【ゴルフ場レビュー】チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県三木市)

今回は2025年に開催予定の「第58回 日本女子オープンゴルフ選手権」の舞台となります 兵庫県三木市のチェリーヒルズゴルフクラブをご紹介します。
ゴルフ場の紹介

今回は兵庫県三木市のチェリーヒルズゴルフクラブにお邪魔しました。 まずはクラブハウスの入口です。「トーナメントコースに来たな。」というのを感じさせてくれました。

トーナメントのTV中継では映らないクラブハウス内もお伝えしていきたいと思います。ショップエリアも広く、ボールや三木市、兵庫県の名産品が販売されていました。 ショップ内にボールの販売エリアとは別に、棚にボールが飾られた気になるエリア(写真右上)がありました。

メンバーさん限定のボールボックスがありました。 ボックスが用意されているメンバーさんは、ボールを持ってくる必要がないんですね。 私は初めて見ましたが、他のゴルフ場でもよくある仕組みなのでしょうか。 他のゴルフ場でも注目してみたいと思います。

その他には、2019年に開催された「第52回 日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯」の記念品や女子プロのサイン入りのキャディーバッグが展示されていました。

こちらがクラブハウスの目の前にある練習場です。
綺麗に整備されており、コースに出る前に十分な練習が行える整った環境が整備されていました。
それではラウンドスタートです。 チェリーヒルズゴルフクラブは「KING COURSE」「QUEEN COURSE」「PRINCE COURE」の3コースからなる27ホールでの設計になっています。
本日は「KING COURSE」がコース保全のため、休業となっていたため、「QUEEN COURSE」「PRINCE COURE」をラウンドさせて頂きました。
トーナメントでも大注目の「QUEEN COURSE」

こちらが「QUEEN COURSE」1番ホールです。 バックティー355yard、レギュラーティー310yardのパー4です。
右サイドはOB、左サイドはペナルティエリア、フェアウェイ右サイドに2つのバンカーが待ち構え、グリーン左サイドに池が配置されているティーショット、セカンドショット共に方向性が求められるホールです。

「QUEEN COURSE」3番ホールです。 バックティー382yard、レギュラーティー350yardのパー4です。
フェアウェイ右サイドに深いバンカーがありますが、左サイドにはクリークが流れており、見た目以上に正確なティーショットが要求されます。

「QUEEN COURSE」5番ホールです。 バックティー573yard、レギュラーティー539yardのパー5です。 軽い打ち下ろしのロングホールになっており、グリーン右に池がありますが、ティーショットからグリーンまで大きくプレッシャーのかかるホールではないため、このホールではスコアを伸ばしたいですね。

「QUEEN COURSE」8番ホールです。 こちらは「第58回 日本女子オープンゴルフ選手権」の17番ホールになるので、テレビ中継でも映るホールですね。 バックティー161yard、レギュラーティー129yardのパー3です。
グリーン手前には大きな池があり、グリーン手前は池に向かって急激に下っています。ショートは禁物です。しかしグリーンに奥行きは無いため、縦距離の精度が求められます。
グリーン上も池に向かった傾斜が強くあり、トーナメントの際は、池の上を吹き抜ける風、傾斜の強いグリーン、優勝争いの緊張感がドラマを生むかもしれません。

「QUEEN COURSE」9番ホールです。 こちらが「第58回 日本女子オープンゴルフ選手権」の18番ホール、最終ホールです。
バックティー526yard、レギュラーティー493yardのパー5、チェリーヒルズゴルフクラブのシグニチャーホールです。 打ち下ろしのため、ティーショットが上手くいけば2オンのチャンスもありますが、グリーン手前まで続く池がキーになりそうです。
チャレンジ精神を刺激する「PRINCE COURSE」

「PRINCE COURSE」1番ホールです。 バックティー395yard、レギュラーティー370yardのパー4です。 フェアウェイ左サイドには、バンカーが2つありますが、大きなプレッシャーにはならないので、のびのびとティーショットが打てるホールになっています。 この日は後半、風が強かったため、正面からの強いアゲインストが印象的でした。

「PRINCE COURSE」4番ホールです。 バックティー145yard、レギュラーティー131yardのパー3です。 距離は短めですが、2段グリーンとなっており、その傾斜の強さはティーグラウンドからでも分かるほどでした。 ピンと同じ段に置ければ、バーディチャンスになるホールです。

「PRINCE COURSE」5番ホールです。 バックティー452yard、レギュラーティー438yardのパー4です。
チェリーヒルズゴルフクラブ最長のミドルホールとなっていますが、フェアウェイは広いため、思い切ったティーショットが打てそうです。 グリーン左サイドには3つのバンカーが待ち構えているため、狙いはグリーン右サイドです。

「PRINCE COURSE」8番ホールです。 バックティー289yard、レギュラーティー268yardのパー4です。 打ち下ろしのホールのため、ロングヒッターの方は1オンも狙えるホールです。 しかしティーショットからグリーンまでの直線上には、数多くのバンカーが配置されているため、無難に右サイドから攻めた方が、良いスコアで上がれる確率は高いでしょう。
ちなみにこちらのホールでは、キャディーさん付き限定でイーグルチャレンジが設けられていました。 是非、自身のある方、挑戦してみたい方はキャディー付きでのプレーを

というわけで無事ラウンド終了です。 トーナメントに採用される「QUEEN COURSE」も堪能することが出来ました。
10月の「第58回 日本女子オープンゴルフ選手権」が近くなったタイミングで、「KING COURSE」「QUEEN COURSE」に挑戦・トーナメントセッティングを体感してみたいものです。
「トーナメントコースに挑戦してみたい」という方は是非一度ラウンドをしてみてはいかがでしょうか。