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ゴルフで重要なバックスピン量|適正な飛距離を打つためのコツと練習法

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スキルアップ
2024-01-26
2024-02-09

「飛距離が伸びない」「グリーンに着弾してもランが出てこぼれてしまう」その悩みの原因は、バックスピン量にあるかもしれません。

ゴルフでは、適正なバックスピン量で打つことがもっとも重要です。

バックスピン量が多すぎる場合も、少なすぎる場合もスコアに直結します。

クラブごとの適正なバックスピン量と打ち方のコツを掴んで、スコアアップを目指していきましょう。

そもそもバックスピンとは

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バックスピンとは、ボールが飛んでいくときに手前側へとかかる回転のことです。

ゴルフにおいてバックスピンは、ボールの飛び方や飛距離に大きな影響を与えます。

スピン量が多すぎるとボールが吹け上がり、少なすぎるとドロップボールになり、飛距離や安定性を失います。

例えば、ドライバーでバックスピンが多すぎる場合は、ボールが吹け上がってキャリーが落ち、さらにランが出ずなかなか飛距離が伸びません。

逆にアイアンやウェッジなどの場合は、バックスピン量が少なすぎるとグリーンに乗っても転がり落ちてしまう可能性があります。

このように、状況やクラブによって適正なバックスピン量が違うので、適正なバックスピン量で打てればイメージどおりのボールや飛距離を打てるようになるのです。

イメージどおりのボールや飛距離が打てれば、マネジメントどおりにショットができるので、スコアアップに繋がっていきます。

クラブごとの適正な飛距離が出るバックスピン量は?

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ここまで解説してきたとおり、適正なバックスピン量は、クラブごとによって異なります。

ここでは、クラブごとに適正な飛距離を出すために必要となる、バックスピン量の目安を紹介します。

スピン量の単位は、1分間の回転数「rpm(アールピーエム)」で表します。スピン量は、計測器付きの練習場や市販の計測器で測ることができます。

安定したショットを打つためにしっかり把握していきましょう。

ドライバーの適正なスピン量は?

誰でもドライバーは遠くに飛ばしたいと思っていると思いますが、バックスピン量によって飛距離が大きく変わります。

ドライバーの適正なスピン量は、ゴルフクラブメーカーのPingが公開しているデータによると以下のとおりです。

ヘッドスピード33~38m/sの人は2750~3000rpm

ヘッドスピード38~49m/sの人は2500~2750rpm

ヘッドスピード49m/s以上の人は2250~2500rpm

適正の回転数よりもスピン量が多くなると、ボールが吹き上がりすぎて飛距離が落ちます。

また回転数が少なくなると、ボールが上がらず飛距離が伸びません。

適正なスピン量でドライバーショットが打てれば、10~15ヤードほど飛距離が伸びます。

アイアンは番手数×1000rpmが目安

一般的にアイアンの最適なバックスピン量は「番手数×1000rpm」と言われています。

7番アイアンであれば7×1000⁼7000rpmが適正なスピン量です。

ただし、打点がズレてしまうケースやラフからのショットする場合、スピン量が大幅に変化するので注意しましょう。

また、比較的ロフトの立っている飛び系アイアンと呼ばれるアイアンの場合は、「番手×800前後(7番アイアンで5600rpm)」が適正と言われています。

アイアンの場合は、スピン量が多すぎるとキャリーが伸びず、適正な距離を打つことができなくなるうえに、左右の曲がり幅が大きくなり狙った場所にボールを打つことができません。

