【練習場レビュー】ゴルフざんまい(鎌ヶ谷市)

ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は千葉県鎌ヶ谷市の「ゴルフざんまい」から練習場レポートをお届けしていきます。
24時間365日、月額9,800円で通い放題となる同練習場は、まさに“ゴルフざんまい”な生活を実現できる、無人のインドア練習場です。施設内には、弾道測定器の「SKYTRAK(スカイトラック)」付きのショットブースを2打席と、チップショットも練習できるパターブースを備えています。

外観は不安を覚えるけれど、予約などは今どきのスタイル
東武アーバンパークライン「鎌ヶ谷駅」から徒歩7分の位置にある同練習場は、24時間365日、休むことなく営業中!

鎌ヶ谷駅方面から千葉県道8号(通称:船取線)を北上していくと、見逃してしまいそう&ちょっと不安を覚える建物を発見しました。

専用の駐車場(2台分)は、向かいにある釣具店「タックルベリー」の裏手にあります。ただし、目の前の道路は一方通行で進入禁止のため、ぐるりと大きく迂回する必要があります。

今回は事前にLINE登録&会員登録を済ませ、初回お試し限定となるショットブース50分+パターブース25分=「75分2,000円」の体験チケットを購入しました。

ブースの予約が完了すると、管理者の方から連絡があり、「立ち合いの要/不要」について尋ねられます。
入室方法やスカイトラックの操作方法についてはLINEで案内してくれるので、今回はお手間をかけない「不要」を選んで、気楽に体験させていただきました。

ちなみにブースを予約する際は、空いている枠から希望の枠を選んでいく形になります。
ゴルファー向けの“虎の穴”みたいなショットブース
色んな意味でドキドキしながら入室です。

会員プランは、いつでも通い放題(9,800円)のほか、土日祝限定プラン(6,800円)や平日限定プラン(5,800円)、パターブース限定プラン(4,800円)を用意。残念ながら、会員以外の同伴は不可のようです。

入室の際は、案内された暗証番号を入力してドアを開錠します。

引き戸をがらがらと開けると、手作り感のあるショットブースが目に飛び込んできました。

2打席のショットブースには、それぞれスカイトラックが設置されています。

スカイトラックの設定は、事前にYouTubeチャンネルの動画を案内してくれたほか、ブースにも操作マニュアルが置かれていたので、比較的スムーズに行うことができました。

マットにオレンジの光が当たっていれば、設定完了です。

スカイトラックの本体は、ドライバーを計測する場合は台座の上をキープし、

アイアンやウェッジを計測する場合は台座から手前側に引き出します。

スカイトラックの計測は、当たり前といえば当たり前ですが、打ったフィーリングに近しい感じです。やはりショットの“中身”をデータで確認できると、スイング作りや飛距離アップの大きな助けになりますね。

ショットブースは決してお洒落ではないですが、ゴルファー向けの“虎の穴”みたいな雰囲気の中で、練習に打ち込むことができそうです。
欲を言えば、打席の後方などに大きな鏡があればベターでした。
フック/スライスライン、順目/逆目のパッティング練習が可能
お次はパターブースへ。ショットブースとパターブースは、別々の入り口から入室します。

ドアには「パター専用」と書いてありますが、アプローチ練習も可能です。

ドアを開けると、全面グリーンの床が広がっています。練習好きのゴルファーなら、「自宅にこんなスペースが欲しい!」と思わずにはいられないでしょう。

こちらは、パターブースの奥からドア方向を見た図。ドアの横には大きな鏡が設置されているので、アドレスや“スローモーション素振り”のチェックなどができます。

グリーンは基本的にフラットながら微妙な傾斜があり、フック/スライスライン、順目/逆目のパッティング練習が可能になっています。グリーンスピードは、9.5ftに設定しているそうです。

カップインの音はブース内に響きわたるので、練習にも自然と身が入ってきます。

ブース内には、ボールを連結した練習器具も用意されていました。これがなかなか難しいのですが、真っすぐ転がったときの快感はひとしおです。
ちなみに退出時にドアを開ける際は、通行人や自転車などと接触しないように注意しながら、ゆっくりと慎重にお願いします。

ゴルフ好きがゴルフ好きのために作ったような「ゴルフざんまい」は、意地でも上手くなりたいと考える、負けず嫌いのゴルファーにうってつけかもしれません。