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ゴルフはパンチショットで上手くなる!?パンチショットの打ち方と使いどころ

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スキルアップ
2025-02-26
2025-03-19

こんにちは、ゴルフライターのとやです。

皆さんはパンチショットをラウンドで使っていますか?

方向性も出しやすく風にも強い、さらにはミスショットの確率も低いと実戦でかなり使いやすいショットがパンチショットなんです。

ここではパンチショットの打ち方や使いどころなどを解説していきたいと思います。

ぜひパンチショットを使いこなして明日からのラウンドに弾みをつけてみませんか?

パンチショットとは?ゴルフ上級者の多くが活用している!

パンチショットとはコンパクトなスイングでボールをパチン!と叩くようにスイングをするショットです。

フォロースルーをあまり取らず、ボールに当てるだけのようなイメージで打つショットです。

このパンチショットはラウンド中でも非常に使いやすいショットで、ゴルフの上級者はもちろんプロゴルファーでも試合中に使われているのを目にします。

なかなかスコアが出せないゴルファーはいつもマン振りのフルショットで攻める、という人も少なくありませんが、スコアを出すコツを心得ている上級者以上のゴルファーは色々な場面で最もミスの出にくいショットを使い分けています。そのたくさんのショットの中で必須となるのがパンチショットなんです。

パンチショットのメリットは?

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パンチショットのメリットを見ていきましょう。

・低弾道で打ち出せる

・風に強い

・ライの悪い場所からでも打ちやすい

・スイングがコンパクトなのでショットが乱れにくい

これらのメリットがあります。

パンチショットはロフトを立ててインパクトするので弾道が低くなります。その結果風が強く吹いていてもあまり影響を受けることがありません。

高いボールを打っていくとどうしても風を計算しなければいけない場面もありますが、パンチショットだと風をあまり考えず、ボールの打ち出し方向だけに集中できるメリットがあります。

また小さくコンパクトなスイングになるのでラフやディボットからのライが悪いショットも大きなミスにつながりにくいのも見逃せないポイント。小さくコンパクトなスイングとなるので自然と大きなスイングよりもミスが出にくく、ショットの調子が悪いときでも積極的に使っていけるメリットがあります。

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パンチショットは飛距離が出ないという噂はウソ?ホント?

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パンチショットは飛距離が落ちる、という意見もありますが正解は「パンチショットでは飛距離はほとんど落ちない」というのが事実です。

コンパクトなスイングではありますがボールをしっかり捕らえておりボールが低く、強く出ます。またキャリーが落ちてもランが出るためトータルで飛距離のダウンはそれほどではないのです。

パンチショットの打ち方とイメージ

image1

パンチショットの打ち方とイメージについて、スイング中のチェックポイントを見ていきましょう。

基本的にはスリークォーターショットでインパクトまでのスイングイメージです。アドレスからフィニッシュまで細かなチェックポイントをご覧ください。

パンチショットのボール位置はボール1個後ろ

パンチショットはまずアドレスが大切。

通常のスイングをするときのように構えたら、いつもよりボールを1個分後ろに置くようにしましょう。

低いボールを打つパンチショットでは、インパクトでフェースが立っている必要があるためです。

パンチショットでは左足太もも内側にグリップを

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グリップの位置も要チェックです。

ボールを1個後ろにセットするので普段通りに構えるとグリップが右に寄ってしまいます。グリップの位置を左足の太ももの内側付近まで持ってきます。

これでフェースがしっかりと立っている状態が作れますので、パンチショットの低く強い弾道が打てる準備が整います。

体の回転だけでバックスイング

スイングイメージはスリークォーターショットです。バックスイングもアドレスから必要以上に手を動かす意識は不要。

腰や肩を使った体の回転だけでバックスイングを行うようなイメージで行いましょう。

トップを正面から見たときに、クラブのシャフトが1時から2時の間に収まっているのが目安です。

ボールを後ろをひっぱたく!体の回転とフェースを同調させる

体と腕を連動させてインパクトへ向かってダウンスイングをしていきます。このときパンチショットは上からガツン!というイメージを持つ人もたくさんいます。

ただボールを後ろにセットして、グリップを前にしているので普通にスイングすれば十分ダウン軌道でボールを捉えられます。

あえて上からのイメージではなくボールの後ろをひっぱたくイメージで大丈夫です。

このときわずかにハーフトップ気味にボールにインパクトしたら、体の回転とフェースが同調しているイメージでパチンと打つイメージでやってみましょう。

回転の惰性でフォローは低くフィニッシュ

インパクト後にパンチショットではフィニッシュは取りません。スイングで回転している惰性でフィニッシュです。

シャフトが後方に大きく入らず、飛球線方向でクラブが止まるイメージです。

こんなパンチショットはダメ!

