ゴルフバックを飛行機に預けたい!注意点や料金を解説
飛行機での移動の際、ゴルフバッグを送ると旅行先で自分のクラブが使えるメリットがある一方で、破損のリスクなど注意点もあります。
この記事では、初めて飛行機でゴルフバッグを送る方のために、事前の準備や当日の手続き、到着後の対応などの方法と注意点を詳しく解説します。
飛行機でゴルフバッグを送るメリット
まず、飛行機でゴルフバッグを送ることのメリットをみてみましょう。
自分のゴルフ道具を使える
飛行機でゴルフバッグを送ると、自分に合ったゴルフクラブやボールを使えることが1番のメリットといえるでしょう。レンタルの場合、自分の好みやスキルに合わないものを使わざるを得ないこともあります。自分のゴルフ道具を使うことで、いつものパフォーマンスでゴルフを楽しめます。
旅行先での手間が省ける
飛行機でゴルフバッグを送ると、旅行先でレンタルする必要がありません。当日のレンタルに時間がかかることや、レンタル料金が発生することがなくなるのもメリットです。 慣れない場所でレンタルするよりは持っていく方が楽なケースもあるでしょう。
飛行機でゴルフバッグを送るデメリット
ゴルフバッグが破損するリスクがある
飛行機でゴルフバッグを送ると、破損のリスクがあります。特に、ゴルフクラブはデリケートな部分が多く、衝撃や圧力に弱いです。飛行機の積み込みや降ろしの際に、他の荷物とぶつかったり、重ねられたりすることがあります。その結果、ゴルフクラブが曲がったり、折れたりする可能性があります。また、ゴルフバッグ自体も傷ついたり、汚れたりすることがあるでしょう。
料金の超過や預けられないケースがある
各航空会社によって異なりますが、一般的にはサイズや重量の規定があり、超えた場合には超過料金が発生します。LCCなど一部の航空会社ではサイズにかかわらず料金が発生するケースも多いでしょう。また、航空会社や航空機のサイズによっては、そもそも大きなゴルフバッグを預けられないこともあります。重量制限やサイズ制限を事前に確認しておくが重要です。
飛行機でゴルフバッグを送る前に注意すべきこと
飛行機でゴルフバッグを送るには、事前の準備が重要です。以下の点に注意してください。
ゴルフクラブをしっかり梱包する
ゴルフクラブは破損しやすいので、しっかりと保護することが重要です。心配な方はヘッドカバーを付けるだけではなく、クラブの頭部分にバブルラップやタオルなどを巻いて、衝撃を吸収するようにしましょう。また、クラブ同士がぶつからないように、間にクッション材を挟むのもおすすめです。
ゴルフバッグに余計なものはいれない
ゴルフバッグには、必要なもの以外は入れないようにしましょう。ゴルフグッズ以外を入れると重量を増やすだけでなく、破損の原因にもなります。例えば、水筒、食べ物、雑誌や本などは別のバッグに入れるか、現地で購入する方が良いでしょう。
重量制限やサイズ制限を確認する
飛行機でゴルフバッグを送るには、各航空会社の重量制限とサイズ制限に従う必要があります。航空会社や路線によって異なりますので、事前に確認しておくことが大切です。
一般的には、重量制限は15kg~23kg、サイズ制限は158cm~203cm(長さ+幅+高さの合計)程度ですが、これらを超えると、追加料金が発生することがあります。また、一部の航空会社では、ゴルフバッグを預けること自体ができない場合もありますので、注意してください。
ゴルフバッグ自体の保護方法も確認しよう
ハードケースの使用する
ゴルフバッグを飛行機で送る際に、破損をなるべく抑えたい場合にはトラベル用のハードケースを使用することをおすすめします。ハードケースは、ゴルフバッグを固定して、外部からの衝撃や圧力を防ぐことができます。また、鍵やロックを付けることで、盗難や紛失のリスクも低減できます。ハードケースは、ゴルフ用品店やネット通販などで購入できますが、頑丈な分サイズや重量には注意が必要です。
ゴルフ用のトラベルカバーを使用する
ハードケースを使用しない場合は、トラベルカバーを利用する方法もあります。カバーをゴルフバッグを覆うようにして、破損や汚れを防ぐことができます。また、トラベルカバーには、持ち手やキャスターが付いているものもありますので、移動が楽になります。
飛行機で送る当日の流れと注意点
ゴルフバッグを飛行機で送る際の当日の流れを解説します。
時間に余裕をもって空港に到着する
飛行機でゴルフバッグを送る場合は、通常の手荷物や預け荷物よりも時間がかかることがあります。混んでいる時期だと預けるために長い時間並ぶこともあります。早めに空港に到着するように心がけましょう。
