シャンクに悩んでいる人は、ラウンド中に「また出るかもしれない」と不安を抱えがちです。
そして、シャンクが出る原因が「疲れ」なのではないかと一度は考えたことがあるはずです。
『疲れとシャンクには関係があるのか、本当の原因を知りたい』
『シャンクを直すために、対処法を身につけたい』
『シャンクが出やすいケースをあらかじめ知っておきたい』
以上のように思う人に向けて、以下の3つの内容をまとめて説明します。
- 疲れでシャンクが出る仕組み
- シャンクが出やすい3つの原因
- シャンクが出たときの対処法
シャンクに悩まされているゴルファー必見です。
シャンクの原因は本当に「疲れ」なのか?

シャンクは「疲れ」によって起こる場合"も"あります。
確かに疲れによってシャンクは出やすくなりますが、あくまで原因の1つにすぎません。
シャンクは体が疲れただけで出るのではないからです。
シャンクのメカニズムは、
インパクトの際にアドレスの状態よりもクラブや手の位置が前方に出てしまっていボールがクラブヘッド根本部分である「ネック」に当たり右方向に勢いよく飛んでしまうミスです。
何かしらの原因でクラブや手の位置が前方に出てしまっていることで
シャンクが起きやすくなるため対処が必要です。
体が疲れているときは、
アドレスやスイング中に体の使い方が乱れたり不安定になったりする傾向があります。
そのため、疲れているときにシャンクが出やすいと感じる人が多くいるのかもしれません。
疲れが原因でシャンクが出やすくなるケースと理由、そして対処法について解説していきます。
疲れが原因でシャンクが出る3つの理由と対処法

体が疲れているときは、以下のように体が動きに変化がでる傾向があります。
- 体の回転不足
- 手打ち
- 体の開き
ゴルフ練習場で練習中や、ラウンドの後半などに疲れてくると、
上記のような症状が出てうまく体が使えていない状態になります。
体が疲れた状態だと起きやすい、
シャンクが出る理由とそれぞれの対処法について詳しく解説していきましょう。
疲れでシャンクが出る理由①:体の回転不足
1つ目は、体の「回転不足」によりシャンクが出るケースです。
疲れてくるとアドレスからトップまでの体の「回転不足」が起こりやすくなります。
(深さが足りない・トップが浅いという状態)
回転不足による浅いトップで手打ちの状態になると、
インパクトのときに前傾姿勢を保ちづらく、
体が起き上がりやすい状態となるのです。
早い段階で体が起き上がるとその反動で
クラブや手の位置が上に向かったり、前方に出たりしてしまうなど不安定になりがちです。
そのため、インパクトの際にエッジやネック付近にボールが当たってしまい、
ハーフトップやシャンクが出やすくなります。
対処法は疲れた時こそ、下半身主導でアドレスからトップまで十分に体を回転させ、
深いトップを作ることです。
また、前傾姿勢を保つためには、
スイング中に前後の体重移動をおこなわないように意識して体に覚えさせましょう。
ゴルフ練習場での練習は実践を意識しておこなうことでスコアアップにつながります。
深いトップを作ったり前傾姿勢を保ったりすることは、ラウンド中に身につけようと思っても難しいので、反復練習で前傾姿勢を体に覚え込ませましょう。
疲れでシャンクが出る理由②:手打ち
2つ目は、「手打ち」によりシャンクが出るケースについて説明します。
シャンクが定期的に出る人は、
スイングが手打ちとなっている上半身主導の傾向があります。
(先程の浅いトップと似ています。)
疲れてくると体がうまく回らなくなり、
普段のスイングが下半身主導の人でも手打ちになりがちです。
手打ちのスイングは、インパクトでボールに当てにいこうとする動きが入るので、クラブや手の位置が前方に出てしまいます。
そうすると、ボールを芯で捕えられるようにアドレスしたとしても、
インパクト時にはヘッドのヒール側(根本部分)に当たりやすくなります。
過度にヒール側でボールを捕えた結果、
ボールがネックに当たりシャンクが出ます。
対処法は、「右サイドベンド」の動きを取り入れたり、
右ひざが前方に移動しないように残してスイングすることをおすすめします。(右利きの場合)
手打ちでシャンクが出やすい人は、
インパクトで体の右側(右肩・右ひざ)が前方に突っ込みがちです。
つまり、トップからインパクトまでアウトサイドイン軌道のスイングになっている傾向にあります。
右サイドベンドとは、トップの切り返しで「側屈(サイドヘンド)」と呼ばれる右側へ少し倒れ込む動きのことです。
右サイドベンドの動きが入ると、トップからインパクトまでインサイドアウト軌道のスイングになり、体の右側が前方へ突っ込みにくい状態になります。
しかし、ラウンド中に急にシャンクが出た場合は、
スイング軌道を変えることは非常に困難です。
その場合は、右ひざが前方に移動しないように
体重移動を減らして残すイメージでスイングしてみてください。
それだけでも、シャンクが改善される可能性があるのでぜひ試してみてください。
疲れでシャンクが出る理由③:体の開き
「体の開き」によってシャンクが出るケースについての紹介です。
だんだん疲れが出てくると、左足で体重を受け止めきれず
インパクトで左側の壁が作られずに体の開きが生じます。
インパクトのときに「体の開き」がある状態だと、
クラブのフェースが開いたり、腕が体から離れやすくなります。
トップからのダウンスイングでクラブフェースが開いたまま
インパクトを迎えたり、腕が体から離れると
ネック部分が前に出ているためシャンクが起きてしまうのです。
また、短い番手でシャンクが出やすい人は、
ボールを高く上げようと意識しすぎて体が開いている場合があります。
アプローチに際に体が開くと手元が浮きやすくなります。
そうすると、シャンクが出る可能性が高くなります。
対処法は、左足に体重の7割を乗せて、その状態のままテークバックからフォローするまで行います。
下半身の動きと体重移動が制限されるため、
体が開かずボールをクリーンに捉えることができます。
ラウンド中に体が疲れてきてシャンクが出始めたときは、上半身と下半身の動きをじっくりとチェックしてみてください。
また、ストロンググリップに変更してフェースが開きにくくすることも、
シャンクの改善に効果的だと言えます。
ラウンド中に大きく変化をくわえることで調子が狂うこともあります。
体の動きを意識したり、グリップを変えたりするなどの小さな変化で対処できるように、練習場で試しておきましょう。
まとめ:シャンクが出たときは体の使い方を見直そう

今回は、シャンクの原因は本当に「疲れ」なのか、ということをテーマに解説をしました。
記事の内容のまとめは以下の通りです。
- 疲れはシャンクが出る原因の1つ
- 回転不足や手打ち、体の開きに注意
- 練習場で対処法を習得しておく
ラウンド中のシャンクの原因が疲れによるときは、
自分なりの対処法を持っておけるといいですね!
まずは、ラウンド後半で疲れが出てきたときに、
自分にどのようなミスが出るか傾向を掴んでおきましょう。
自身のミスの傾向を知っておくことで、
練習場で対処法を準備しておくことができます。
スコアアップするためには、ラウンド中のマネージメント力が不可欠です。
シャンクが出ても、気落ちせず良いスコアでまとめられるように、
実践を意識した練習をしておきましょう。