一度は行きたい！ハワイ・オアフ島の高級リゾートゴルフ場おすすめ10選

ハワイへ行くなら一度はオアフ島の高級リゾートゴルフ場でラウンドしてみたい！

そんなゴルフ好きの方に向けて、ハワイでのゴルフにハマって10年の筆者が、多数のラウンド体験をベースに、おすすめのゴルフ場を10か所、厳選してご紹介します。

オアフ島には約33のゴルフ場があります。海に面した本格的なシーサイドコースをはじめ、渓谷や熱帯のジャングルを舞台とした野性的なコースまで様々です。

記事では、おすすめのコースの紹介に加えて、ハワイでゴルフを初めてプレーする方のために、服装からプレースタイル、予約の方法までお役立ち情報も解説します。

どうぞ、記事を参考に、開放感あふれるハワイのリゾートゴルフを思い切り楽しんでくださいね。

エヴァビーチ・ゴルフクラブ

引用：http://ewabeachgc.com/

はじめてラウンドしたとき、フェアウェイやグリーンの芝が輝くような美しいコースに感激しました。ハワイの高級リゾートらしくメンテナンスの行き届いたコースです。

ワイキキから車で1時間弱、年間を通じて雨が少ないエヴァ地区にあります。

各ホールは「この木、なんの木」のCMでおなじみのモンキーポッドツリーや、ケアヴェ（マメ科の木）などが生い茂り、ゴルフ発祥の地・スコットランドのリンクスに似た景観になっています。

9ホールに配置された池と、視界を遮る木々の攻略がスコアメイクのポイントです。芝が濃く、ラフがからむのでアイアンの技術も試されます。

1番と17番にハワイの先史時代の史跡が残されているのも見逃せません。

プレーフィーは175ドル。12:30以降スタートは140ドルとなるので、午後のスタートを選んで、午前中の時間を観光や練習などに使うのもありかも。

タートルベイ・リゾートGC アーノルド・パーマー・コース

引用：https://www.turtlebayresort.com/things-to-do/golf

オアフ島の北端、ノースショアにあるアーノルド・パーマー設計の超名門リゾートコース。

スコットランドのリンクスを思わせるフロントナイン、緑豊かな南国風のバックナインと、前半と後半で対照的なレイアウトがゲストを楽しませてくれます。

LPGAツアーのSBSオープンを開催したチャンピオンコースとしても有名です。

名物の17番ミドルホールは、上の画像のように9つのバンカーが点在する、攻略が難しいホールです。何とかバンカーを避けてグリーンに到着すると、コバルトブルーの海がパノラマのように広がる絶景が待っていて、驚かされます。

ワイキキから車で約70分と、少し時間がかかりますが、ネイバーアイランドの風情を残した街並みやサーファーの遊ぶスポットも途中で立ち寄りたい観光ポイントです。

カポレイ・ゴルフ・コース

引用：https://kapoleigolf.com/

ロゴのヒマワリの花でよく知られているチャンピオンコース。ティグラウンドからグリーンが見えるトーナメント仕様のレイアウトが特徴です。

1996年から6年間はLPGAツアーのハワイアン・レディース・オープン、2012年から3年間はPGAチャンピオンズツアーを開催。アニカ・ソレンスタムやグレッグ・ノーマンなどビッグネームが優勝したことで話題になりました。

