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ウェッジの選び方完全ガイド!ロフト角や形状など見るべきポイントを解説

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スキルアップ
2025-01-28

こんにちは、ゴルフライターのとやです!

今日はウェッジの選び方についてお送りします。

ウェッジを選ぶときにはたくさんの見るべきポイントがあります。ただ問題となるのは人によって相性の良いウェッジが違うこと。

自分にぴったりのウェッジを選び出すためにはどこを見たらいいのか、またロフト角は何度のものを選ぶべきなのか、など様々な角度からウェッジの選び方についてチェックしてみたいと思います。

ウェッジの選び方で見るべきポイントはバンスとソール

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ウェッジを選ぶときの鉄則はズバリこちらの2つ!

・バンスの大きさ

・ソール幅の広さ

です。

アマチュアゴルファーにとってスコアをまとめるために必要な要素として「ショートゲーム」が真っ先に挙げられます。

そのショートゲームで多用されるのがウェッジであり、数本のロフト角のクラブで距離や高さ、スピン量など色々なボールを打ち分けなければなりません。

さらには通常のウェアウェイだけでなく、深いラフだったりバンカーだったりと活躍の場は全てのクラブの中でも多くを占めるウェッジ。

そのウェッジの性能はバンスとソールでおおよその特性が決まります。自分のプレースタイルにぴったりなウェッジをぜひ探してみてくださいね。

ウェッジはバンスの大きさでバンカーの難易度が変わる!

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ウェッジを横から見たときに、下に張り出している部分をバンス(バウンス)と呼びます。

もともとバンスはバンカーショットをより簡単にするために発明されたもので、このバンスが大きければ大きいほどバンカーショットが簡単になります。

このバンスはリーディングエッジが地面に突き刺さるのを防止してくれる効果があります。

柔らかいバンカーでもボールの手前にクラブを入れてスイングすれば、クラブがバンカーに刺さらずエクスプロージョンショットが簡単に打てるようになるわけです。

ウェッジのバンスが大きいとデメリットはないの?

バンスが大きくなると実はデメリットも存在します。

それはカチカチのベアグラウンドや雨後のしまったバンカーではバンスが邪魔をしてリーディングエッジが浮いてしまうことです。

そうなると地面でバンスが跳ねないように、フェースを立ててバンスを消して打つ必要が出てきます。

一般的にはバンス角が10度のウェッジが多く、オールラウンドに使えます。

12度 バンスを使って柔らかいバンカーで威力を発揮!

10度 バンカーでもフェアウェイからでもオールラウンドに使いやすいウェッジ

8度   硬い地面からバンスを気にせずクリーンに打ちたいゴルファー向け!

アプローチのザックリ対策にはソール幅がキモだった!

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ウェッジの底面を見てみると、地面に設置する部分があります。これをソールと言いますが、このソール部分が広ければ広いほど設置面積が増えてザックリが少なくなります。

つまりダフりのミスが多いゴルファーなどはソール幅の広いモデルがおすすめです。

短いアプローチでグリーンを狙ったショットでザックリをしてしまうと、無駄にスコアを浪費する結果となりなかなかスコアがまとまりません。

ダフりのミスが多い=ゴルフ初心者、というイメージを持たれがちですがミスに強いクラブを使えばそれだけショートゲームの精度が上がって上達のスピードも上がります。

ただソール幅が広いと、ラフの長さなど様々な状況に応じてフェースを開閉させるなどの自由度がやや下がるのがデメリットです。ソール幅が広いためにフェースを開くとクラブを置いたときの「座り」が悪くなってしまうためです。

そのためあらゆる状況でフェースを開いたり閉じたりして対応していきたいゴルファーの場合、ソール幅が狭いウェッジがおすすめ。

ただソール幅が狭いだけでなく、ヒールとトゥ側にかけてソールが収束していくような三日月型になっているものも。こうしたモデルではフェースの開き加減でゴルファー自身がバンスを調節できるためより自由度が高くなっているのが特徴です。

ソール幅の狭いウェッジでは、調整できる幅が大きいためあらゆる状況にも対応しやすい反面、ボールとフェースをクリーンにコンタクトできるゴルファー向けです。

ソールが広いウェッジと比較するとミスにはシビアになるためやや注意が必要です。

ソール幅が広いウェッジ ダフりに強く、ミスを出したくないゴルファー向け

ソール幅が狭いウェッジ 操作性が高く、クリーンに打てる人に好まれやすい

ウェッジは操作性重視?難易度重視?どっちを選ぶべきなんだろう?

