ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県香取市の「グレンオークスカントリークラブ」からラウンドレポートをお届けしていきます。
全長6,972yard・LPGAのトーナメントを過去4回にわたって開催してきた同クラブは、戦略性に富んだレイアウトや複雑なアンジュレーションが特徴的。その中でも、大きくて傾斜が強く、3パットのピンチを招きやすいグリーンが、“最大のスペクタクル”になります。

完全なる“GRAND化”に向けて鋭意リニューアル中
「オーク・ヒルズカントリークラブ(香取市)」と姉妹関係にある同クラブは、2025年10月からは、アコーディアの新たなプレミアムブランド「GRAND(グラン)」にその名を連ねています。

東関東自動車道「大栄IC」から向かうこと約10分。千葉県道44号沿いには、「GRAND」にしては控えめな看板が掲げられています。
ちなみにすぐ側には牧場があるので、クルマの窓は開けない方が賢明です。

アプローチを真っすぐ突き進んでいくと、右手にエントランスゲートが見えてきます。

そして、クラブハウスに横付けすると、スタッフさんが駆け寄ってきてゴルフバッグなどを預かってくれます。

“GRAND感”のある上質な佇まいは、ジャケットを羽織ってきた甲斐があるってものです。

レセプションの雰囲気も、洗練された重厚感がありました。

チェックインの手続きは、アコーディア系列のカードなどを持っていると至極スムーズです。
この日のプレーフィは、平日ランチ付きで9,340円+ゴルフ場利用税650円に、その場でロッカーフィの450円を追加した10,440円でした。

男性ロッカーは2F、女性ロッカーは1Fに配置されています。

レセプションに併設されているプロショップは、良くも悪くも(!?)高級感を醸し出していました。

ロッカールームは改装中で、入口あたりが極端に狭くなっていましたが、新年早々には「GRAND」として生まれ変わった姿を見せてくれるようです。
トーナメントを想わせる練習設備にテンションアップ!
身支度を整えたら、さっそく最終調整へと向かいます。

ドライビングレンジを利用する場合には、マスター室で練習場コインを事前にゲットしておきます。ボール代は、30球で550円という設定です。

ドライビングレンジは、クラブハウスを出て左手、OUTのスタートホール方面に設置されています。

ドライビングレンジの後方には、本格的なアプローチ&バンカー練習場も併設されていて、筆者的にはテンションが上がる風景が広がっていました。

アプローチ&バンカー練習場は自分のボールを使用する形となり、ラウンド後にも、文字どおり“日が暮れるまで”練習できます。

巨大かつ砂がしっかり入ったバンカーも、かなり実戦的です。

ドライビングレンジは全20打席で、全長240yardと距離もたっぷり。

フラッグまでのヤーデージを明記したボードも、気分を高めてくれる仕立てです。

ベント芝のパッティンググリーンは全3面。クラブハウスの目の前に大きな1面と、

INコースに向かう途中のもう1面に加え、

10番ホールのティーイングエリア脇にもひっそり配置されていました。

“最大のスペクタクル”と謳われているグリーンですが、この日のスティンプは「10.0ft」と、バッチリ仕上がった状態でした。
パターの難しさや怖さ、何よりも面白さを実感させてくれる
それではティーオフ! この日はOUTコースの1番ミドル(バックティから359yard)からスタートです。

実は今回は「1人予約」だったのですが、同組になった“ほぼメンバーさん”のご配慮によって、バックティから回ることができました。

乗用カートはリモコン式で、“ほぼメンバーさん”がリモコン係も担ってくれました。

OUTコースは序盤から難ホールが連続する構成で、2番ミドル(同392yard)のティーショットは、左サイドが狙い目で、右サイドが一発アウトになっています。

続く3番ミドル(同411yard)は、HDCP1の難ホール。ティーショットでは、引っ掛けはもちろん“突き抜け”もケアしながらドライバーを握るか、距離が残ることを覚悟の上で刻んでいくかの選択が求められます。

4番ロング(同494yard)は、2オンも十分に可能ではあるものの、基本的には3オン狙いが定石です。

横に広い3段グリーンの手前には、きっちりとバンカーが待ち受けています。

5番ショート(同132yard)のお茶屋さんでは、おしぼりを持ったスタッフさんがわざわざ出迎えてくれました。後半INコースのお茶屋さんも同様で、ソフト面でも“GRAND化”が進められているようです。

さらにティーイングエリアには、ロゴ入りのショートティーが用意されていました。

同ホールでは、グリーンを囲むバンカーもさることながら、上空にチラリと見える電線が“曲者”になります。

なんとティー位置やクラブ選択などによっては、打球が電線に直撃する可能性があり、直撃すると「ビビビビッ」とボールが感電(!?)しながら落ちてくるそうです。ルール的には打ち直しとなりますが、あまり気持ちの良いものではありませんね。

もうひとつのパー3である8番ショート(同195yard)は、左手前の深~いバンカーだけには、絶対に入らないルートで攻めていきます。

続く9番ロング(同508yard)は、セカンド以降が打ち下ろしになっていて、クラブハウスに加えて大きな池まで待ち受けています。

というわけで、お楽しみのランチタイムに突入です。

レストランの各テーブルは、それぞれが窓際の特等席かつプライベート感も重視して配置されています。

この日は短めだったランチタイムも考慮して、シンプルなビーフカレー(追加料金ナシ)をセレクト。その味わいは、極めてスタンダードなものでした。

後半のINコースは、OUTコースに比べると制約が少なめで、ドライバーを気持ちよく振れるホールもありました。とはいえ、やはり守るべき場面では、徹底的に守る必要があります。

右ドッグレッグの11番ロング(同532yard)は、右サイドのバンカー越えが“メンバールート”。実は右サイドの高い木の奥は開けているので、ある程度までの右へのすっぽ抜けならセーフになっているはずです。

ただし、グリーン手前には崖とクリークが待ち受けているため、いずれにしても3打目勝負となります。

ちょっと飛んで14番ミドル(同360yard)は、比較的パーが取りやすいものの、他のホールと同様にグリーン上では気を抜くことができません。

上がり3ホールの入口となる16番ミドル(同412yard)は、右バンカーの上を狙っていく最短ルートが、実は比較的セーフティだったりもします。

続く17番ショート(同162yard)は、段差の大きい2段グリーンがやっかいで、とくにピン位置が上の段の場合はリスク覚悟で攻めていく必要があります。なぜなら、たとえ下の段にナイスオンしても、3パットになる可能性が高いからです。

18番ロング(同521yard)は、最後の最後にドラマを起こすレイアウトになっていて、グリーンを狙うショットはもれなく池越えとなります。

コース/練習設備/サービス/価格のバランスが取れている「グレンオークスカントリークラブ」は、パターの難しさや怖さ、そして何よりも面白さを実感させてくれるゴルフ場と言えそうです。














































