ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は埼玉県秩父郡皆野町の「秩父国際カントリークラブ」からラウンドレポートをお届けしていきます。
秩父神社や三峯神社といったパワースポットも有名な秩父エリアにある同クラブは、雄大な自然やジェットコースターのようなアップダウンが印象的。
一般的なゴルフ場とまったく異なる風景は、『プロゴルファー猿』や『あした天気になあれ』といったゴルフ漫画の世界を連想させます。

自分のことは自分でやる「完全セルフ」を採用
皆野寄居有料道路の「皆野・長瀞IC」から約5分でたどり着く同クラブは、全長5,892yardの18ホールで構成。秩父連山を望むコースはダイナミックな打ち上げと打ち下ろしがひたすら続き、山岳コースならではのダイナミック感を満喫できます。

クラブハウスは改修中とのことで、防護ネットが張り巡らされていました。

ラウンドスタイルは「完全セルフ」のため、ゴルフバッグの積み下ろしや乗用カートへの積載、クラブのお掃除などはすべて自分で行います。
もしも女性と一緒のラウンドであれば、あからさまなレディーファーストを発揮するチャンス(!?)です。

チェックインは、アコーディアのカードorアプリを利用すると、至極スムーズです。

この日のラウンドフィーは、休日ランチ付きで15,900円+別途のロッカー代220円でした。

ロッカールームはゆとりをもった設計で、さりげなく色分けして分かりやすくしている点が今風です。

身支度を整えたら「カート番号」を確認し、ゴルフバッグを指定のカートに積み込みます。

グリーンはベントと高麗の2グリーン制で、この日はベントを使用。グリーンスピードは「8.0ft」と遅めで、下り傾斜であっても「イメージより止まる」印象でした。
カート前方のシールドは“被弾”から身を守るため開閉不可
天然の空気清浄機から届く、心地よい風を全身で感じながら、さっそく練習です。

パッティンググリーンは全2面で、アプローチ練習場はありません。

高麗グリーンは、絶賛メンテナンス中でした。

急な階段を降りた先には、25yardの鳥カゴがありますが、ドライバーやウッド類の使用は禁止されています。

利用する際は、マスター室でコインを購入してから練習場に向かいましょう。

乗用カートはリモコン式。前方の障害物には反応しないため、前組のカートに追突したり、人にぶつかったりしないようにご注意ください。

ちなみにカート前方のシールドは、安全のため開閉不可になっています。一部のカートには、“被弾”の傷痕が生々しく残っているそうです(怖)。
雄大な自然と目を疑うようなコースレイアウトが楽しめる
それではティーオフ! この日はOUTコース、ひたすら打ち上げていく1番ロング(レギュラーティで454yard)からスタートです。

コース全般にわたる攻略法は、とにもかくにも方向性です。
ティーショットでは、落としどころとピンまでの残り距離を計算しながら、ユーティリティやアイアンを積極的に選ぶと、スコアメイクしやすいはずです。

たとえばOUTコースでは、3番ミドル(同290yard)と5番ミドル(同283yard)の距離が、かなり短く設定されています。

また、ローカルルールとして、カップ周辺に「推奨OKライン」が描かれているので、ロング&ミドルパットはいつも以上に“寄せる”ことを重視してもいいかもしれません。

OUTコースのハイライトは、目を疑うような打ち下ろしとなる、7番ショート(同128yard)になるでしょう。アラフィフ世代であれば、「ワイは猿や、プロゴルファー猿や!」と口走っているかもしれません。

ティーイングエリア前方から見下ろした図がこちらです。マイナス20yardとガイドされている打ち下ろし分に加え、谷底で吹いているであろう風の計算もキーになります。

筆者のパーティは、奇跡的に4人全員がナイスオン!
ピンから一番近いボールは100切りを目指していた友人のもので、ミニコンペのニアピン賞をゲット。バーディパットも見事に決めてくれました。

というわけで、お楽しみのランチタイムです。ランチは入口付近のカウンターで注文し、料理の受け取りや食器類の返却などはすべてセルフとなります。

この日は、迷うことなく「ベーコンとブロッコリーのトマトソースパスタ(割増料金ナシ)」をセレクト。パスタは当たり外れが少ないので、安心してオーダーできます。

INコースは、10番ショート(同130yard)からスタートです。

続く11番ミドル(同284yard)は、打ち下ろして打ち上げるレイアウト。ティーイングエリアはご覧のとおり、ほぼ全てのホールで人工芝が敷き詰められています。

こちらは13番ミドル(同300yard)。強烈なアップダウンに慣れてきたので、この程度の起伏であれば、もはやフラットに思えてきます。

16番ミドル(同345yard)では、またもや強烈な打ち下ろしと向き合います。

このホールは「ワンオン禁止」で、ティーショットは230yard以下のクラブを選択します。

離れたところからティーイングエリアを見ると、戦国時代の城跡か砲台みたいになっていました。

後続組が来ている場合は、退避ネットの中で安全を確保しながら、合図を送ってティーショットを打ってもらいます。

続く17番ミドル(同322yard)でも、渋滞を緩和する“コールオン”が採用されていました。

この日は遅めの10時スタートだったため、上がり3ホールは日没(……というよりコンペ打ち上げのホルモン屋の予約時間)も気にしつつのラウンドでした。
カジュアルで敷居が低く、それでいて非日常感あふれるラウンドを楽しめる「秩父国際カントリークラブ」は、ゴルフというスポーツの奥深さを再確認できるコースでした。