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ウェッジの形状から見てみると、操作性が高い反面ミスにシビアなウェッジと、よりアプローチやバンカーが簡単になる要素が詰め込まれているウェッジとに分かれます。

どちらを優先して選ぶべきなのか迷う人もいると思いますが、ズバリ「ミスに対する寛容性」で選ぶべきだと断言します。

それはゴルフはより少ない打数でカップインさせる競技であることから、ショートゲームで多用されるウェッジでミスが出ない方が結果的にスコアメイクがしやすくなるためです。

たしかにプロゴルファーを見てみると操作性の高いウェッジを使っているのを多くみかけます。しかしそれは操作性の高さを充分に活かせるだけの技術を持ち合わせているためです。

アマチュアゴルファーではミスに強いウェッジを選択していきましょう。

ウェッジのロフト角はアイアンの流れを基準にするのが選び方のコツ

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ウェッジの形状からみる特徴が理解できたら次はロフト角についてみていきましょう。

おおよそ48度~60度までのロフト角からウェッジを選ぶのが一般的です。このときウェッジのロフト角だけを見るのではなく、アイアンのロフト角をまず確認してみましょう。

アイアンは種類によってロフト角や番手ごとのロフト角の開きに差があります。まずアイアンが何度刻みになっているかをチェックしてから、アイアンの流れで違和感が出ないようにウェッジのロフト角と本数を決めて行くのが良いでしょう。

ウェッジの本数とロフト角はどうしてる?タイプ別ウェッジ事情

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ウェッジの本数とロフト角は悩んでも悩んでもなかなか答えが出ないものです。正解があるわけではないので余計難しく考えてしまう人もいますよね。

そこでウェッジの本数とロフト角について一般的な組み合わせを紹介していきたいと思います。あくまで一例ですが、ぜひ参考にしてみてください。

ウェッジ2本体制で50度と56度!

ウェッジ2本体制でPWとあまり飛距離差が出ないように50度をまず1本。次にショートゲームで使いやすい56度のウェッジを入れたセッティング。

ウェッジ2本体制のゴルファーにとっては比較的スタンダードなチョイスです。

ウェッジ2本体制で52度と58度!

アプローチウェッジを入れている方におすすめのセッティングです。ウェッジが52度からだとPWとの間に飛距離差が出すぎてしまいますが、AWが入ることによってロフト角の階段がスムーズになります。

また58度のウェッジはやや高さが出るため、高いボールでグリーン上にピタリと止めるようなアプローチショットを好む人には良い選択となります。

ただしバンカーなどでは距離が出しにくいためその点は要注意です。

ウェッジ3本体制で50度、54度、58度

PWとウェッジの飛距離差が大きくなるのを防ぎ、キレイに4度刻みにすることでショートゲームで求められる距離を打ち分けられるセッティングです。

100ヤード以内のショートゲームを振り幅や感性ではなく、一定の力感で距離を打ち分けたいゴルファーに向いています。

ウェッジ3本体制で52度、56度、60度

高速グリーンでアプローチに高さを出してピタリと止めたい、という場合は必然的にロブショットを多用します。

すると必要になってくるのが60度のウェッジです。この60度のウェッジを基準にして4度刻みに入れたウェッジセッティングがこちら。プロツアーではこの組み合わせも多くみられます。

ウェッジは他のクラブとの兼ね合いで何本入れるか決めよう

ゴルフはご存じの通り、クラブの最大本数は14本以内までと定められています。

ショートゲームを重視したいゴルファーはウェッジの本数とロフト角を決めてから他のアイアンやフェアウェイウッド、ユーティリティなどで数を調整します。

逆にショットの距離をクラブによって打ち分けてたいゴルファーは、他のクラブを揃えてからウェッジがあと何本入るか、でウェッジのロフト角と本数を調整します。

どちらかのやり方が正解、というわけではなく個人のプレースタイルの違いですのであなたにぴったりのウェッジセッティングを見つけてみてください。

アイアンセットのAWやSWはアリなのか?

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一般的にアイアンセットがあって、ウェッジは別のものを揃えるイメージがあります。ただ販売されている多くのアイアンには別売りでAWやSWが用意されているクラブも少なくありません。

なんとなく上級者は別メーカーのウェッジを使っている印象ですが、果たしてアイアンセットの流れを汲むAWやSWはアリなのか。

答えは「アリ」です。

それはなんといってもアイアンからのバランスやロフト角からつながりを持たせたクラブだからです。アイアンの使用感やスペックそのままにアプローチやバンカーで使っていけるのは大きなメリットとなります。

アイアンと同じような感覚で使いたい。ちょうどいいウェッジが見つからない、というゴルファーにはアイアンセットのAWやSWは充分にアリな選択肢となるんです。

もうこれでウェッジの選び方で迷わない!

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ゴルフの中でもスコアメイクに直結するショートゲーム。そのショートゲームで必ず使用するウェッジはあなたのスコアメイクのカギを握っていると言っても過言ではありません。

ウェッジは種類や選択肢が多いのでなかなか迷いやすいポイントではありますが、ぜひウェッジの選び方の参考にしていただいてぴったりのウェッジに出会えると良いですね。

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とや
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ゴルフを始めてはや10年。 ここ最近、めっきりラウンド数が少なくなってしまった中年ゴルフライター。 腕前は中級者でも「ゴルフは物理!」を座右の銘にロジカルな記事を発信していきます。

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