ゴルフ場にスニーカーはマナー違反?行き帰りの靴や注意点を解説!
ゴルフ場でコースを回るときに、ゴルフシューズを用意すべきか、スニーカーでもいいのか迷う方も多いのではないでしょうか?
ゴルフにはプレー以外にもドレスコードなどいくつかマナーがあります。
ゴルフ場で履く靴もマナーの1つです!
知らずに恥をかかないためにも、ゴルフ場でスニーカーがNGな理由や、行き帰りの靴について確認しましょう。
ゴルフ場でスニーカーがなぜNGなのか
最近は以前と比べてプレー時の服装もカジュアルになってきていますが、ゴルフ場でのスニーカーはNGになります。
ゴルフ初心者であれば、なぜスニーカーがNGなのか不思議に思うこともあるでしょう。
スニーカーがNGな理由には以下があげられます。
スニーカーは滑りやすく危険
ゴルフシューズと違い、スニーカーはソールに滑り止めがついていません。
ラウンドはバランスの悪い斜面や雨が降ったときには、芝生が特に滑りやすくなります。
初心者の方であれば、カートには乗らずに走る機会も多いでしょう。
ソールに滑り止めのないスニーカーだと滑って怪我をしてしまうため危険です。
また、グリップ力のないスニーカーだと踏ん張りが効かず、スイングに影響が出てしまいます。
安定した体勢で打つためにもゴルフ場ではゴルフシューズを履くようにしましょう。
ゴルフ場の芝を傷める可能性がある
スニーカーはゴルフ場で履くことを想定して作られていません。
スニーカーの種類によっては、芝生を傷めてしまいます。
また、普段使いしているスニーカーであれば、汚れや菌が付着しています。
ゴルフ場に菌を持ち込むことで手入れしてある芝生を傷めてしまう危険性があります。
スニーカーに限らず、靴に汚れがついていたらふき取るなどゴルフ場側への配慮も大切です。
ドレスコード的にスニーカーがNGなケースがある
ゴルフは紳士のスポーツといわれており、プレー以外のドレスコードにもマナーがあります
名門コースなどではスニーカーNGと記載してあるケースもあります。
ゴルフ場によってはわざわざスニーカーがNGと記載していないところも多いでしょう。
しかし、サンダルなどカジュアルすぎる靴で行くと注意されることもあるようです。
最近は昔ほど服装に対して厳しくなくなってきていますが、迷ったらゴルフシューズを用意することがおすすめです。
ゴルフ場への行き帰りはスニーカーでもいいの?
ゴルフシューズをどのタイミングから履いていくべきか、スニーカーで行ってもいいのか迷うケースもあるでしょう。
厳しいルールがなくとも実際にはゴルフ場に着いたあと、ゴルフシューズに履き替える人が少なくありません。
ゴルフ場でゴルフシューズに履き替える人が多い理由や注意点について解説します。
ゴルフ場への行き帰りで履くべき靴
以前まではゴルフ場に行くまではフォーマルなスタイルが好まれていましたが、最近のゴルフ場では行き帰りの靴はスニーカーでもOKです。
実際にカジュアルに楽しめるゴルフ場も増えてきます。
しかし、サンダルなどカジュアルすぎる靴や見た目が汚れているような靴はマナーとして相応しくないので避けるようにしましょう。
また、名門コースなど会員制のゴルフ場では行き帰りの靴はフォーマルなものが推奨されているので注意が必要です。
実際にゴルフ場でゴルフシューズに履き替える人が多い理由
ゴルフシューズを家から履いていく場合の1番のメリットは運ぶ荷物が少なくなることでしょう。
一方で、スパイク付きのゴルフシューズは普通の道では歩きにくく、運転にも適してません。
また、長い時間履くことで靴底がすり減ってしまう、ゴルフシューズが汚れてしまうなどのデメリットがあります。
ゴルフシューズを傷めないためにも、ゴルフ場まではスニーカーで行きたいという方が多いのでしょう。
ゴルフシューズにはゴルフ場で履き替えよう
名門コースなど、一部のゴルフ場ではゴルフシューズはロッカー室で履くようにホームページに明記してあるケースもあります。
ホームページを事前に確認して、記載がある場合は家からゴルフシューズを履いていくのはやめましょう。
また、記載のないゴルフ場でも汚れた靴で芝生に入るのはマナーとして良くないため、基本的にはスニーカーで行って、ゴルフ場でゴルフシューズに履き替えることがおすすめです。
ゴルフシューズの種類と注意点
一言にゴルフシューズといっても種類はさまざまです。
スパイクの種類などを知らずに買ってしまうと合わないこともあるため、事前に確認することが大切です。
初心者におすすめのタイプやデザイン性など、自分に合うゴルフシューズの参考にしてみてください。
ソフトスパイクとスパイクレスの違い
ゴルフシューズにソフトスパイクとスパイクレスがあります。
それぞれの違いを解説します。
ソフトスパイク
ソフトスパイクは靴底にスパイクがしっかりついているため、グリップ力が高く、傾斜にも強いです。
