【ゴルフ場レビュー】南総カントリークラブ・東コース(市原市)
ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県市原市の「南総カントリークラブ」からラウンドレポートをお届けしていきます。
BS日テレの『ゴルフサバイバル』にも度々登場している南総カントリークラブは、豪快なティーショットを楽しめる「西コース」と、池や林などが効果的に配され、戦略性を求められる「東コース」という36ホールを有していますが、今回は「東コース」を回ってきました。
ちなみに東コースはキャディ付きが基本ですが、メンバーが同伴していればキャディ無しでもラウンド可能です。
本格的かつ優美な雰囲気が漂う「東コース」
クラブハウスを出た正面には、ちょっと分かりづらいですが、鯉が大量に住んでいる池があります。人が近づくと、踊りながら大歓迎(?)してくれるので、興味がある方は立ち寄ってみてください。
グリーンスピードは、西も東もほとんど変わりませんが、東コースの方がやや速めに設定されています。とはいえ、どちらも9.0フィート前後と、ごくごく一般的なスピードです。
コースレートは、西コースの72.2に対し、東コースは73.0とやや難しめの設定。乗用カートはいずれもリモコン式です。
同カントリークラブの充実した練習設備については、下記のラウンドレポートをご覧いただくとして、早速ティーオフ!
INコースの11番ロングは、ティーイングエリアからの景色が爽快で、ドライバーを気持ちよく振りぬいていきたいホール。狙い目はバンカーの右側です。
13番ショートは、ティーイングエリアが2か所ある珍しいレイアウトになっていて、右ティと左ティではまったく違うホールになります。
右ティの場合は、池越えの打ち下ろしで、縦長の3段グリーンが待ち受けます。
写真は左ティからの景色で、こちらは距離は短めながら、ずらりと並ぶバンカー越えになります。
景観の美しさなら、15番ミドルがハイライトになるでしょう。大きな池と大きなバンカーが視界に入るセカンドショットは、テンションが上がりすぎないように注意したいところです。
ランチタイムにも和朝食(?)が楽しめる
和・洋・中の多彩なメニューが揃うレストランでは、朝食風の「塩鮭定食(1,430円)」もランチタイムにオーダー可能です。
スタートが7時台など早めで、朝食あるいはブランチ気分な腹具合のときにオススメです。
レストランの脇には、ゆったりと過ごせるラウンジスペースも備えています。私はよく、仲間内のミニコンペの表彰式などで利用させてもらいます。
ゴルフの奥深さを堪能できる、爽快な「西」と静謐な「東」
それでは、後半のOUTコースへ。アップダウンが大きい1番ミドルと2番ロングを切り抜けた後、フラットかつ距離が短い3番ミドルが、チャンスホールになります。
ホッとしたのもつかの間、4番ショートはプレッシャーのかかる谷越えになっていて、風の計算も難しいホール。ピンの位置にもよりますが、グリーン手前の花道狙いが無難でしょう。
茶店のある7番ミドルは、距離は短めながらも、フェアウェイ中央付近のバンカーが地味に効いています。
爽快でダイナミックな「西コース」に対し、豊かな緑に包まれた「東コース」は、静謐な雰囲気すら漂わせます。
西と東で異なる表情を見せる南総カントリークラブは、ゴルフの奥深さを堪能させてくれることでしょう。
ちなみにシニアゴルファーへの配慮から(?)か、青ティが一般的なゴルフ場でいうレギュラーティ扱いで、白ティがシニアティ扱いになっています。