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グリーン周りのアプローチ!番手や打ち方について

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スキルアップ
2024-05-08

グリーン周りにきたのに、アプローチでざっくりやトップのミスを連発…。

アプローチに恐怖を感じている人も多いのではないでしょうか?

アプローチでミスをしないためには簡単なコツがあります。

この記事ではアプローチの種類から番手、打ち方まで解説していきます。

グリーン周りのアプローチの種類

image3

アプローチの打ち方は大きく分けて、

「ピッチ&ラン」

「ランニングアプローチ」

「ピッチショット」

「ロブショット」

の4種類に分けられます。

なぜ4種類の打ち方があるかというと、

グリーン周りの状況に応じて使い分ける必要があるからです。

例えばランニングアプローチは名前の通り、ランを出して転がすアプローチです。

ボールが高く上がらないため、バンカー越えのシチュエーションでは使えません。

バンカー越えのシチュエーションでは、ボールを高く上げるショットが求められます。

まずここでは、グリーン周りのアプローチの種類と特徴について詳しく解説します。

状況に応じてどう使い分けるのか、理解をしていきましょう。

アプローチの基本「ピッチ&ラン」

ピッチ&ランはアプローチの基本的な打ち方で、ボールを上げて転がすアプローチです。

ボールが上がって着弾するまでのキャリーと、着弾してから転がるランがほぼ一緒くらいのアプローチとなります。

クラブはピッチングウェッジやサンドウェッジなどを使い、ボールに高さを出します。

カップまである程度の距離があっても、手前に落として転がしていくという狙い方ができるのが特徴です。

ミスが少ない「ランニングアプローチ」

ランニングアプローチはボールを低く打ち出し、コロがしていくアプローチです。

7〜9番アイアンなどの「ロフトが立っているクラブ」を使ってランを出します。

パターと同じイメージで打つことができるので、距離感が合いやすいのが特徴です。

また初心者ゴルファーに多いダフリのミスも、ランニングアプローチなら小さなスイングになるので、ミスヒットを減らすことができます。

ボールを上げてスピンで止める「ピッチショット」

ピッチショットはボールを上げつつあまりランを出さずに、スピンで止めるアプローチです。

クラブはサンドウェッジを使います。

グリーンが下っている場合やグリーンからピンまで距離がなく、ランを抑えたいシチュエーションに最適です。

またバンカーや土手などがある場面ではボールを高く上げて、クリアできるアプローチです。

ボールを高く上げて止める「ロブショット」

ロブショットはボールを高く上げて、グリーンに止めるショットです。

ピッチショットはスピンで止めるのに対して、ロブショットはボールの高さを使い、真上から落として止めます。

ボールがラフにあったり、ピンが手前にあったりなど、グリーンが下っている場面で有効なアプローチです。

クラブはサンドウェッジを使い、フェースを開いて(右に向けて)打ちます。

フェースを開けば開くほど、大きなスイングが必要です。

そうするとリーディングエッジ(クラブフェースの下側の顔)が浮き、ミスヒットしやすく、距離を合わせることが難しくなります。

アプローチの中で、極めて難易度の高いアプローチです。

【アプローチ種類別】使う状況とミスしない打ち方のコツ

image4

グリーン周りのアプローチといってもピンまでの距離やハザードなど状況は様々です。

そのため状況ごとに、打ち方を考えなくてはなりません。

ですが、難しく考える必要はありません。

まずは「ピッチ&ラン」「ランニングアプローチ」のどちらかで転がせる状況かどうかを見極めましょう。

ダフリやトップのミスに繋がりにくいため、大きくスコアを崩す危険を避けられます。

とはいえ「ピッチショット」や「ロブショット」などを使ってボールを上げなくてはいけない場面もあります。

そこでここでは、アプローチの種類別で使う状況を解説します。

それぞれミスをしない打ち方のコツもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

基本は「ピッチ&ラン」で打てるか見極める

ピッチ&ランはあらゆる場面で使える万能なアプローチショットです。

そのため、逆にピッチ&ランが使えない状況を把握しましょう。

【ピッチ&ランが使えない状況】

・バンカーあるいは池越えでピンが手前

・砲台グリーンでピンが手前

・深いラフに沈んでいる

・ベアグランド

このようにライが悪い状況や

ピンが手前で、ボールを上げないといけないハザードがある状況以外では、ピッチ&ランでカバーができます。

特にグリーンエッジまで距離があってボールを浮かせたい場合は、迷わずピッチ&ランを打ちましょう。

【ピッチ&ランを打つ時のコツ】

・スタンスは肩幅にする

・ボールの位置は両足の中心にセットする

・左足に体重を置き、クラブは短めに持つ

・肩を支点にして振り子のようにして打つ

距離の短いアプローチを打つ時は、「飛ばそう」「上げよう」と意識しすぎないように注意しましょう。

力が入ってしまい、ダフリやトップのミスに繋がります。

クラブをほうきで掃除するようなイメージでスイングすると、自然とクラブがボールを上げてくれてミスが起こりにくくなります。

ピンまで障害物がなくグリーンエッジが近いなら「ランニングアプローチ」

ランニングアプローチはボールを上げずに転がしてピンを狙います。

そのため、転がせる状況かどうかの判断が必要です。

アプローチの中でもっともミスが出にくくて距離が合いやすいため、

使える場面では積極的に使うことがおすすめです。

【ランニングアプローチを使う状況】

・ピンまでの障害物がなくグリーンエッジが近い

