【練習場レビュー】丸山ゴルフセンター(船橋市)
ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県船橋市の「丸山ゴルフセンター」から練習場レビューをお届けしていきます。
あの丸山茂樹プロも学生時代に通ったという同練習場は、今では辻村明志コーチ率いる「TEAM辻村」の総本山ともいうべき場所になっています。
門下生の顔ぶれは豪華そのもので、上田桃子プロや吉田優利プロをはじめ、かつては小祝さくらプロも所属していました。また、2019年の全英女子オープンを制し、現在は完全復活を目指している渋野日向子プロの姿を見かけることもあります。
早朝から深夜帯まで、思い立った時に練習できる!
ドライビングレンジは全長230yardで、横幅もゆとり十分。1F/2Fそれぞれに36打席を備え、早朝5:00から深夜帯の23:00まで、多くのゴルファーが練習に励んでいます。
また、バンカー付きのアプローチ練習場に加え、「ゴルフパートナー 丸山ゴルフセンター店」が併設されているので、試打やフィッティングの機会も得られます。
料金設定は、5:00~9:00(土日祝は~8:00)までの「早朝営業」ならびに19:00~23:00の「夜間営業」なら、500円のワンコインで、45球(1F)/50球(2F)がガラガラと出てきます。
上記以外の時間帯は「フロント営業」が始まり、350円の入場料が別途かかる設定です。
また、「打ち放題」の設定もあり、平日の場合は1,850円で90分(1F)/120分(2F)、みっちりと打ち込むことができます。
併設されているバンカー付きのアプローチ練習場は、ボール代込みで60分/500円という設定。
ちなみにグリーンは“超高速”&“カチカチ”なので、パッティングの練習には向いていません。
その他、メンバー&スクール生向けの割引料金や各種特典なども用意。私はゴルフパートナーのスクール生なので、練習球が100円引きになったり、ゴルフグッズがいつでも10%引きで買えたりします。
ボールの“質”や距離表示にもこだわりアリ
ドライビングレンジは、ボール貸出機から練習球をカゴに入れて、自分の打席まで運ぶ旧式のスタイル。
「早朝営業」や「夜間営業」ではボール貸出機に現金を投入し、「フロント営業」ではコインを使用します。
打席幅はゆったり2.5mを確保し、全打席にパネルヒーターや扇風機を備えています。ティーの高さは、打席前方の「上昇」「下降」ボタンで調整します。
トッププロも利用する練習場だけに、ボールの“質”にもこだわりがあります。
一般的には耐久性を重視した1ピース構造のボールが使われることが多いですが、同ゴルフセンターでは、打感を重視した2ピースの多層構造ボールを使用しています。
また、年に1回は新しいボールを購入して、総入れ替えしているそうです。
その他、ターゲットグリーンへの距離を打席ごとに細かく表示するなど、上達を目指すゴルファーへの配慮も光ります。
練習好き&研究熱心なゴルファーにうってつけ
1Fの右端、全身鏡を備えた1番打席が、TEAM辻村道場。壁際にはオリジナルの練習器具が所狭しと並べられています。
賢明な皆さんなら百も承知でしょうが、もし女子プロに遭遇する幸運に恵まれたとしても、写真や動画を撮ったり、“ガン見”したりせず、あくまでも紳士的に“チラ見”する程度にしておきましょう。
ちなみに、2F左側の打席から、1番打席を遠目に見下ろすことができます。プロのスイングリズムや身体全体の動きを参考にするなら、“ガン見”しても練習の邪魔にならない、こちらがオススメかもしれません。
練習後には、昔ながらのおしぼりでスッキリ爽快。紙タイプではなく厚手の布タイプなので、使い心地バツグンです! もちろん、冬は暖かく、夏は冷たく調整されています。
ラウンジエリアでは、各種トーナメントやゴルフチャンネルを上映中。「丸山ゴルフセンター」は、練習好き&研究熱心なゴルファーにうってつけの練習場と言えるでしょう。