【練習場レビュー】ユニオンゴルフクラブ(八千代市)

ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県八千代市の「ユニオンゴルフクラブ」から練習場レポートをお届けしていきます。
1969年、36打席からスタートしたという同クラブは、ゴルフ界のレジェンドである尾崎三兄弟も愛用した老舗の練習場。現在は、球数制の「メインフィールド」と、時間制・打ち放題の「グリーンフィールド」&9ホールのショートコース「ガーデンコース」という3つのゾーンを備えています。

「メインフィールド」の入場料は、早朝&18:00以降が無料
東葉高速鉄道「八千代緑が丘駅」と「船橋日大前駅」のほぼ中間に位置する同クラブは、1年を通して朝6:30にオープン!
球数制の「メインフィールド」は22:30まで、時間制・打ち放題の「グリーンフィールド」は22:00まで、ショートコースの「ガーデンコース」は17:00までの営業が基本です。

「メインフィールド」は通常400円の入場料が、オープンから9:00まで(土日祝は8:00まで)と、夜18:00以降は無料となります。球貸し料金は、40球500円が目安です。

同クラブの外観は打ちっぱなしというよりも、ちょっと立派な草野球場のようにも見えます。

今回は「グリーンフィールド」&「ガーデンコース」の2時間フリープラン(平日2,900円)を選び、打ち放題→ショートコース→打ち放題という練習メニューを組んでみました。

グリーンフィールドの受付はプレハブ風の建物に入り、

階段を上がった先のこちらになります。

ちなみに「打ち放題のみ」を利用する場合は、平日は60分1,800円、90分2,300円、120分2,800円。土日祝は、それぞれ+500円という設定です。
打ち放題は“安心感”という意味でも1F打席がオススメ
それでは練習スタート! 最長250yardのドライビングレンジには全220打席が用意され、打席からはマンションに向かって打っていく景色が広がっています。

打ち放題では、1F&2F打席のどちらを選ぶのも自由です。

打席の脇には貸出ボールがどっさり積まれていて、やる気にブーストをかけてきます。

セミオートティーアップの打席はゆとり十分ですが、前方スペースが心なしか狭い感じもするので、2F打席を利用する際は万が一の転落にご注意ください。

とくにこだわりがなければ、安心感が高く、アプローチの距離感も掴みやすい1F打席がオススメです。

ちなみに1F打席の後方には、大きなパターマットも敷かれていました。
目的や調子に合わせて自由な練習メニューを組める!
山盛りの1カゴを消化したところで、いざショートコースへと向かいます。

ショートコースはもっとも長いホールでも63yardしかないので、パター+ウェッジ1本(もしくは2本)+目土袋というスタイルが基本となります。また、ボールは「3つまで利用可」とのことでした。

1番ホール(20yard)は、オーバーを注意しながら無難にスタートしていきたいところです。

2番ホール(25yard)は、打ち上げの砲台グリーンになっています。

3番ホール(45yard)まで来て、ふと気が付きました。ここはショートコースというよりも、様々なシチュエーションがある“アプローチ練習場”と捉えた方が良いのかも、と。

その“証拠”に、芝にはターフ跡がたっぷりとありました。

ボールは3つまで利用可+目土袋を案内されたのは、「そういうことなんだ!」と独り合点した次第です。

4番(23yard)&5番ホール(25yard)あたりには、

おあつらえ向きのバンカーや、

おあつらえ向きのグラスバンカーが設置されています。後ろに利用者がいなければ、ここに留まって濃密な練習ができそうです。

距離がそこそこある打ち上げの8番(55yard)は、人気のアプローチエリアになっているようで、ターフ跡という“証拠”が無数にありました。

本格的な高麗グリーンは、専門のグリーンキーパーが毎日管理しているとのことで、パター練習にもうってつけです。
ちなみに「ショートコースのみ」を利用する場合は、60分1,900円~という設定になります。

再びドライビングレンジへと戻り、時間いっぱいまで打ちまくって練習終了。
球数制or打ち放題に加え、アプローチをみっちり練習できるショートコースも備える「ユニオンゴルフクラブ」は、目的や調子に合わせて自由な練習メニューを組める、使い勝手のいい練習場と言えそうです。