花粉症がつらすぎる……。より快適かつスマートに春ゴルフを楽しむ方法
春ゴルフでベストスコア更新を狙おう!
春よ、来い! 冬の寒さにも負けず、練習やラウンドに励んでいる皆さんは、暖かな春の訪れが待ち遠しいのではないでしょうか。
ウェアも薄手になって、身体も動きやすくなる春ゴルフは、ベストスコア更新を狙えるシーズンになるでしょう。
その一方、春ゴルフの大敵といえば、多くの人を悩ませている「花粉症」。緑に囲まれているゴルフ場は、時に空気が黄色く見えるほど、容赦なく花粉が飛散することがあります。
目はショボショボ&ゴロゴロするし、鼻はムズムズ、くしゃみも止まらない……。アドレス中に、鼻水がタラーッと垂れてくるなんてことも、珍しくありません。
ゴルフはやりたいけれど「ゴルフどころではない」ほどの、“壮絶な状態”になる方もいるでしょう。
また、自分だけの問題ならまだしも、鼻をズルズルすする音やくしゃみは、同伴プレイヤーの集中を欠くことにもつながりかねません。
そこで今回は、少しでも快適に春ゴルフを楽しむための、花粉症対策&グッズをご紹介していきます。
花粉を“外側”からブロックする対策&グッズ
春ゴルフのアウターには、温度調整もしやすい、薄手の「ウインドブレーカー」を選ぶといいでしょう。
ナイロン製やポリエステル製の表面がツルツルした素材は、花粉が付着しにくく、落としやすいというメリットがあります。
併せて、衣類用の「静電気防止スプレー」を使ったり、クラブハウスなどに入る前に花粉を払い落しておくのも効果的です。
「サングラス」や「キャップ」も必需品です。目に花粉が入りこむ(想像しただけで目がカユくなりますね。。)ことを防いでくれるとともに、だんだんと強くなってくる紫外線カットの効果も期待できます。
今や各ブランドから様々なデザインのサングラス&スポーツサングラスが出揃っているので、自分にマッチするお気に入りの1本を見つけてみてはいかがでしょう。
また、コースやグリーンの起伏や芝目が見やすくなる「ゴルフ専用サングラス」も提案されているので、春ゴルフに限らず、オールシーズン使うことも視野に入れながら選んでみるのも悪くないでしょう。
キャップには、花粉が入り込みにくい構造や空気清浄機能を備えたモデルも登場しています。
症状がひどいという方は、「スポーツマスク」を併用してもいいでしょう。
見た目がちょっと怪しくなるのを避けるなら、花粉のブロック効果は薄れるものの、「春夏用のネックウォーマー」や「タートルタイプのインナー」などを選ぶと、機能とファッション性を両立できそうです。
その他、顔や髪に直接スプレーできる「花粉ブロックスプレー」や、目や鼻の周りに塗る「花粉ブロックジェル&クリーム」は、ゴルフシーンだけでなく、日常でも重宝するはずです。
花粉を“内側”からブロックする対策&グッズ
何はともあれ、バランスのとれた食事と十分な睡眠をとって、人それぞれが本来持っている、「免疫力」を高めておきたいところ。
これは万全のコンディションでゴルフを楽しんでほしいという意味でも、花粉症だけでなく様々な病気のリスクを遠ざけるという意味でも、ちょっと強めにオススメしたいです。
年を重ねるごとに、「健康第一」という言葉を実感するシーンが増えている今日この頃であります。
また、アレルギー反応を抑制する働きを持つ食材としては、サバやイワシといった「青魚」、ブロッコリーや人参をはじめとした「緑黄色野菜」、緑茶や烏龍茶に含まれる「カテキン」などが挙げられています。
反対に、脂っこいものや辛いもの、アルコールなどは、花粉症の症状を悪化させるようなので、控えめにしておきたいところです。
そうは言っても、“現代病”とも言われる花粉症はなかなかの強敵。「市販薬」や「病院で処方してもらった薬」も活用しながら、症状をなるべく抑えていきましょう。
また、目のかゆみや充血を抑える「目薬」も必須ですね。時間に余裕がある時などは、目を丸ごと洗う「目洗い」もお試しください。
もちろん、うがいや手洗い、洗顔を徹底するのも効果的。ラウンド日なら、ゴルフ場に着いた後、お茶屋さんでの休憩時、ランチ前後、ラウンド終了後など、こまめに花粉を取り除いて、なるべく体内に取り込ませないようにしていきましょう。
“全集中”するための花粉症対策を!
ゴルフは、リラックスと“全集中”を行き来し、自分をコントロールしながら1打1打を積み重ねていくスポーツ。ちょっとした集中力の欠如が、思わぬミスにつながることは、ゴルフと真摯に向き合っている皆さんなら重々ご承知でしょう。
また、紳士のスポーツでもあるゴルフは、ルールやマナーに則るのはもちろん、ラウンド中の所作もできり限りスマートでいたいものです。
手ごわい花粉症を完全に抑え込むのは難しいかもしれませんが、細やかな対策と工夫を織り交ぜながら、少しでも快適に、春ゴルフを楽しんでいきましょう!