一度はラウンドしたい！岡山県の名門ゴルフ場＆高級リゾートコースおすすめ10選

一度はラウンドしたい！岡山県の名門ゴルフ場＆高級リゾートコースおすすめ10選をご紹介！

岡山県にはゴルフ場が約54コースあり、中国地方で最多を誇るゴルフの盛んな県です。

高原タイプの名門ゴルフ場や、温暖な瀬戸内海に面した高級リゾートコースが肩を並べて並存するのが岡山県の特徴といえます。

吉備高原の裾野に広がる備中高原北房カントリー倶楽部は、”隠れた宝石”と呼ばれる景観の素晴らしい名門ゴルフ場です。

また、瀬戸内に面したシーサイド・リゾートのJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部は、全英オープンへの登竜門「ミズノオープン」が毎年開催されるチャンピオンコースでもあります。

地元をはじめとして、近隣の広島や兵庫、大阪からのゲストが多い岡山県のゴルフ場は、ビジターにオープンで予約がとりやすく、料金も比較的リーズナブルです。

どうぞ、記事を参考に、お好みのゴルフコースをみつけて、岡山県の名門ゴルフ場の奥深さや、リゾートコースの楽しさを満喫してくださいね。

備中高原北房カントリー倶楽部

引用：https://www.hokubo-cc.jp/

中国地方の隠れた宝石！

備中高原、標高430mのカルスト台地にはぐくまれた、”隠れた宝石”と呼ばれる、季節の美しさを満喫できる高原ゴルフリゾート。

カルスト台地に造られた奇岩や、ドリーネのくぼ地を活かしたゆるやかなアンジュレーションが特徴で、戦略性の高さが求められるレイアウトです。

日本ゴルフツアー機構（JGTO）の下部ツアー、男子クォリファイングトーナメント（QT）を2003年から2008年まで開催したトーナメントコースでもあります。

コースは、全体的に距離のあるミドルホールが多く、二打目でグリーンに載せるためにはウッドが必要となります。

コースは、椿コースと紅葉コースで構成する18ホール。

椿コースはタフなレイアウトで、紅葉コースは秋の紅葉が絶景です。

ホテル併設で、練習環境も完備しているので、たまには、ゴル友やカップルでステイ＆ゴルフ三昧するのもいいかも。

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JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部

引用：https://www.jfe-setonaikai.co.jp/

”潮風がハザードになる！”

全英オープンが開催されるゴルフの聖地「セントアンドリュースオールドコース」を彷彿とさせる日本屈指のリンクスコース！

名匠・加藤俊輔の設計による瀬戸内の人工島に造成された高級ゴルフリゾートです。

1998年から2024年の間、合計20回にわたり「〜全英オープンへの道〜ミズノオープン」が開催され、毎回上位3名の選手を「全英オープン」に送り込んできました。

大きくうねるフェアウェイと、「潮風がハザードになる」リンクス特有の強い海風の影響を想定したコースレイアウトです。

2024年度は木下稜介プロが12アンダーまでスコアを伸ばして優勝しています。

ゴルフの聖地、セントアンドリュースの手ごわいラフやポットバンカー、風のハザードを体験したい方はこのコースで、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

昔、仕事で立ち会った筆者の体験では、セントアンドリュースオールドコースのラフは、全英オープン本番では膝近くまで伸ばしていたので、力が足りないアマチュアにはほとんど対応不可能でした。

　瀬戸内海での2025年大会は5月29日からはじまります。ラフの深さも含めてトーナメント前後にプレーして本番並みの難度を味わうのも一興かも。

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東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ

引用：https://www.tojigaoka.jp/

瀬戸内の温暖な気候にめぐまれ、18ホールの中、14のホールから瀬戸内海を一望できるシーサイドリゾートコース。

2007年マンシングウェアKSBオープンの舞台で、石川遼選手が15歳という若さで、史上最年少のトーナメント優勝を果たしたことは語り継がれるエピソードです。

また、2010年からは「LPGAステップアップツアー 山陽新聞レディースカップ」が開催され、渋野日向子選手や勝みなみ選手など「黄金世代」のルーキーたちが育っていきました。

