バンカーでのアンプレイヤブルは得策?賢く使ってスコアメイク
アマチュアゴルファーの中には、バンカーに入ってしまったとき、「いやだな…」と思うシーンがありますよね?
バンカーショットが苦手な方にとって、アンプレイヤブルが意外と頼りになる選択肢かもしれません。
今回は、バンカー内でのアンプレイヤブルを使ったほうがいいシチュエーションや、基本ルールをわかりやすく解説します!
ちょっとしたコツを知っておくだけで、バンカーからの脱出がぐっと楽になり、スコアメイクにもつながるかもしれませんよ。
次のラウンドで試してみたいと思うような実践的な情報をお届けします。
バンカー内でのアンプレヤブルとは?
バンカーでも、アンプレヤブルが使えるのはご存じですか?
バンカーショットが苦手なアマチュアゴルファーにとって、このルールを知っていると役に立つかもしれません。
バンカー内で、どのようなときにアンプレヤブルを使ったらよいか、見ていきましょう。
バンカー内でのアンプレヤブルの基本ルール
まず、アンプレヤブル(アンプレイアブル)は、「このままではボールが打ちづらい」と感じたときに使える救済措置です。
バンカーでは、「ボールが砂に埋まってしまった」「急な傾斜に止まってしまっている」など、困った状況に陥りやすい場所ですよね。
アンプレイヤブルは、そんなときに使える便利なルールです。
アンプレヤブルの宣言は自分の判断で行います。
ルール内で、打ちやすい場所にボールを動かせますが、デメリットとして1打罰が課されます。
しかしその分、次のショットが打ちやすくなるので、トータルでは得になるケースが多いです。
バンカー内でアンプレヤブルを取る場合、基本的にはバンカーの中で打たなくてはいけません。
特別なルールを適応すると、2打罰を受けてバンカーの外に出すこともできますよ。
状況に応じて選択してください。
どんなときにアンプレヤブルを使うべき?
実際のプレーで、アンプレヤブルが効果的な場面を具体的に見ていきましょう。
よくあるケースが、ボールが砂に深く埋まってしまった「目玉」の状況です。
これは多くのゴルファーを悩ます状況で、普通に打とうとすると、何度もミスを重ねてしまう可能性が高いです。
また、バンカーの壁際や縁にボールがあると、クラブが砂壁に当たってしまいそうで、けがをしてしまう可能性がある。
このようなときは無理して打たずに、アンプレヤブルの使用を検討してみましょう。
適切なタイミングでアンプレヤブルを使うと、スコアを大きく崩すリスクを減らせます。ルールをしっかり理解して、スマートなゴルフを心がけていきましょう。
アンプレヤブルで賢くスコアメイク
バンカーでのアンプレヤブルを使うタイミングのコツについて、詳しくお話ししていきましょう。
あるがまま、ただ打つのではなく、戦略的にアンプレヤブルを選択すると、スコアを伸ばすことができるかもしれませんよ。
アンプレヤブルのメリットと判断のポイント
アンプレヤブルは、実はとても賢い選択肢です。
例えば、バンカーで何度もミスを重ねてしまうと、スコアが大きく崩れてしまいますよね。そんなとき、1打罰を覚悟でアンプレヤブルを使えば、打ちやすい位置からショットができて、かえってトータルのスコアを抑えられるケースがあります。
特に初心者の方や女性ゴルファーの方には、ぜひ活用していただきたいですね。
難しいシチュエーションで無理にショットを打とうとすると、プレッシャーがかかり大きなミスにつながります。
アンプレヤブルを使えば、安定した姿勢でショットができるので、ケガの予防にもなりますよ。
アンプレヤブルを使わない方が良い場面も
ただし、すべての場面でアンプレヤブルを使えば良いというわけではありません。
例えば、バンカー内でもスイングがしやすい平坦な位置にボールがある場合は、1打罰を取るよりも、そのまま打つ方が良いでしょう。
大切なのは、その時の状況と自分の技量を冷静に判断することです。
アンプレヤブルを「最後の手段」として考えるのではなく、スコアメイクのための「戦略的な選択肢」として捉えると、より賢いゴルフが楽しめるようになりますよ。
バンカー内でアンプレヤブルをしたときの処置
バンカー内でアンプレヤブルを宣言したとき、どんな選択肢があるかご存じですか?
ここでは、それぞれの救済方法について、詳しく解説します。
1打罰で選べる3つの方法
まず、1打罰で選べる基本的な選択肢が3つあります。
どんな処置の方法なのか見ていきましょう。
選択肢1「元の位置に戻って打ち直す」
最初にショットを打った場所に戻って、もう一度打つ選択肢です。
急な斜面に球が止まってしまったとき、バンカーのアゴの近くでアドレスが取れないときなど、元の位置の方が打ちやすい場合におすすめです。
選択肢2「2クラブレングス以内にドロップする」
現在のボールの位置から2本のクラブ分以内の距離で、ホールに近づかない範囲でドロップできます。
バンカーの壁際から少し離れた位置に移動させて、打ちやすい状況を作れます。
選択肢3「後方線上のドロップ」
ボールとホールを結んだ線上の後ろ側であれば、バンカー内の好きな場所にドロップできる方法です。
深い砂や急斜面を避けて、ベストポジションを選べるのが特徴ですね。
バンカーから完全に抜け出す特別ルール
そして、2020年からの新ルールで認められた特別な選択肢があります。
バンカーが苦手なゴルファーには嬉しい、バンカーの外に出してもいいルールです。
ただし、残念ながら2打罰を受けなければいけません。
バンカーの壁が高くて出すのが難しい場合や、バンカーと相性が良くない方には心強い選択肢になりますね。
確かに2打罰は痛いですが、バンカーで何度もミスを重ねるリスクを考えると、状況によっては賢い選択になることもありますよ。
状況に応じた選択のコツ
これらの選択肢の中から、どれを選ぶかは状況次第です。
例えば、バンカーの砂の状態や壁の高さ、自分の体力や技術レベル、そしてその時のスコア状況なども考慮に入れて判断しましょう。
大切なのは、冷静に状況を見極めることです。
焦って判断を誤ると、かえって苦しい展開になってしまいます。
一呼吸置いて、自分にとってベストな選択肢を選んでくださいね。
バンカーの新しい攻略法はアンプレイヤブル
今回は、バンカーでのアンプレヤブルの方法を解説しました。
深い目玉バンカーや急斜面での困難な状況では、1打のペナルティを受け入れてでも、確実に次の一打につなげる選択が有効です。
状況によっては、2打罰でバンカーから完全に脱出する決断も、スコアメイクの視点では理にかなっています。
アンプレヤブルは「最後の手段」ではなく、スコアメイクのための「戦略的な選択肢」の一つとして覚えておくと良いですよ。
ぜひ、実践で活用してみてくださいね。