ゴルフ初心者必見！練習場で押さえるべきポイントと練習方法を解説

ゴルフを始めたばかりで、「練習場で何をすればいいのかわからない」「上司や同僚に誘われて始めたけど、うまく打てる気がしない…」と悩んでいませんか？

特に、最初のうちは何を練習すればいいのか、どんな道具を選べばいいのかさえ手探りで、戸惑うのは当然です。

この記事では、初心者が短期間で上達するための具体的な練習方法をご紹介します。

この記事を読めば、「最初にやるべきこと」が見つかり、練習場での時間がぐっと楽しくなるはずです。

これからゴルフを上達させたいあなたにぴったりの内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください！

初心者が最初に押さえるべき3つのポイント

ゴルフを始めたばかりだと、何から手をつければいいのかわからず、練習場で少し戸惑ってしまいませんか。

ここでは、初心者が最初に押さえるべき「グリップの握り方」「正しいアドレス」「ショートゲームの練習」の3つについてわかりやすくお伝えします。

正しいグリップの握り方

ゴルフのスイングを安定させるカギは、何といってもグリップとアドレスです。

この2つがしっかりできているだけで、ミスショットがグッと減り、練習の成果も早く出やすくなります。

まず、クラブの握り方であるグリップですが、実は「力を入れすぎない」ことがポイントです。

力いっぱい握ると、スイングがぎこちなくなり、ボールが思うように飛ばなくなってしまいます。

目安としては、握力を10段階に例えるなら「3〜4くらいの軽い力」で握るのが理想です。「こんなに軽くていいの？」と思うかもしれませんが、それで大丈夫です。

軽く握るだけでスイングが安定しやすくなりますよ。

正しいアドレスの姿勢

アドレスはゴルフスイングの土台となる重要な要素ですが、初心者のうちは正しい姿勢を取るのが難しく感じるかもしれません。

ここでは、練習場で簡単に正しいアドレスを取る方法をわかりやすく説明します。

この手順を覚えると、毎回安定した構えができるようになりますよ。

1. 足の位置とスタンス幅を整える

まず、肩幅程度に足を開きます。

この幅が狭すぎるとバランスを崩しやすく、広すぎると体が動きにくくなるため、ちょうどいいスタンス幅を見つけてくださいね。

つま先に体重がかかりすぎないよう、足裏全体でバランスを取るようにすると、土台が安定しますよ。

2. 前傾姿勢を作る

背筋を伸ばした状態で、股関節を中心に体を前に傾けます。

このとき、腰を曲げるのではなく、股関節を折り曲げるように意識するのがポイントです。また、膝を軽く曲げてリラックスした状態を保ちましょう。

そうすると、上体が安定しスムーズにバックスイングを始めることができます。

3. 腕とクラブの位置を調整する

次に、前傾姿勢を取ったまま腕を自然に垂らし、その位置でクラブを握ります。

グリップエンドが左足の内側付近にくるようにすると、スイングのバランスが良くなります。

クラブが体に近すぎても遠すぎても振りにくくなるので、ボールとの適切な距離感を意識しましょう。

4. 体のラインを確認する

最後に、肩、腰、膝が目標に対して平行になるように調整します。

このとき、ボールの後方から目標を見ることで、体全体の向きが正しくセットできているかを確認しましょう。

視線と体の向きが一致すると、狙った方向に打ちやすくなります。

最初は『少し違和感があるな』と感じるかもしれませが、体がこれまでと違う姿勢に慣れていないだけです。

練習を重ねるうちに、自然に構えられるようになりますし、スイングが驚くほど安定してきます。

練習中に何度も姿勢を確認して、少しずつ体に覚えさせていきましょう。

ターゲット方向へのアドレスの取り方

ボールを狙った方向に正確に飛ばすためには、正しいアドレスが大切です。

まず、ボールの後方に立って目標物を確認します。

このとき、遠くにある旗や的だけを見るのではなく、ボールからなるべく近くの地面にある目印を探してみてください。

たとえば、葉っぱや色の違う芝などが目印になります。

この仮の目標を設定すると、構える際に正確にターゲット方向を向けるようになります。

次に、クラブフェースをその目印に合わせます。