反対にスピン量が少なくなると、左右の曲がり幅は少なくなりますが、グリーン上にボールが止まりにくくなり、グリーンに乗ってもこぼれてしまうことがあります。

バックスピン量が増える原因

ここまで紹介したとおり、バックスピン量が増えすぎると、ボールが前へ進もうとする力よりも、上に舞い上がる力が強くなり飛距離が出ません。

ドライバーでボールが吹け上がって飛距離が出ない人は、バックスピン量が多すぎるかもしれません。

ここでは、バックスピン量が増える原因を紹介します。

ダウンブローで打ち込むとバックスピン量が増える

ダウンブローでインパクトをすると、バックスピン量が増えます。

ダウンブローで打ち込むと、ボールを上から下に擦るようにクラブが当たるので、より多くのバックスピンがかかります。

アイアンであれば、バックスピン量が増えることでグリーン上にピタっとボールが止まるので良いでしょう。

ただし、ドライバーでダウンブローに打ち込むと、適正のスピン量の範囲を超えてしまい、ボールが吹け上がってしまいます。

ドライバーの軌道は、緩いアッパーブローが理想です。

アウトサイドインの軌道はバックスピン量が増える

アウトサイドインとは、外側から中側へとクラブヘッドが抜けていくようなスイング軌道のことです。

アウトサイドインのヘッド軌道は、ダウンブローのインパクトを迎えやすくなり、バックスピン量が増えます。

さらに、横回転も強くなりボールが大きくスライスします。

アウトサイドイン軌道は、ボールが吹けあがり、スライスするという2つの飛距離を大きくロスする弾道となってしまうのです。

バックスピン量が少ない原因

バックスピン量が少ないと、浮力が足りず、すぐにボールが落下してしまいます。その結果、キャリーが出ずに大きな飛距離ロスになります。

ここでは、バックスピン量が少なくなる理由を紹介します。

インサイドアウト軌道が強いとバックスピン量が少なくなる

インサイドアウト軌道とは、中側から外側へとクラブヘッドが抜けていくようなスイング軌道のことです。

インサイドアウトのヘッド軌道が強くなると、アッパーブローが強くなる傾向にあります。

アッパーブローが強くなると、バックスピン量が少なくなるだけでなく、左向きの回転がかかりやすくなります。

強烈に左に曲がり、思わぬところにボールが飛んでしまいOBになる可能性もあるので注意が必要です。

【状況別】適正なバックスピン量の調整方法

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状況に合わせて適正なバックスピン量でショットができれば、適正な飛距離で狙った場所にボールを打つことができます。

それができれば、イメージどおりにボールが打てるようになります。

状況別の適正なバックスピン量の調整方法を押さえて、スコアアップを目指していきましょう。

ドライバーでスピン量を減らしたい場合

ドライバーでスピン量を減らすもっとも簡単な方法は、「ロフトを立てる」ことです。

ドライバーのスピン量が多く、ボールが吹けあがって飛距離が出ない場合は、ロフト角を立てることでスピン量を減らすことができます。

ほとんどのドライバーにはロフト調整機能が備わっているので、レンチを回して1度または2度ロフトを立ててみてください。

ドライバーでスピン量を増やしたい場合

ドライバーでスピン量を増やしたい場合は、「ロフトを寝かせる」ことです。

アイアンやウェッジのバックスピン量が多い理由は、ロフトが寝ていることにあります。そして、ダウンブローのスイング軌道となるからです。

スピン量が少なくボールが上がらないと、アッパーブローで打てば良いと思う人も多いでしょう。しかし、アッパーブローにしてもバックスピン量は上がりません。

そのため、ドライバーでスピン量を増やす場合は、ロフトを寝かしてレベルブロー(払い打ち)の感覚でスイングしましょう。

アイアンで適正なバックスピン量を打ちたい場合

アイアンで適正なバックスピン量を打つ場合は、「ハンドフォーストでダウンブローに振りぬく」ことです。

ボールにバックスピンがかかる要素は、インパクト時の入射角にあります。

入射角が大きいほどスピン量が増えるため、クラブがダウンブローで打つのが効果的です。

ハンドファーストで打つと、ヘッドの最下点がボールより前方にきます。

それにより、上から下にボールが擦れるように当たりバックスピンがしっかりかかったショットが打てます。

グリーン上でボールを止めるバックスピンの掛け方

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プロのように、グリーン上でボールがピタッと止まるバックスピンを打ちたいと思っているゴルファーも多いでしょう。