ゴルフバッグを預ける場合
飛行機でゴルフバッグを送る場合、手荷物預け機等でゴルフバッグを預ける方法が一般的です。ゴルフバッグを預ける際には、重量やサイズを測定され、無料の規定を超えた場合は一定の料金を支払う必要があります。料金は、航空会社や路線によって異なります。
ゴルフバッグを預ける際には、タグやレシートを受け取ります。タグやレシートはゴルフバッグの受け取りや万が一トラブルの際に必要になりますので、大切に保管しておきましょう。また、ゴルフバッグには、自分の名前や連絡先などを記入したタグを付けることもおすすめです。紛失や誤配の場合に役立ちます。
ゴルフバッグを手荷物として持ち込む場合
一般的には、手荷物として持ち込む場合のサイズ制限は55cm×40cm×25cm、重量制限は7kg~10kg程度ですが、これらを超えると、預け荷物として扱われます。多くの航空会社では、ゴルフバッグを手荷物として持ち込むことはできないでしょう。
また、ゴルフグッズなどを手荷物として持ち込む場合は、セキュリティチェックの対応が必要です。付属品は金属探知機に反応する可能性がありますので、検査官に説明してください。また、液体やスプレーなどの制限物品を入れないようにしましょう。これらは、機内に持ち込むことができません。
着地後の手続きについて
目的地に到着したら、ゴルフバッグを手荷物受取所で受け取ります。また、ゴルフバッグを受け取る際には、タグやレシートと預けた荷物が合っているか念のため確認しましょう。汚れや破損がないかも早めに確認しておくことをおすすめします。
ゴルフバッグの損傷や紛失した場合の対処方法
ゴルフバッグを受け取ったら、すぐに状態を確認しましょう。もし、ゴルフバッグやゴルフクラブに損傷や紛失があった場合は、まずは航空会社のスタッフの方に相談しましょう。破損の場合、状況にもよりますがスポーツ用品は壊れやすいため免責事項として補償されないケースが多いことは認識しておきましょう。また、預けた際のタグやレシートは捨てずに最後までとっておくことが大切です。
破損しても保険の対象とならないケースがある
ゴルフクラブは高価なため、破損などがあるとショックですよね。スポーツ用品の破損の場合、航空会社からは基本的に補償はないと考えておいたほうがいいでしょう。
また、ゴルフ保険も多くはゴルフ場内の破損を補償するなどに限定されており、移動中の破損は補償されないケースが多いです。心配な場合は旅行保険で携行品損害補償を検討するなど事前に確認しておくことがおすすめです。
各航空会社の規定・料金
飛行機でゴルフバッグを送る際には、各航空会社のゴルフバッグに関するポリシーに従う必要があります。以下は、主要な航空会社のゴルフバッグ預入についての一覧です。国際線やクラスによっても異なります。詳細は、各航空会社の公式サイトを参照してください。
国際線でゴルフバックを送る場合の注意点
ハワイなど海外でゴルフを楽しみたいという方も多いのではないでしょうか。せっかくの旅行でトラブルにならないように注意点を確認しましょう。
コードシェア便では他社の手荷物ルールが適用されるケースがある
2社以上で共同で運行しているコードシェア便では、状況によって他社の手荷物ルールが適用になることがあります。大手の航空会社を選んでいてもLCCとの共同運行で超過料金をとられてしまったというケースもあります。事前に航空会社に確認するようにしましょう。
海外にゴルフバッグを送る場合の料金
一般的には海外だからといって預け入れで超過料金がかかるという訳ではありません。各航空会社の既定の範囲内であれば無料で送ることができます。しかし、通常よりも大きい場合やLCCでは料金が高くつく可能性もあるため、事前に確認しておくことが重要です。
海外の場合は預け入れ以外の選択肢も検討しよう
そもそも海外は大きなスーツケースを持っており、ゴルフバッグも一緒に持って乗り降りは大変です。航空会社によっては、海外の到着空港までゴルフバッグを送ることができるサービスもあります。
また、荷物の破損や紛失を心配する方も多いのではないでしょうか。海外でのゴルフはエンジョイゴルフとして、レンタルを選択するのもおすすめです。
まとめ
飛行機でゴルフバッグを送ることによって、ゴルフ旅行をより楽しむことができます。一方でしっかり対策をしないと破損してしまったり、超過料金が発生してしまったりと旅行先でトラブルになるケースもあります。ゴルフバッグを送るうえでの事前の準備や当日の手続き、到着後の対応などを把握して、ゴルフを楽しみましょう。この記事では、初めて飛行機でゴルフバッグを送る方のために、その方法と注意点を解説しました。