コースはブラインドホールがない代わりに、80のバンカーと11ホールにからむ5つの池が効果的に配置されていて、チャレンジングなショットを楽しめます。

カポレイのシグネチャーホールは池越えの18番ミドルホール。画像のように 左から大きな池が張り出していて、ティショットはフェアウエイの右中央を狙うのが正解です。

筆者がラウンドしたスコアカードを開いて思い起こしますと、セカンドも手堅く右回りに逃げてボギーで終わっています。

ティショット次第ですが、思い切って池越えのグリーンオンにチャレンジしたいホールです。

ロイヤル・クニア・カントリークラブ

引用：https://royalstar-gc.com/kunia.html

ワイキキから車で約35分の好アクセス。

ホノルル郊外のクニア地区にあるオアフ島屈指の眺望を誇るゴルフ場です。

すべてのホールからダイヤモンドヘッドとホノルル市、パールハーバーを一望できるので、地元のゴルファーはもちろん、観光客にも大変人気があります。

フェアウェイが広く、OBが出にくいのでスコアメイクがしやすいコースです。

ただし、アップダウンが頃合いにあり、池、クリークに加えて99のバンカーを配置しているので、ホールごとに攻め方を変える必要があります。

プレーフィーが150ドルと高級リゾートとしてはリーズナブルで、アフタヌーン100ドル、トワイライト80ドルと２段階で安くなる嬉しいシステムです。

午前中は散歩やショッピングをして午後からラウンドなど、フルに時間を使いたい方におすすめのゴルフ場です。

コーラル・クリーク・ゴルフコース

引用：https://www.ccgchawaii.com/

ワイキキから車で西へ約40分の好アクセス。雨が少ないエヴァビーチ地区にあるゴルフ場です。

曲がりくねったクリークでガードされたフェアウエイや、ポテトチップスのようにうねったグリーンなど、自然の地形を生かしたレイアウトが自慢です。

上の画像のように、ヨットが浮かぶ156ヤードの13番ショートがシグネチャーホールです。このホールにはホールインワン賞がついていた記憶があります。

広いティーイング・グラウンドの一角にある、可愛いフォーリー（六角堂）の前で結婚式を挙げることができます。

14番のロングホールは、636 ヤードもの距離がある難ホールです。

枝から地面までつづく長い根をたくさん垂らしたバニヤンツリーが、空中ハザードとなっています。フェアウエイにある2本のバニアンツリーをうまく避けられるかどうかが攻略ポイントです。

