【ゴルフ場レビュー】よみうりゴルフウエストコース(西宮市)
男子プロツアー「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」の舞台にもなった関西屈指のパブリックコースであるよみうりゴルフウエストコースをご紹介します。
ゴルフ場について
今回は兵庫県西宮市塩瀬町の「よみうりゴルフウエストコース」からラウンドレポートをお届けいたします。
中国自動車道の西宮北I.Cから約10km、阪神高速北神戸線の西宮山口東I.Cから7㎞と高速からのアクセスも良いゴルフ場となっており、よみうりゴルフウエストコースの他に、近隣にはよみうりカントリークラブやショートコースが併設しています。
当ゴルフ場では、自分にあったティーを選択できる7ティー制になっており、全長7,196yardのチャンピオンティーや6,866yardのバックティー、4,154yardのエンジョイティーなど上級者から初心者まで幅広く楽しむことが出来ます。
到着して早速びっくり、なんとグリーンセッティングが速さ11feetもありました。 アマチュアゴルファーがラウンドするゴルフ場では、8~9feetが多いですが、女子プロトーナメント並みの11feetでした。 この日はグリーンに苦労しそうです。 高速グリーンを楽しみたい、という方はぜひよみうりゴルフウエストコースに挑戦しに来てはいかがでしょうか。
こちらが練習グリーンになります。マスター室前にもありましたが、1番、10番ホールに向かう途中にも別の練習グリーンがありました。 この日はどちらもしっかりスピードが出ており、11feetを体感する仕上がりになっていました。
こちらが練習場です。 250yard、63打席となっており、どんなにゴルフ場が混んでいても打席待ちになることはならなさそうな規模でした。 利用料金も1カゴ 500円 平日:40球 、土日祝:35球でラウンド前に身体をほぐすには充分過ぎる量です。
伸び伸びとプレーができるアウトコース
それでは、ラウンドスタートです。 本日は、全長6,866yardのバックティーからプレーさせて頂きました。
こちらが1番ホールです。 レギュラーティー337yard、バックティー367yardのパー4です。 ティーショットは打ち下ろし、セカンドショットからは打ち上げのスタートホールです。
ティーショットでは右からOBゾーンがせり出してきており、フェアウェイの落としどころもバンカーによって狭くなっています。狙いはフェアウェイ左サイドがベストでしょう。
続いて3番ホールです。 ティーイングエリアからグリーンまでが見渡せる真っ直ぐなパー4になっています。
レギュラーティー380yard、バックティー405yardのパー4です。 左側はOBゾーン、右側は斜面となっているため、少し右側を狙いながら攻めていくのがポイントかと思います。
こちらは4番ホール、打ち上げ・左ドックレッグのパー4です。 レギュラーティーは415yard、バックティーは438yard、少し長めのパー4です。
ティーショットは打ち上げ、セカンドショットからは打ち下ろし、セカンド地点からは大きく左にドックレッグしていきます。1打目の狙いはフェアウェイ左サイドのバンカー右目がベストかと思います。
5番ホール、レギュラーティーは163yard、バックティーは202yardとバックティーからは少し長めのパー3です。
グリーンは2段グリーンになっており、ピンが奥の場合は要注意です。 左サイドにもバンカーがあるため、まずはグリーンセンター、安全に攻めが良いでしょう。
6番ホール、セカンド地点から強烈に打ち下ろしていくパー5です。 レギュラーティーは506yard、バックティーは506yardです。 ロングヒッターなら2オンも狙えるチャンスホールです。 セカンド地点に向かうと見えてきますが、左サイドはOBが近いため、ティーショットは少し右サイドを狙うのが安全です。
午前の最終ホールです。 レギュラーティー394yard、バックティー438yard、セカンド地点から打ち上げていくタフなミドルホールです。 狙い目は正面バンカー、右サイドはバンカー、OBが目に入りますが、左に逃げすぎるとセカンドショットの距離が残ります。しかしタフなミドルホールなので、ボギーでも仕方ないと割り切るのも大事な戦略かもしれません。
バンカー・池が巧みに配置されたインコース
さぁ、お昼の時間です。今回は海老天玉子とじ丼をいただきました。 種類も豊富で、ガッツリと食べたい方、サッパリ系を食べたい方、どちらも満足できるメニュー豊富なレストランでした。
さぁ、後半のスタート、10番ホールレギュラーティー327yard、バックティー345yardのパー4です。 見晴らしの良い打ち下ろしのスタートホールになっています フェアウェイにバンカーは配置されていますが、OBなどのプレッシャーは少なく、伸び伸びとプレーできるホールでしょう。
12番ホール、レギュラーティー161yard、バックティー183yardのパー3です。 谷越えかつ距離が長めのホールになっており、谷を抜ける風の影響を大きく受けそうなホールです。 グリーンの周りには、グループを取り囲むような5つのバンカーが配置されており、慎重に風の読みを確実にグリーンオンを狙いたいところです。
こちらはレギュラーティー524yard、バックティー542yardの13番ホール、パー5です。
セカンド地点からグリーンにかけては強烈な打ち上げとなっている印象的なホールです。 ティーショットでは左サイドに続くOBゾーンがプレッシャーとなります。 正面のバンカーを狙い目に少し右サイドも許容して攻めていくと良いと思います。
17番ホールはレギュラーティー171yard、バックティー191yardのパー3です。
グリーン左には池、右はバンカーが配置されており、プレッシャーのかかるティーショットになります。
池を嫌がって右サイドのバンカーに外すと、池に向かって打つバンカーショットとなるため、花道からのアプローチ勝負でもよい。という気持ちで安全に攻めていくのが良いと思います。
というわけで無事ラウンド終了
この日はグリーン11feetも堪能することができ、良いラウンドができました。
まとめ 高速グリーンを楽しめる良いコース
コースの特長としては、打ち下ろし、打ち上げホールが配置されており、ややアップダウンがありますが、コースが狭すぎるという印象はないため。伸び伸びプレーできるコース設計だと思います。
グリーンもこの日はしっかりとスピードが出るセッティングとなっていたので、高速グリーンを経験したい!というゴルファーの方はぜひチャレンジをしてみてください。
また機会があれば高速グリーンを楽しみつつ、コース攻略を目指して再度行ってみようと思います。