上の写真は、名物の最終18番、レギュラーティから553ヤードのロングホール。

グリーンまで140ヤード地点から太鼓橋がかかった大きな池が横切っているうえに、グリーン手前には長大な渚バンカーがひろがっています。

池の手前で美しくも難解な造作に思わずため息が出る名物ホールです。

たまには贅沢にキャディーさん付きのプレーと、ロッジでのんびりステイを楽しみたいゴルフリゾート。

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鬼ノ城ゴルフ倶楽部

引用：https://kinojo.jp/

桃太郎の伝説で有名な「鬼の城山」を望む、緑豊かな丘陵地に展開する名門ゴルフ場。

巨匠R・TジョーンズJr.の設計による個性豊かな18ホールです。

氏の設計哲学「リスクとアワード（危険と褒美）」を具体化したコース。

”難関にチャレンジすれば、ゴルフの神髄や喜びに出会えますよ”と、いっています。

また、ジョーンズJr.によれば、「アベレージゴルファーが楽しめるように距離や難易度の異なるティグラウンドをいくつか用意しています」とのことです。

名物ホールはアウトとインの上がりの9番と、18番。

なんと、真ん中のクリークを挟んで二つのホールがほぼ左右対称に造られていますよ。

上の画像は、上がりホールから見たクラブハウスの全景です。

世界的建築家である隅研吾氏がデザインした、鬼ノ城の自然に溶け込む瀟洒なクラブハウスは、内部のインテリアも含めて必見モノです。

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倉敷カントリー倶楽部

引用：https://kurakan.jp/

1963年（昭和38年）開場。

地元で愛称「倉カン！」と呼ばれ、英才・間野貞吉の設計による岡山県屈指の名門ゴルフ場です。

山陽自動車道倉敷インターから10分足らずの好アクセス。

瀬戸内の温暖な気候にめぐまれ、なだらかな起伏に展開する丘陵コースです。

上の画像のように、樹齢100年以上の松の木で完全にセパレートされた静かなたたずまい。

ただし、ショットが左右にぶれると林に入ってスコアにつながらないので、正確な方向性が求められます。

1975年にメジャーの日本プロゴルフ選手権、1987年に中四国オープンが開催されたチャンピオンコースでもあります。

名物ホールは9番のショートホール。

レギュラーティから192ヤード、フルバックから208ヤードと距離があるパー3です。

グリーン周りはすべてグラスバンカーで守られているので、グリーンを外すと難位度の高いアプローチが待っていますよ。

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山陽ゴルフ倶楽部

引用：https://www.sanyogolf.jp/

ジャック・ニクラウス・デザイン社によって設計・改修された雄大でフラットなチャンピオンコース。

尾崎将司選手が優勝した1996年の日本プロゴルフ選手権の開催にあわせて、ニクラウスJrが中心になって大幅に設計変更や改修が行われました。

上の画像のように、赤松の原生林に囲まれたフェアウェイはゆったりと広く、自然のアンジュレーションを生かして、距離もたっぷり。

コース・コンセプトは”チャレンジブル！”　