ただし砲台グリーンやピンまで下っている状況は、思うようにボールが転がらない可能性があります。

そのため、グリーンの傾斜をしっかり確認して打つようにしましょう。

【ランニングアプローチを打つ時のコツ】

・スタンスは両足の間にこぶし1個入るくらい狭めにする

・ボールの位置は右足の親指前あたりに置く

・クラブは短めに持ち、グリップは左足のもも内側くらいに構える

・低めに上げて低めに出す

・振り子のイメージでリズムは一定

ランニングアプローチは、小さく振ることを意識しましょう。

小さな振り幅で打つため、手首や腕だけで打ってしまうことがあります。

手打ちになると、方向や距離感が安定しないことがあるので、注意しましょう。

パターのように転がすイメージで打つとミスが起こりにくいです。

ピンまで障害物がありピンが手前なら「ピッチショット」

ピッチショットはボールを上げて、スピンでグリーン上に止めるアプローチです。

ボールを上げてランを出さずに、ボールを止めたい状況で使います。

【ピッチショットを使う状況】

・池やバンカーがあり、そのすぐ先にカップがある

・ラフを超えてグリーンがある

ピッチショットは難易度の高いショットで、ミスが出やすい打ち方です。

ボールを上げないとクリアできない状況以外では、無理に使う必要はありません。

しかし使わないといけない場面もあるので、ミスをしないコツをおさえておきましょう。

【ピッチショットを打つ時のコツ】

・スタンスは肩幅よりもやや狭めに構える

・ボールの位置は真ん中に置く

・6:4の割合でやや左足よりに体重をかけ、スイング中に体重移動はしない

・ダウンスイング時に鋭角にボールに向かってフェースを入れる

・バックスイングとフォロースルーのふり幅は同じで、フェースは返さないようにフィニッシュする

また、ボールの位置を左に置かないように注意しましょう。

それだけでダフリやトップのミスに繋がります。

砲台グリーンでピンが手前なら「ロブショット」

ロブショットはボールを高く上げ、ボールの高さでグリーン上に止めるアプローチです。

ボールを高く上げないと、クリアできない状況で使います。

【ロブショットを使う状況】 ・砲台グリーンでピンの奥が下り傾斜

・池やバンカー越えでピンが手前に切ってある

ロブショットはピッチショットと同じように、

ミスが出やすく難易度の高いショットです。

ボールを上げないとダメな状況以外で使うことはおすすめしません。

【ロブショットを打つ時のコツ】

・スタンスは肩幅よりもやや広めに構える

・ボールの位置は左足よりに置く

・左足をやや後ろに下げ、オープンスタンスに構える

・フェースを開いて右に向けた状態でグリップを握る

・大きく一定のスピードでスイングする

スイングは一定の速度で打ちましょう。

急加速したり減速すると、ミスショットに繋がります。

【基本】ピッチ&ランを完璧にマスターする練習方法

image2

グリーン周りのアプローチは基本のピッチ&ランで、ピンに寄せることができれば、スコアがグッと縮まります。

ここではピッチ&ランを完璧にマスターするための簡単な練習方法をご紹介します。

ピッチ&ランの練習は「30ヤードを主体」に打てるように練習しましょう。

コースによりグリーンの大きさは違いますが、前後左右の直径が30〜40ヤードが主流といわれています。

そのため、グリーン周りのアプローチは、ピンまで30ヤード前後となることが多いです。

30ヤードが打てるようになれば、確実にグリーンに乗せることができるので、パットが楽に打てるようになります。

【30ヤードアプローチの打ち方】

・スタンスは肩幅程度にして、グリップエンドの位置を左ももの中央にセットする

・ボールは中央に置き、頭を上から吊るされているイメージを持つ

・コックは緩めで、腰から腰の高さで振る

胸の小さな回転を使って振り抜くことがポイントです。

バックスイングからフォロースルーまで左右対称が理想的です。

これを繰り返して、30ヤードが安定して打てるように練習をしましょう。

まとめ

スコアメイクの鍵はグリーン周りのアプローチで決まります。

グリーン周りのアプローチがミスなく打てるようになれば、パットが楽に打てるようになり、スコアがグッと縮まります。

グリーン周りの状況によって、アプローチの打ち方を変える必要があります。

しかしボールを大きく上げる必要がない限りは、「ピッチ&ラン」で問題ありません。

まずは30ヤードしっかり打てるように、練習を積み重ねていきましょう。

それだけでアプローチのミスが減っていきます。

アプローチのミスで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

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ゴルフ好きのライターが多数在籍する編集プロダクション。ゴルフ初心者にも「わかりやすい」と思ってもらえる記事作りを心がけます!

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こんにちは!さーらと申します! 5歳からゴルフを始め、数々のジュニアの試合や、アマチュアの試合など出場してきました。20歳までプロゴルファーを目指してきましたが、プロテスト最終選考で敗退。一時期は、「ゴルフはもうやらない!!」と思っていましたが結婚し、夫婦の共通の趣味として再開しました!現在はゴルフの楽しさより多くの方にを伝えるため、YouTubeチャンネルやインスタグラムにてゴルフ関連の発信活動をしています。 ベストスコア63 現在のアベレージ77 主な戦歴 2012年 キャロウェイ世界ジュニアゴルフ選手権2位 2014年 東北女子アマチュアゴルフ選手権 優勝 2019年 日本女子アマチュアゴルフ選手権競技 10位T     LPGAツアー ヨネックスレディース 7位T(ローアマ) LPGAプロテスト最終選考出場

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