コーラル・クリーク・ゴルフコースは初心者から女性ゴルファー、ベテランまで、ハワイの楽しい思い出になるゴルフコースといえるでしょう。

コオリナ・ゴルフクラブ

引用：https://jp.koolinagolf.com/

オアフ島西部、ワイキキから車で約60分。オーシャンフロントに広がるコオリナ・リゾート＆マリーナ内にある本格的なリゾートゴルフコースです。

ミッキーマウスの顔の形をしたかわいいバンカーのあるチャンピオンコースとして有名です。

2012年のLPGAロッテチャンピオンシップで宮里藍選手が優勝して日本で話題になりました。

その後、ハワイ出身のミッシェル・ウィー選手が優勝したときは地元凱旋で大騒ぎになっています。

「水の魔術師」と呼ばれるテッドロビンソン設計のコースで、ウオーターハザードが16か所に設けられていることが特徴です。

フェアウェイは広く、ティショットは思い切り振り切れますが、グリーンオンしても2段や3段グリーンが多く、複雑なラインやタッチを読むスキルが試されます。

7番、10番、11番に並行して昔のサトウキビ列車の線路がコースの横に残っているのも楽しい。土・日には列車が走ることもあるとか。

インスタ映えする観光ポイントが多く、メンテナンスも行き届いているので、万人向けの楽しいコースといえます。

ハワイ・カイ・ゴルフコース（チャンピオンシップコース）

引用：https://hawaiikaigolf.com/golf-courses/

ワイキキから東へ20kmの好立地。ハナウマ湾、潮吹き岩を通り越した高級住宅地ハワイカイにあるゴルフ場です。

遠くにモロカイ島を望み、すべてのホールから太平洋を眺望できるのが自慢です。

ウィリアム・ベルがデザインした高低差のあるレイアウトと、右・左と曲がるドッグレッグがゲストの挑戦意欲をかき立てます。

飛ばし屋さんなら、ドッグレッグのティショットはアイアンで安全に刻むなど、戦略を練るのも楽しみ方の一つです。

ドローボールが自慢の筆者は左が狭いスタートホールで、いきなりフックが出て左へ曲げてOB！　がっくり来た記憶があります。　

名物の13番ミドルホールは、セカンドが左ドッグレッグの池越え。海に向かってのショットは向かい風になることが多いので要注意です。

ハワイ・カイは、海の景色と潮風と戦略が好きなベテランゴルファーにおすすめの舞台。

ゆっくりスタートできる115ドルの平日トワイライトが狙い目かも。

マカハバレー・カントリークラブ

引用：https://www.makahavalleycc.com/

オアフ島の西海岸、マカハ渓谷の大自然に抱かれた壮大なゴルフコースです。

はじめてラウンドしたとき、日本ではお目にかかれないごつごつした赤茶けた山肌に目を奪われました。

目を転じると、どのホールからも海が眺望できることに驚きます。オアフ島で最も野性的で、景観の素晴らしいゴルフ場です。

運が良ければ（？）野生のイノシシや孔雀に遭遇することも。

コースには自然のアップダウンがあり、チャレンジングなレイアウトです。グリーンは高麗芝のように芝目が強くて重いので、強めに打つ方がいいかも。

マカハバレーはワイキキから車で１時間以上かかりますが、大自然の中でのゴルフは他では経験できない楽しい思い出になるでしょう。

プレイフィーが約80ドル、トワイライトなら50ドル程度とお手頃価格なのも魅力です。

ハワイプリンスゴルフクラブ

引用：https://jp.princewaikiki.com/golf

ワイキキから車で西へ約45分。エヴァ平原にある西武プリンス系のゴルフ場です。オアフの2大山脈、ワイアナエ山脈とコオラウ山脈の緑深い景観が自慢です。

アーノルド・パーマーとエド・シェイの設計による美しい27ホールズ。難易度の異なるA、B、C、3つのコースから好みのコースを選んで組み合わせることができます。

フラットなフェアウエイには、90個の白砂のバンカーと美しい10の池が絶妙に配置されていて、ゲストの挑戦を待ち受けています。

レディースティが短めで女性ゴルファーにやさしいのも嬉しい。カートには数年前にGPSが搭載され、初めてのラウンドでも戦略を練りやすくなりました。

プリンスワイキキに宿泊すれば、ホテルからゴルフ場までのシャトルバスが無料です。プレーフィーも少額ですが宿泊割引が受けられます。

ロイヤルハワイアンゴルフクラブ

引用：　https://royalhawaiiangc.com/

えっ！　こんな山奥でゴルフできるの？

ロイヤルハワイアンゴルフクラブは、ワイキキから車で約30分。マウナウィリ渓谷の奥深くに潜む超難関コースです。

地元のゴルファーは「ジュラシックパーク」と呼んでいるそうです。SF超大作のロケ地だったとか。

コースは、ピート・ダイ設計のユニークなレイアウトを、ゴルフ殿堂入りのグレッグ・ノーマンが再設計しています。

かつて、歴代二人の米国大統領がプレーしたことでも有名です。

ヤシの木、バナナとコアの木、渓流や池に囲まれた熱帯の大自然の中で、チャレンジングなプレーを楽しめます。

コースはアップダウンが激しく、2回も池越えがあるホール、崖を超えるショートホール、枕木で囲まれたバンカーなど難関スポットが満載です。

「バッグの中の全てのクラブをテストします」と公式サイトも宣言しています。

ロイヤルハワイアンゴルフクラブは筆者も未体験のゴルフ場です。　

ハワイでゴルフするなら、腕試しに一度はチャレンジしてみたいジャングルコースです。

ハワイでゴルフが初めての方へのお役立ち情報

ハワイでのゴルフは日本のゴルフ場といろいろと異なることが多いので、慣れないと失敗することがあります。

ここでは、ハワイでのゴルフが初めての方に向けて、服装から予約の仕方まで知っておいてほしい「お役立ち情報」をご紹介します。

服装

襟付きポロシャツに短パンやスカートが一般的です。ドレスコードも、多くが「ゴルフらしい服装」と記載されています。日差しがきついので、キャップかサンバイザー、サングラスに日焼け止めも忘れずに。ホテルからプレースタイルで行くのがオススメです。

セルフプレー

ラウンドは、カートでのセルフプレーです。カートは通常二人乗りで、グリーン手前までフェアウェイ走行ができます。トワイライトスタート時はコース途中での日暮れに要注意です。薄暮のカート走行は危険ですよ。

スループレーと飲食

1ラウンドのときはスループレーで、ランチタイムはありません。クラブハウス前や移動売店などでサンドイッチやスパムなどを買って食べます。おにぎりなどの持参OKです。コース内に売店がないので、暑さ対策の飲み物を常備しましょう。

スタッフへのチップ

カートへのキャディバッグの上げおろしや、プレー後のクラブの掃除などスタッフからサービスを受けた時にチップが必要です。程度に応じて1〜3ドル。

同伴見学

プレーをしないライダー（同行者）のカート同乗ができます（有料）。

トワイライト料金

午後のスタートを選ぶとトワイライト料金として割引が適用されます。12時半や1時など比較的早い時間からの1ラウンドスルーは嬉しいシステムです。午前中の時間を有効利用できますよ。

予約の方法

①ゴルフツアーの現地の運航会社「カトウゴルフツアー」か「タチバナエンタプライズ」に直接予約するか、楽天GORAまたはJTB経由で予約する方法がおすすめです。

いずれも、日本語で予約、送迎などを事前に手配できるので安心です。人気ゴルフ場のスタート枠をリーズナブルな料金で確保できることがメリットといえます。

②ゴルフ場に直接予約する方法 ゴルフ場の公式サイトでオンライン予約をするか、または電話で予約ができます。日本語が使えないことがあるので要注意です。通常、プレイフィーは少し低く抑えられますが、タクシーやレンタカーなど往復の車を手配する必要があります。

③リゾート併設のゴルフ場 ハワイプリンスやタートルベイリゾートなどホテル併設のゴルフ場では宿泊者割引が適用されます。気が向いたら宿泊中に予約できるのも便利です。

ゴルフクラブの手配

ラウンドを数回予定するならMYクラブを日本から持参するといいでしょう。1・2回ならレンタルがいいかも。ゴルフ場やツアー会社でレンタルできます。

まとめ

ハワイへ行くなら一度は、オアフ島の高級リゾートゴルフ場でラウンドしてみたい！

そんなゴルフ好きの方に向けて、おすすめのゴルフ場を厳選してご紹介しました。

ノースショアや西海岸の高級シーサイドリゾート、マカハの山岳コースや、マウナウィリ渓谷の野性的なジャングルコースまで魅力にあふれたチャレンジングなコースばかりです。

公式サイトからの料金の目安や、ハワイでゴルフが初めての方に知っておいてほしいお役立ち情報もご説明しました。

どうぞ記事を参考に、好みのゴルフ場を選んで、爽快なハワイのリゾートゴルフを思い切り楽しんでくださいね。

※各ゴルフ場のプレイフィーの価格は2024年5月時点のものです。