ここで重要なのは、肩、腰、膝のラインをすべて目標方向と平行にすることです。

初心者の場合、肩だけが目標に向いてしまい、体全体が開いてしまうことがよくあります。一度鏡で確認したり、仲間に見てもらったりするのも良い方法です。

ターゲット方向へのアドレスが自然に取れるようになると、「ショットが狙った方向に飛んだ！」という成功体験を積み重ねられるようになりますよ。

ぜひ練習場で試してみてくださいね。

初心者でもできる効率的な練習メニュー

忙しくて練習する時間がない方でも、効率よく上達するための練習メニューをご紹介します。

初心者でも実践しやすい内容ばかりなので、参考にしてくださいね。

基本スイング練習

スイング練習では、ただやみくもにボールを打つのではなく、一球一球を丁寧に打つようにしましょう。

フォームやボールが飛んで行った方向を確認し、何が悪かったのかを考える習慣をつけるだけで、スイングの精度がぐっと上がります。

たとえば、「グリップが正しく握れているか」「体のバランスが崩れていないか」「目標方向にしっかり打てているか」をチェックしてみましょう。

初心者の方は、9番か7番アイアンを使ったハーフスイングから始めるのがおすすめです。

クラブを腰の高さまで上げたら、クラブの重さを利用してゆっくり振ることを意識すると、スイングの基本動作を確認しやすくなりますよ。

また、練習場にある的を目標にして、「どれだけ正確に打てるか」を意識すると、スイングの安定感がどんどん高まってきます。

練習中に大切なのは、「このショットはなぜうまくいったんだろう？」「次はどこを修正すれば良いかな？」と、自分なりに考えることです。

最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつコツがつかめてくると楽しくなってくるので、頑張ってみましょう。

ショートゲーム練習

ゴルフ初心者が短期間でスコアを上げたいなら、ショートゲームの練習を優先するのがおすすめです。

ドライバーで気持ちよく遠くに飛ばしたい気持ちもわかりますが、グリーン周りでのアプローチやパターが上手くなると、スコアが大幅に良くなるからです。

アプローチでは、30ヤードや50ヤードの距離を狙う練習をするといいでしょう。

ピッチングウェッジやサンドウェッジを使って、振り幅を「腰から腰」や「肩から肩」といった具合に変えてみると、距離感をつかみやすくなります。

「この振り幅でこの距離が出る」という感覚が身についてくると、ラウンドでも自信を持ってショットできるようになりますよ。

また、自宅でパター練習を取り入れると、グリーン上でのプレーが格段に上手くなります。カーペットの上にカップ代わりのコインを置いて、1〜2メートルの短い距離を狙うだけでも十分です。

短い距離のパットを確実に決められるようになると、「これなら大丈夫！」という安心感が増し、プレッシャーのかかる場面でも落ち着いてプレーできるようになります。

ドライバー練習

ドライバーを練習するとき、「飛距離を伸ばしたい！」と思ってつい力んでしまうことはありませんか？

実は、力任せに振るとスイングが不安定になり、かえってミスショットの原因になります。

まずは力を抜いて、「7割の力で振ること」を意識してみましょう。

そのほうが、スイング全体がスムーズになり、ボールがきれいに飛びます。

スイングのテンポを一定に保つように意識してみてください。

テンポが安定すると、クラブのヘッドがボールの芯に当たりやすくなり、結果的に飛距離も伸びますよ。

初心者の段階では、遠くに飛ばすことよりも「正確にボールを打つ感覚」を身につける方が優先です。

焦らず、リラックスしてスイングするだけで、自然とスイングが整ってきます。

これだけ押さえれば初心者でも安心！

ゴルフを始めたばかりの初心者が上達するには、正しいグリップやアドレスを身につけ、ターゲット方向にしっかり構えられるようになることです。

ショートゲームやハーフスイングの練習を中心に行うようにしましょう。

ドライバーでは力を抜いたスイングを意識するようにすると、意外と早く成長できますよ。

最初は「これでいいのかな？」と感じるかもしれませんが、練習場で一つずつ試してみるだけで必ず成果が出ます。

焦らず、楽しむ気持ちを忘れずに、一歩ずつ進んでいきましょう。