バックスピンがかかる打ち方にはコツがあります。

コツを押さえて、楽にパットが打てるようなショットを打てるようになりましょう。

バックスピンがかかる打ち方の3つのコツ

どれだけバックスピンが掛かるかは、ロフト角とヘッドスピード、ヘッドの入射角の3つで決まります。

まずクラブのロフト角が大きいほど、ヘッドスピードが早いほどバックスピン量が増えるというポイントを覚えておきましょう。

そして、ヘッドの入射角もスピン量に大きな影響を与えます。

これらを踏まえた上で、バックスピンがかかる打ち方のコツを押さえて、グリーン上にピタッと止まるボールを打てるようにしましょう。

①ダウンブローで振りぬく バックスピンをかけるには、スイングの最下点をボールより前にする「ダウンブロースイング」で振り抜きましょう。ダウンブローで打つと、ボールが上から下へ擦れることで、バックスピンが掛かります。

②ハンドファーストを意識する ダウンブローでインパクトするためには「ハンドファースト」を意識することが重要です。ハンドファーストのスイングをすれば、自然と最下点はボールより前になるので、バックスピンが掛かりやすくなります。

③ボールの位置は真ん中よりやや右側に置く バックスピンをかけるためには、体の真ん中よりやや右寄りにボールを置くことも大切です。右寄りに置くことで、グリップが左側に寄り、自然とハンドファーストで構えることができます。

スピン系のボールを使う

もし使っているボールがディスタンス系であれば、スピン系のボールに変更してみましょう。

飛距離重視のディスタンス系は、ボールの表面が硬く反発力が高いのでスピンがかかりにくいです。

一方、スピン系のボールは、表面がソフトでインパクト時にフェースに吸い付くようなショットになり、スピンがかかりやすくなります。

スピン系のボールを使えば、ショートアイアンやウェッジでグリーンにピタッと止まるボールが打てるようになります。

グリーンでピタッと止める練習方法

グリーンでピタッと止めるボールを打つためには、ダウンブローで打つ練習をしましょう。

簡単にできる練習方法を2つ紹介します。

【テープを使ってダウンブローの練習】 スイングの最下点をボールの先にするために、テープを最下点の位置に貼り目印にして練習しましょう。ダウンブローが打てない人は、そもそもクラブの最下点がどこにあるのかが分からないという人が多いです。

練習場のマットの場合は、多少ダフってもマットで滑ってボールが飛んでくれるため、最下点がボールの手前になっている人が多くいます。

そのため、ボールの先にテープをセットしてアイアンを打つ練習をすることで、ダウンブローの軌道で打てれば、テープが剥がれるので軌道を把握することができるようになります。

【左足だけの片足打ちの練習】 ダウンブローで打つためには、インパクト時に左足体重で打つことが重要です。

左足体重でのインパクトを習得するために、左足だけの片足打ちの練習が効果的です。

右足を後ろに引きつま先で支え、左足に体重を掛けてハーフスイングをしましょう。

この時、バックスイングからインパクトまで右足に体重が乗らないように意識することが大切です。

まとめ

ゴルフにおいてバックスピンは、ボールの飛び方や飛距離に大きな影響を与えます。

スピン量が多すぎるとボールが吹け上がり、少なすぎるとドロップボールになり、飛距離や安定性を失います。

クラブごとの適正なバックスピン量を把握することで、イメージどおりのボールや飛距離を打てるようになり、スコアアップに繋がっていきます。

しかし、バックスピン量を調整するのは簡単ではありません。

適正なバックスピン量を打てるように、練習を重ねてマスターしてください。

練習場での練習はもちろん、自宅でもできる練習を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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監修者

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さーら
13 記事
こんにちは!さーらと申します! 5歳からゴルフを始め、数々のジュニアの試合や、アマチュアの試合など出場してきました。20歳までプロゴルファーを目指してきましたが、プロテスト最終選考で敗退。一時期は、「ゴルフはもうやらない!!」と思っていましたが結婚し、夫婦の共通の趣味として再開しました!現在はゴルフの楽しさより多くの方にを伝えるため、YouTubeチャンネルやインスタグラムにてゴルフ関連の発信活動をしています。 ベストスコア63 現在のアベレージ77 主な戦歴 2012年 キャロウェイ世界ジュニアゴルフ選手権2位 2014年 東北女子アマチュアゴルフ選手権 優勝 2019年 日本女子アマチュアゴルフ選手権競技 10位T     LPGAツアー ヨネックスレディース 7位T(ローアマ) LPGAプロテスト最終選考出場

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