【ゴルフ場レビュー】Royal Hawaiian Golf Club (ハワイ)
ハワイのワイキキから車で20分、ラッシュ・マウンテンの中にあるロイヤル・ハワイアン・ゴルフクラブ。
世界的に有名なピート・ダイとその息子のペリーがセミプライベートとして設計したコースです。過去には、クリントン大統領やオバマ大統領も訪れたことがあるとのこと。
その後、殿堂プレイヤー、グレッグ・ノーマンが再設計し新たに生まれかわりました。
この記事では、地元のゴルファーがジュラシック・パークと呼ぶこのコースを、ご紹介します。
地元ローカル色が強く、スタッフはとても気さくです。この日は予約なしのウォークインでいきましたが、最近は人気ですので事前予約をおすすめします。
ビジター料金は、$165です。追加料金$65で、Taylor Made Stealthのクラブレンタルがあります。
こんなところにと思うような熱帯雨林の中に、コースが現れます。それは、まさにジュラシック・パークの世界で、ゴルフコースの概念を覆すほどです。
地形を生かしたアップダウンの厳しいコースは、ミスを許さない刺激的なレイアウトで上級者向けとなります。
池やクリーク越えが多く、またブラインドホールもあるので、かなり挑戦的です。
INの1番ホールを終えると、カートでジャングルさながらの中を5分ほど走ります。
まるで別世界にいるような感覚で、この自然の美しさはなんとも言い難い。パワースポットのような、そんなマイナスイオンを感じる空間が広がります。
そして、池越しの12番ホールが見えてきます。
パー3の118ヤードと距離は短いですが、正確な距離が求められます。グリーンが小さいので、メンタル的にはかなりプレッシャーを感じるホールです。
アロマナ山麓から広がるフロント・ナインは、緑が美しくとても刺激的な9ホールです。
OUTの3番ホールです。
レギュラー・ティーから133ヤードでクリーク越えのアイランドグリーンです。
景色に圧倒されがちですが、しっかりとピンポイントで狙いを定めます。このホールも正確なディスタンスと方向性が求められます。
挑戦的ですが、ここを制する楽しさにワクワクします。ボールは多めに用意しておきましょう。
自然の渓流とタイトなフェアウェイのバックナインは、上級テクニックが要求される9ホールです。
日本の太平洋クラブがこちらと提携を結び、紹介状を持参すると$15の割引が受けられます。
ハワイのワイキキ周辺のコースとは全く違う景観を、ぜひ一度試してみてください。
自分のスキルがどこまで通用するのか、チャレンジする価値のある場所です。