安定した体勢で打つことできるため、プレーに集中できることがメリットです。
スパイク部分の取り外しが可能で、劣化した場合は交換できます。
デメリットとしては、普段履いているスニーカーよりもスパイクがついている分重さがあります。
スパイクがあることに慣れていない方だと動かしにくいと感じるでしょう。
スパイクレス
スパイクレスシューズは名前の通り靴底にスパイクが付いていません。
しかし、ソール面に滑りにくい凹凸の加工がしてあり、スパイクレスだからといって滑りやすいというわけではありません。
スパイクが付いていないので、普段の靴と同じ感覚で履けることがメリットです。
ゴルフ練習場で履いている方も多いですね。
デメリットとしては、ソフトスパイクと比べると踏ん張りにくいという点があります。
中級者以上で足元を安定させたい方は、ソフトスパイクのほうが合っているケースがあります。
初心者におすすめのゴルフシューズとは
初心者にはスパイクレスシューズがおすすめです。
スニーカーに慣れている人だと、グリップ力が高すぎるソフトスパイクのゴルフシューズは歩いてて疲れる可能性があります。
スパイクレスシューズであれば、スニーカーのときとあまり変わらないので、プレーへの影響も少なくなります。
また、最近のスパイクレスシューズは滑りにくくなってきているので、初心者の方でも十分安定したスイングで打つことができるでしょう。
スニーカーのようなカジュアルなデザインでもOK!
最近はゴルフの服装もカジュアルな格好が増えてきました。
ゴルフシューズもスニーカーのようなスタイリッシュなデザインが人気になってきています。
普段のゴルフウェアがカジュアルな方にはスニーカーなようなデザインもおすすめです!
迷ったら自分の好きなブランドから選ぶのも選択肢の1つですね。
ただ、デザイン性が高いものはスパイクレスシューズが多いので、スパイク付きのゴルフシューズを使っている人はプレーのしやすさも確認するようにしましょう。
場面ごとのゴルフ場のシューズマナー
昔よりは恰好もカジュアルになってきて、スニーカーのようなデザインも増えているため、正直ぱっと見だとスニーカーとの違いも分かりにくいです。
実際にはスニーカーでラウンドをしている人もいるでしょう。
しかし、特に気をつけておいたほうがよい場面としては、名門コースを回る場合や、仕事関係のゴルフになります。
仕事関係でゴルフを始めたという方も少なくないでしょう。
印象を悪くしてしまわないように、仕事で上司とラウンドする予定があるのであれば、早めにゴルフシューズを用意しておいた方が安心ですね。
ゴルフ練習場(打ちっぱなし)はスニーカーでもいいの?
ゴルフ練習場(打ちっぱなし)はラウンドではないので、服装などのマナーは厳しくなく、ゴルフ練習場(打ちっぱなし)であれば、スニーカーでも問題ありません。
ゴルフ練習場(打ちっぱなし)に行く場合のスニーカーとゴルフシューズそれぞれメリット・デメリットを紹介します。
ゴルフ練習場(打ちっぱなし)でゴルフシューズのメリット・デメリット
ラウンドと同じ状態で練習できることがメリットです。
ソフトスパイクであれば、ソール分スニーカーより高さがあります。
なるべく本番のラウンドと同様にしたい場合は、ゴルフシューズがおすすめです。
デメリットとしては、なるべくゴルフシューズを傷めないようにするには、ゴルフ練習場で履き替える必要が出てきます。
荷物が増えるのを面倒と感じる人も多いでしょう。
また、スパイクは芝生の上で打ちやすいように作られているため、ゴルフ練習場の人工マットだと打ちにくいと感じるケースも少なくありません。
ソフトスパイクで人工マットを使うとグリップ力が効きすぎて、ゴルフシューズを傷めてしまう可能性もあります。
ゴルフ練習場(打ちっぱなし)でスニーカーのメリット・デメリット
普段がスパイクレスならスニーカーで練習してもラウンド時の違和感は少ないでしょ。
ゴルフ練習場(打ちっぱなし)で履き替える必要もないのも嬉しいポイントです。
デメリットとしてはやはりゴルフシューズと比べて滑りやすくなる点があります。
また、スニーカー自体がゴルフのプレーを想定して作られてないので、力の入れ方によってはスニーカーが傷みやすくなるでしょう。
初心者のうちはゴルフシューズまで用意する必要があるか悩む方も多いでしょう。
カジュアルなゴルフが増えてきているとはいえマナー的にNGと考える人が多いです。
また、滑り止めの加工がないスニーカーだとグリップ力なく安定して打ちにくいというデメリットもあります。
ゴルフ場では基本的にゴルフシューズを持っていって履き替えるのがおすすめです!
まだゴルフシューズを持っていないという方は、スニーカーのようにスタイリッシュなデザインも増えてるので検討してみてはいかがでしょうか?