【ゴルフ場レビュー】レインボーカントリー倶楽部(足柄上郡)
神奈川県足柄上郡にあるメンバーコースです。
日本でコースを最も多く設計している富沢誠造氏で、東京の府中カントリーや千葉の総武カントリーなどがあります。
自然を生かした丘陵コースでありながらフェアウェイは広く、グリーン周りにガードバンカーを配置し、戦略的に仕上げてあります。
今回はこちらのラウンド・レポートをご紹介します。
フロントは天井が高く、とても威厳のある雰囲気です。
しかしながら、威圧感はなくどことなく親しみを感じさせてくれます。
フロントは、6時45分より受付開始です。
基本的にはメンバーのみですので、スタッフとの顔見知りも多く、笑顔で迎えてくれます。
練習場は、屋根付きで全16打席。
ラウンド前に練習することができ、またレッスンもこちらで受けることができます。
アプローチやバンカー練習場もあるので、ショート・ゲームの練習がしっかりできます。
コースはアップダウンがありますが、フェアウェイは広くそれほどストレスを感じさせません。
メンテナンスもよく、フカフカのフェアウェイに、グリーンはピッチマークがつくほど柔らかいです。ということは、狙った距離をガンガン打っていけます。
グリーンは2グリーンで、砲台が多いです。
距離感が難しいですが、キャディさんが正確に教えてくれるので安心して打っていけます。
グリーン奥はそれほど広くないので、前から攻めるのが鉄則です。
しかし、ほとんどのホールでグリーン手前にはバンカーが配置されています。
そのバンカーも顎が高いので、要注意です。
手前で刻むか、大きめで打つか。
自分の得意とする距離を残すコース・マネージメントが要求されます。
富沢氏は、かの有名な井上誠一氏の下で工事監督として働き、設計を学んだそうです。
ですので、ゴルファーの気持ちをくすぐるようなレイアウトです。
クリークや池越えもあり、挑戦的でありながら楽しめる設計になっています。
レストランは広々としており、メニューも豊富です。
レインボーお楽しみ弁当から、レディース用の少なめ、また男性向けのガッツリ系まで揃っています。
ランチは1時間ほどですので、休憩時間としては十分です。
デザートも用意されているので、ラウンド後にゆったりと利用するのもいいですね。
都心から近く、東名高速道路の秦野・中井ICより10分。
神奈川には、知られざるコースが多く、このレインボー・カントリーもその1つです。
コースのメインテナンスからスタッフの対応も良い、素晴らしいコースです。
ただ、メンバーからは土日の予約が取りづらいとの声も聞こえてきます。
富沢氏に挑戦したいゴルファーは、是非。
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