴルフを上達させるためにやるべきことは、たったの3つだけです。
まずは、この3つを実践して、上達の階段を昇っていきましょう。
①自分の改善点を知ること
まずは、自分のダメなところを知ることが上達への近道です。
アドレスやスイング、フォームなどを動画に撮影してチェックをすることから始めましょう。
その中で、間違っているアドレスやスイングなどを知り、改善点を探っていきます。
それだけでなく、コース内でどんなミスが多いのか把握することも重要です。
どのような状況でどんな球が出て、どんなミスとなったのか細かくスコアカードに記入しましょう。
例えば、打ち下ろしのティーショットでチーピンが出てしまった。つま先下がりのライでトップのミスが出た。など、チェックしていきましょう。
また、OBになった回数やグリーンオンまでの打数、パット数などもラウンド毎にメモをしておくと、自分がどんな状況でミスが多いのか、なにが苦手なのかが見えてきます。
苦手が分かれば、それを改善するための練習を積んでいけば、上達に向かっていきます。
②ゆっくり打つ練習をすること
安定したショットをするためには、体全体を使ったスイングを身につけることが大切です。
練習の時は、全力でフルスイングばかりを練習するのではなく、体全体を使ってゆっくりスイングすることを意識して練習をしてみましょう。
ゆっくりスイングができるようになると、スイングリズムを掴むことができて、ショットが安定し、ミスショットが少なくなります。
ゆっくり打つ時に大切なのは、スイングリズムです。
スイングリズムが一定になるように、体の回転や切り返しのタイミングなどのコツがつかめれば、コースでも安定したショットが打てるようになり、スコアアップが目指せます。
③レッスンプロに見てもらうこと
上達を目指すのであれば、レッスンプロに見てもらうことが確実です。
どんなに練習をしていても、自分の改善点を的確に見極めることができなければ、上達は遠のきます。
レッスンプロであれば、なぜ上手くならないのか、その人のクセを見抜き、体格などに合わせてアドバイスができるので、無理のない方法でスピーディーに上達ができます。
また、疑問に思ったことを直接聞けたり、自分にあった練習方法を教えてもらうことができるのも、レッスンプロに教わることで、上達が近づいていきます。
ゴルフが一瞬で上手くなる方法はない!
ゴルフがなかなか上手くならない人の中には、「一瞬で上手くなる方法がないの?」と思っている人もいると思います。
しかし、残念ながらそんな方法は存在しません。
世界的に活躍するプロゴルファーであっても、質の高い練習を毎日繰り返し、高い技術を向上し続けています。
トッププロでも毎日練習を繰り返しているのに、素人が一瞬で上手くなれるなんて考えられません。
ゴルフは、複雑な体の使い方をするスポーツなので、その動作を身につけるには、何度も繰り返して時間をかけて体に覚え込ませることが必要です。
そのため、ゴルフが上手くなりたいのであれば、ゴルフにおいて正しい体の使い方を学び、練習を繰り返すしか方法はないのです。
ゴルフが上手くなる簡単な練習方法
ゴルフが上手くなるには、反復練習が必要です。
ここでは、簡単にできる練習方法を紹介します。
ぜひ参考にして頂き、練習に取り入れて上達を目指してください。
アドレスをチェックする
ゴルフの基本は、アドレスです。
レッスンプロに見てもらうと、アドレスを構えただけでどんな球が出るか、どんなミスが出るかがわかってしまうほど、安定したショットを打つためには、正しいアドレスが大切です。
そのため、アドレスが正しく取れているかを都度チェックするようにしましょう。
ミスショットが多い場合は、アドレスが崩れている場合があるので、動画を撮影してアドレスを確認したり、レッスンプロに見てもらいましょう。
ハーフスイング練習をする
練習でフルスイングばかり練習をするのではなく、腰から腰までのハーフスイングの練習をしましょう。
ハーフスイングを練習することで、芯に当たる感覚を覚えることができ、アプローチの精度もアップします。
コースにいけば、練習場のように平坦な場所ばかりではありません。
例えば、林に入ってしまったり、深いラフに入ってしまった場合、ハーフスイングの練習をしておけば、トラブルショットへの対応にも強くなります。
自宅でパターの練習をする
ゴルフの上達を目指すなら、パターの練習は欠かせません。
100切りを目指すのであれば、パット数は合計で40までに抑える必要があると言われています。
つまり、基本は2パットで抑える必要があるのです。
どのコースも2パットで回ることができれば、100切りだけでなく80台で回ることも夢ではありません。
それほど、ゴルフの上達にはパターの練習が欠かせないのです。
まとめ
どんなに練習しても、ゴルフが上手くならない人は、自己流で練習をしていたり、自分の欠点や、間違った練習をしていることに気づいていない人が多いです。
まずは、自分の弱点を知り、改善点を見つけることがゴルフの上達に必要なことです。
ただし、自分の弱点を自分だけで見つけることは難しいため、レッスンプロに見てもらうことが上達の近道。
どんなトッププロでも、質の高い練習を毎日繰り返して高い技術を向上させています。
そのため、素人が練習をしないで、上達することはありえません。
正しい体の使い方と練習方法を身につけ、上達のために練習を繰り返していきましょう。