意訳して「危険に挑戦すれば大きな報酬を！」です。

一方、ティーイングエリアに立ったときにあらゆるレベルのプレーヤーが楽しく戦略を組み立てられるように、距離を大幅に変えた5種類のティを用意しています。

名物ホールはアウトコース6番ミドルです。

ホールのセンターにくねくねと長い、高低差が付いたスネークバンカーがつづいています。

バンカーの壁近くに入ると出すことも困難で、ほぼノーチャンス。

さらにグリーン周りの左右の深〜いバンカーにもご注意を・・・とのことです。（公式サイトより）

”チャレンジ”することが大好きなゴルファーなら、一度はラウンドしたい名門ゴルフ場。

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作州武蔵カントリー倶楽部

引用：https://www.sakushu-musashi.co.jp/golf/index.html

剣聖、宮本武蔵生誕の地「美作」近くにある名門ゴルフ場。

名匠・大久保昌氏の設計による「播磨・美作・因幡」の3コース、全27ホール。

コースは、戦略性に富み、武蔵の求道精神が見事に生かされているとのことですよ。（公式サイトより）

赤松林に囲まれたフェアウェイには効果的にバンカー群と池が配置されています。

ほとんどのホールから垣間見える日本の300名山である那岐山（なぎさん）が、ゴルファーの目を楽しませてくれます。

名物ホールは美作コースの8番ショートです。

上の画像のように、1オンすると押しボタンで、勢いよく噴水が上がる仕掛けになっています。

みんなで、”思わず拍手！”でしょうね。

ラウンドに疲れたら源泉を引き込んだ天然温泉が待っています。

アルカリ性単純温泉で女性にやさしい美肌効果があるとのことですよ。

併設のホテル作州武蔵は「当日1泊1R、3食付き、飲み放題付き」で22,530円からとお値ごろ価格。

楽天GORAで簡単に予約できるので、一度チェックしてみてくださいね。

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岡山カントリークラブ 桃の郷コース

引用：http://occ-momonosato.co.jp/

1962年（昭和37年）開場。

日本を代表する造園家、佐藤昌氏設計による岡山を代表する名門ゴルフ場。

JR岡山駅から車で約15分と、アクセス便利な丘陵地に展開する静かなたたずまいのゴルフコースです。

アウトコースは丘陵コースとはいえ比較的フラットなレイアウトになっています。

5番と7番の池越えショートホールでスコアを崩しやすいので要注意です。

上の画像は名物の5番ショートホール。

バックティから180ヤード、レギュラーティから165ヤードの池越えになっています。

上り斜面の上にあるグリーンは砲台形で、手前右にあるバンカーを避けて大き目に打つのが正解とのこと。

インコースは逆にアンジュレーションがあり、谷越えや打ち下ろしのホールがつづきます。

12番では、バックティから625ヤード、レギュラーティから610ヤードという打ち下ろしのモンスター・ホールが待っています。

左右にOBがあるので、”あまり無理せずに”挑戦してくださいね。

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久米カントリークラブ

引用：https://kumecc.co.jp/

岡山県でコースレート72.1と難易度1位、最強のチャンピオンコースです。

標高262m、糘山（スクモヤマ）の日当たりのいい南半分に展開する、一年中温暖なゴルフ場。

豊かな樹林に囲まれたなだらかなコースは、距離もありフェアウェイもゆったりと広め。

ガードバンカーと立木が周りを固める高速ベントの2グリーンをどう攻略するかが、スコアメイクのポイントです。

1982年と1985年に三菱ギャラントーナメント、1984年に山陽クイーンズゴルフトーナメントを開催したチャンピオンコースでもあります。

コース内からは弥生時代の住居跡が発掘され、9番ティの横に復元されているのも見過ごせませんよ。

参考価格ですが、平日セルフ昼食付7955円〜、 土日祝セルフ11530円〜と、名門ゴルフ場としてはお手頃価格が魅力的。

スタッフのサービスが行き届いているとの声と、高速グリーンが手ごわいとの口コミが多くみられます。

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吉備カントリークラブ

引用：http://ww91.tiki.ne.jp/~kibicc/

1975年開場。吉備の山並みの一つ、春山の裾野に広がる名門ゴルフ場。

1986年に関西プロゴルフ選手権を開催したチャンピオンコースです。

大きく成長した赤松林が美しい景観を作るとともに、空中ハザードとなって、ゴルファーを悩ませ、楽しませてくれます。

コースは比較的アップダウンが少なく、池や林がアクセントとして活かされたレイアウト。

要所に配置されたバンカーと、高速の砲台グリーンがスコアメイクのキー・ポイントとなります。

上の画像は、アウトの6番パー4、打ち下ろしで池越えの名物ホールです。

距離はあまり長くないのですが、左右から張り出した松がハザードとなって、池越えのティショットの打ち出し方向がとりにくいのが見てとれます。　

ティショットは、フロントティなら150ヤード飛ばせば、池を超えてフェアウェイに届くとのこと、 打ち下ろしなので豪快に振りましょう。

方向は、左はラフから傾斜があってOBゾーンに下っているので危険です。

右寄りに打つのが正解です。

グリーンは縦長で、きつい手前傾斜になっているのでピン下狙いがおすすめ。

230ヤードのドライビングレンジがあるので、ラウンド前のドライバーの調整もばっちりですよ。

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まとめ

一度はラウンドしたい！岡山県の名門ゴルフ場＆高級リゾートコースを10選してご紹介しました。

中国地方でゴルフ場がもっとも多い岡山県には、

・四季の景観美を誇る「備中高原北房カントリー倶楽部」

・全英オープンへの出場権を争うシーサイドリンクス「JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部」

・瀬戸内のゴルフリゾート「東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ」など、

個性的で魅力的なゴルフコースが数多く展開しています。

いずれのコースも、地元をはじめ、広島や大阪など近隣県からのゲストをオープンな姿勢で向かえてくれるのが特徴的です。

会員の紹介や同伴がなくても、平日はもちろん、土日でもウェブから簡単に予約ができて、スタッフのサービスも良質で、価格もお手頃です。

どうぞ記事を参考に、お好みの名門ゴルフ場や高級リゾートコースをみつけて、吉備の国、岡山のゴルフライフを思い切りエンジョイしてくださいね。