【ゴルフ場レビュー】猪名川グリーンカントリークラブ(川辺郡猪名川町)
豪快な打ち下ろしや谷越えなど、変化に富んだダイナミックなレイアウトが特徴的な猪名川グリーンカントリークラブをご紹介します。
ゴルフ場について
今回は兵庫県川辺郡猪名川町の「猪名川グリーンカントリークラブ」からラウンドレポートをお届けいたします。
阪神高速道路「池田木部IC」から約15km、大阪梅田から高速未使用でも約50分とアクセスが良い都市近郊型のゴルフ場となっており、年配の方から若者まで多くのプレーヤーから人気を集めるアコーディア・ゴルフグループが運営しているゴルフ場です。
全長6,497yard(White-Tee 6,097)の18ホールで構成され、1グリーン制を採用しています。
2024年4月にリニューアルされたクラブハウスには、レストランやコンペルーム、ショップや浴室などの設備が整えられています。
清潔感があり明るいレストランでは、大きな窓から木々の美しい緑を眺めながら食事を楽しむことができます。
マスター室を出て少し歩いたところには、本格的なバンカー練習場と200yard 15打席の練習場も完備されています。
マスター室近くには大きな練習グリーンがあります。 上り下りでスピードにメリハリの利いたグリーンが整備されていました。
アップダウンの強烈なアウトコース
それでは、ストレッチをしてラウンドスタートです。
カートは自走式セルフカートでした。
こちらが1番ホールです。 レギュラーティー335yard、バックティー350yardのパー4です。
打ち下ろしが60yardあり、飛距離に自信のある方であれば朝一から1オンが狙えるホールかもしれません。
左のOBは浅め、右は少しセーフティなエリアが広がっているので、右目から攻めるのがベストでしょう。
続いて2番ホールです。 ティーイングエリアからグリーンが見える真っ直ぐなパー4になっています。
レギュラーティー370yard、バックティー443yardのパー4です。 右のOBは林すれすれから、左は斜面が受けているので、少し許容範囲を広く取ることが出来ます。
こちらは6番ホール、谷越えのパー3です。
レギュラーティーは175yard、バックティーは197yard、少し長めのパー3です。
周囲の木々の影響かもしれませんが、風向きが読みづらく、タイミングによって風向きが変わる印象を受けました。
このホールはティーショットよりもグリーンに要注意かもしれません。 強烈な受けグリーンになっているため、ピンよりも手前が狙い目だと思います。
7番ホール、谷越えの長いミドルホールです。 レギュラーティーは400yard、バックティーは405yard ティーショットは打ち上げ、セカンドショットからは打ち下ろし、高低差・距離もあるパー4です。 途中でフェアウェイが切れており、フェアウェイ正面に見える旗をターゲットにすると良いと思います。
8番ホール、強烈な打ち上げのパー5です。
レギュラーティーは523yard、バックティーは558yard 現場でプレーをした私は壁のような印象を受けました。
真っ直ぐなホールではなく、この斜面の頂上230yard付近から右にドックレックしていくため、飛距離に自信のある方は右の林の越えが狙い目です。
さぁ、午前の最終ホールです。 8番ホールに続き、これまた相当な打ち上げのパー4です。 レギュラーティー369yard、バックティー384yardのミドルホールです。 フェアウェイにハザードはなく、セカンドショットに影響を及ぼす障害物もありません。1打目で斜面頂上まで持っていければ、チャンスホールでしょう。
ランチと少し穏やかなインコース
さぁ、お昼の時間です。今回はつけ麺をいただきました。 一緒にプレーした方は、つけ麺の麺2倍を頼んでいました。 私はお昼にそんなに食べてしまったら、後半身体が回るか心配です。
さぁ、気を取り直して後半のスタートです。 おっと、またここも強烈な打ち下ろしが待っていました。
10番ホールはレギュラーティー328yard、バックティー343yardのパー4です。 1番ホールと同様に、打ち下ろしを考慮すると270~280yardの短いスタートホールでした。
左はOBが浅め、右は斜面で少しミスの許される設計になっていました。
11番ホール、レギュラーティー339yard、バックティー368yardの池越えのパー4です。 グリーン周りまでハザードは少なく、プレッシャーを感じづらいホールになっていました。
レギュラーティー120yard、バックティー142yardのパー3です。 グリーン手前に2つバンカーが配置された、視界からバンカーを意識させられるホールです。 距離は長くないため、しっかりとグリーンを捉えたいホールですね。
こちらはティーイングエリアからグリーンまで見渡せる打ち下ろしのレギュラーティー385yard、バックティー435yardのパー4です。
左右を谷に挟まれているため、少しプレッシャーのかかるティーショットになりますが、セカンドからは若干打ち上げのアップダウンがあるホールとなっています。
最終18番ホールはレギュラーティー465yard、バックティー485yardの真っ直ぐなパー5です。
左側はOBが視界に入っており、正面バンカー右側はOBゾーンの両サイドOBに囲まれた、ティーショットで正確性が要求されるホールとなっています。
グリーン右側にはバンカーが配置されており、フェアウェイ左サイドからバンカーを避けることができればパーのチャンスはありそうです。
というわけで無事ラウンド終了。
この日はコンペがあったようで少し後半に時間がかかってしまいましたが、混み過ぎ!ということもなく気持ちよくプレーできました。
まとめ 豪快な打ち下ろしホールや打ち上げホールが特徴的な山岳コース
コースの特長としては、豪快な打ち下ろしホールや打ち上げホールが散りばめられ、山岳コースを特徴付けながら、戦略性に富んだコース設計となっていました。
1グリーン制のグリーンは、この日はしっかりとスピードが出るセッティングとなっており、アンジュレーションとグリーンのスピードに悩まされるプレーヤーが多いようなコースでした。
また機会があればグリーンを攻略しに、再チャレンジに行ってみたいと思います。