【練習場レビュー】習志野ゴルフプラザ(習志野市)

ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県習志野市の「習志野ゴルフプラザ」から練習場レポートをお届けしていきます。
2024年10月にリニューアルオープンを迎えた同練習場は、最長200yardのドライビングレンジをはじめ、カップル向けの「65番」打席や人工芝のパター練習場、最新のトラックマンルームなどを備えています。

オープンから9:00まで&18:00以降は、入場料が無料
京葉道路「武石IC」から約5分の位置にある同練習場は、夏季(3月~11月)は7:00~、冬季(12月~2月)は8:00~、1年を通して21:00まで営業中。毎週水曜だけは、営業開始が10:00となります。

入場料は、平日300円/土日祝400円が基本(新棟や65番打席は別設定)。オープンから9:00まで&18:00以降は、入場料が無料のフリータイムとなります。

レセプションには、リニューアルオープンの名残りなのか、胡蝶蘭が誇らしげに並んでいました。
ここでふと、「銀座の花屋」という昭和のゴルフ用語が頭をよぎってしまいました。いわゆる「ラン(蘭)で稼ぐ」というやつなのですが、皆さんはその意味をご存じでしょうか……汗。

初めての場合は、会員登録してカードを発行してもらい、2,000円以上を入金する形となります。
ちなみにカードを無くしてしまった場合には、500円の再発行手数料がかかるそうです(汗)。

また、これは後から知ったのですが、実は1,000円・60球の「当日カード」もあるようです。

打席数は1F/2F合わせて全65打席で、レセプションのモニターから希望の打席を選ぶスタイルです。

打ち放題のシステムは無く、1球貸しのボール単価は、平日10円/土日祝12円(1F/2F打席共通)となります。
また、1,000ポイントがもらえる「金ボール」というお楽しみ企画も実施中です。
全打席が完全オートティーアップ+さりげないホスピタリティも
それでは練習スタート! とはいえ、この日は“春一番”のような強風が吹き荒れ、ネットを下げているため、ドライバーは使用禁止でした。
ドライビングレンジから見える風景は、開放的といえば開放的なのですが、最長200yardということで、やはりネットが近く感じます。

あらためて打席にあったヤーデージ表を確認してみると、最奥のグリーンでも147yardしかありませんでした。

一方、1F/2F打席を問わず、すべての打席に床からボールが出てくる完全オートティーアップ機を備えています。

ボール出しのSTART/STOP、ティーのUP/DOWNは、マット前方にある装置で行います。

1F打席からアプローチ練習する際は、“ミニグリーン”が絶好のターゲットになるでしょう。

と、ここで、スタッフの男性が「今日はあいにくの風ですね~」というセリフとともにボールをバラまき、あっという間に去っていきました。
そのさりげないホスピタリティには、思わず「惚れてまうやろ~」と心の中で叫びました。

ちなみに各打席には、スマホなどを充電できるコンセントも備えられています。
お忍びの練習場デートで使える!? 南国ムードな「65番」打席
お散歩がてら、その他の設備も見ていきます。

入場料がやや高めに設定されている「新棟(平日400円/土日祝800円)」は、打席数が少な目でプライベート感を重視した雰囲気です。

その一番奥、壁で仕切られた先には、カップルで利用できる南国ムードな「65番」打席が用意されていました。入場料は、平日1,000円/土日祝1,400円(1時間)と、やはり別格の扱いです。

ちなみにドライバーが使える通常時であれば、眺めが良くてグリーン面もよく見える、2F打席の方が爽快かもしれません。

レセプションの奥には、最大4名で占有できる「トラックマンルーム」が設置されています。利用料金は、平日5,000円/土日祝7,000円(90分)という設定です。

そして、建物を出てネットの脇をてけてけと歩いた先には、

打席利用者がフリーで利用できる、パター練習場が備えられています。

グリーンは人工芝ではあるものの、ロングパットの距離感を磨くにも十分な大きさがあるので、使い方次第では有用でしょう。

今回は「金ボール」との出会いは叶いませんでしたが、さりげないホスピタリティにしびれた「習志野ゴルフプラザ」は、ゴルファーがいつでも気持ちよく練習できる環境を整えてくれています。