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ラウンドでも使い勝手の良いパンチショットですが、中にはNGなパンチショットのやり方やイメージもあります。

正しいパンチショットをやるために、NGなパンチショットも合わせて覚えておきましょう。

手を強く使って振ってしまうと再現性が下がる!

パンチショットはコンパクトなスイングであることから、どうしても飛距離が落ちるというイメージがついてまわります。

そこでその落ちる飛距離をカバーすべく、強く腕を使ったスイングをしてしまうのはNGです。それはコンパクトで再現性の高いスイングであるパンチショットだとしても、手を強く使ってしまうとそれだけ再現性が下がります。せっかく成功率の高いショットなのに自ら確率を下げてしまうことになるんです。

あくまで体の回転とクラブを同調させて打つのを意識しましょう。

上から打ち込むイメージではダウンスイングが強くなりすぎる

先程も触れましたがパンチショットは強くダウンブローに打つイメージがあります。そこで上からドン!とクラブを叩きつけるようなインパクトはNGです。

ダウンスイングが強くなりすぎてしまうのでヘッドの入りが少しでもズレるとトップになったりダフりになってしまったりとミスの原因となります。

ボールを後方に置き、グリップを少し前に寄せているので普通にスイングすれば十分ダウンブローになっているのです。

パンチショットを積極的に使って行きたい場面は?

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パンチショットが打てるようになったら色々な場面で積極的に使っていくようにしましょう。

パンチショットが活きる場面は実はかなりたくさんあります。具体的な場面をチェックします。

風が強いティーショットやセカンドショット

風が非常に強い場面で距離が出せるクラブの方向性に不安があるときにパンチショットが有効な場面です。

ボールが低く出るため木やネット、崖などに引っ掛かりやすくなり仮にミスをしたとしてもリスクを低く抑えられます。

狭いところにラインを出して打っていきたい場面

スイングがコンパクトなのでライン出しのショットにもパンチショットは使いやすくなります。ハザードやラフなどで狙いどころが極端に狭いケースもよく見られます。そんなときにはライン出しでパンチショットを活用してみましょう。

いつも同じスイング、同じ弾道で狙っていくよりも格段に次のショットが楽になります。

ディボット跡、ラフなどライが悪い場所

ダウンにボールを捉えるため、通常のスイングよりもライの悪い状況で活躍してくれます。特にディボット跡やラフ、はたまたつま先上がりやつま先下がりなどのフェアウェイでもちょっと打ちにくさを感じる場面は少なくありません。

そんなときに再現性の高いパンチショットは必須の技術になってくるでしょう。

林の中から脱出するようなトラブルショット

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低くボールが出せるので枝が覆いかぶさっているような林の中から脱出するトラブルショットではパンチショットが活躍します。

枝が張り出しているような場所で普通にショットする人は少ないですが、いざパンチショットをやろうとしても普段練習していなければそのショットの難易度は跳ね上がります。

普段からパンチショットをしていればそんな場面でも慌てずに対処できるはずです。

パンチショットが有効にならない場面は?

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パンチショットはコントロールショットとしても、風があるときやトラブルショットとしてもあらゆる場面で有効ですが、パンチショットが適さない場面もあります。

それは高い弾道でボールを止めたいとき。

例えば目の前にあるハザードを越えたいときや、早いグリーンでボールをピタリと止めたいショットなどがこれにあたります。

低弾道で強いボールが出るパンチショットなので、高弾道を求められる場面では使いにくいのです。

パンチショット唯一のデメリットですね。

パンチショットを積極的に活用してゴルフを有利にすすめよう

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ゴルフが上手い人はみんなやっているパンチショット。

ぜひともパンチショットをマスターして積極的にコースで使って行きましょう。

パンチショットがマスターできれば、あなたのスコアメイクに大きく役立ってくれるはずですよ。

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ライター

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とや
ゴルフを始めてはや10年。 ここ最近、めっきりラウンド数が少なくなってしまった中年ゴルフライター。 腕前は中級者でも「ゴルフは物理!」を座右の銘にロジカルな記事を発信していきます。

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