ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県八千代市の「ピピゴルフリゾート」から練習場レポートをお届けしていきます。
その名が表すとおり、“南国リゾート”をコンセプトとした同リゾートは、2021年の夏に弾道測定器の「トップトレーサー」を全打席に導入。また、コーヒーの飲み放題サービスやゴルフバッグの保管スペースを無料で提供し、多様なゴルフライフをサポートしています。

五臓六腑に染みわたるゴルファーへのやさしさ
東関道自動車道「千葉北IC」から約10分、国道16号沿いに面している同リゾートは、ほぼ1年を通して6:30~23:00(!)まで営業中。

年中無休という謳い文句に偽りはなく、営業時間こそ短縮するものの、大晦日も元旦も営業する予定です。

同リゾートは千葉から柏方面へと向かう、物流の大動脈である国道16号沿いに面しているので、入場の際は後方車両や通行人などに十分にご注意ください。

左に曲がって入場すると、リゾート感をかもし出すヤシの木や、爽やかな水色の屋根が見えてきます。駐車スペースは120台分と、余裕たっぷりです。

この日は早朝かつ曇り気味だったので、まったく写真映えしてませんが、夏の太陽を浴びた時の印象はかなり違ったものになりそうです。

その一方、簡素なレセプションにはリゾート感は全くありません。

すぐ脇にあるラウンジスペースも、なんだか病院の待合室のような雰囲気です。

とはいえ、それらを補って余りあるのが、飲み放題となるコーヒーの無料サービスです。とくに冬の早朝には、同リゾートのやさしさが五臓六腑に染みわたります。
ゆとり十分な打席に「トップトレーサー」を完備!
2階建てとなる同リゾートには、1F/2F打席を合わせて72打席が用意されています。

レセプションから打席に向かうスペースは、ピロティ風のゆとりある空間になっています。

肝心のドライビングレンジはというと、やや色褪せてはいるものの、南国リゾートを連想させるカラーリングで仕立てられています。

料金設定は、時間制の「打ち放題」と、ICカードを購入する「球貸し」の2種類。
ビジターの平日料金は、打ち放題が30分800円~、球貸しが入場料200円+1球11円。同じく土日祝の料金は、打ち放題が入場料400円+30分900円~、球貸しが入場料400円+1球12円という設定です。
「朝7:30まで」と「夜21:50以降」は、曜日を問わずに入場料が無料です。

この日は「球貸し」を選択しつつ、1,000円を入金してICカードをゲット。ICカードは、持ち帰り可能な印字タイプです。

打席毎に設置されているマシンにICカードを差し込むと、

「Phi Phi」と印字されたボールが自動的に出てきます。そういえばピピという名称は、タイの楽園・ピピ島が由来なのかもしれません。

ティーの高さは、前方のボードをクラブでちょいちょいと押して調整していきます。

マシンのモニターでは、ボール単価や残りの球数も確認できますが、かなり見にくい省エネ設定(?)です。

一方、全打席に備わるトップトレーサーは、当然といえば当然ですが、視認性もバツグンです。

自分の弾道を“数値”として確認できるのは、現代ゴルファーの特権ですね(フェードというよりスライス傾向が強くなっています……)。

打席のところどころには、仮にボールが当たっても割れないであろう鏡面ボードが設置されています。

もっとも気に入ったのは、ベンチから打席までのスペースにゆとりがある点です。
筆者は打ちっぱなしであっても、ボールの後方から飛球線をイメージして1打1打を打っていくタイプなのですが、これだけ後方にスペースがあると、より伸び伸びとした気分で練習することができます。
地元のベテランゴルファーから愛される存在
施設内を散歩しながら、その他の設備もチェックしていきます。

1F/2F打席は同一料金のため、やはり2F打席の方が空いています。

打席後方の通路には、3mほどのパッティングボックス(?)が、1F/2Fそれぞれに用意されていました。

2Fにはそれに加えて、渋野日向子プロの“実物大のスタンスシート”が置いてありました。『ゴルフダイジェスト』の付録のようですが、渋野プロは身長が167cmもあるので、男性ゴルファーでも参考になる人は多いかもしれません。

同じく2Fにはゴルフバッグの保管スペースも用意されていて、しかも無料で利用できるそうです。同リゾートに徒歩や自転車などで来場できる方は、とくに重宝するのではないでしょうか。

駐車場の横手には、1時間400円で利用できるパッティンググリーンが用意されていますが、猛暑にやられて現在はメンテナンス中です。回復までには、かなりの月日が必要になりそうですね。

その横には、無料で利用できるバンカー練習場もあるのですが、「練習する気分にはならない」というのが正直な感想です。

ちなみにラウンジスペースの壁には、稲森佑貴プロや菅沼菜々プロなどのサインが飾られています。
全体的な設備は老朽化しているものの、全打席にトップトレーサーを備え、コーヒーの飲み放題サービスも提供している「ピピゴルフリゾート」は、とくに地元のベテランゴルファーから愛される存在のようです。